2019年7月31日水曜日

最近の出来事

 ご無沙汰しております。夏期講習会が始まり、授業と補習で少し体力を削られています。それでも、授業だけではなくしっかり外交もして良い刺激を受け続けようと思っています。ところで、一気に暑くなってきたので皆さまご自愛ください。

 授業はまず小4から。小学生全体的に復習モードに入っています。折を見て計算の復習をしておかないと頭の中でやり方がごちゃごちゃになってしまうのです。それでも単元ごとの小学校のテストでは悪くない点数なので理解できていないことが見え辛く、中学生になってから「小学生の頃はできたのに」とつぶやくパターンに陥ります。そうならないように節目節目で計算の特訓をしています。ここまでは順調なので、お盆後には先取り授業に入れそうです。

 小5算数はグラフの読み取りが少し甘かったです。新指導要綱が読み解く力に重点を置いているので、これからは対応した問題を解こうと思います。今までのように「引き算」という単元を新しく習ったから、文章題では大きな数字から小さな数字を引けばいい、という考えしかしてこなかった子たちは全くわからないことが大量に発生するでしょう。うちの子たちはそうならないようにしっかりと練習させようと思います。

 小6算数も復習モード。計算特訓と5年生までの内容を分けてしています。計算特訓をし始めてから途中式が雑なことにビックリ。左辺と右辺が全く等しくない式を書いて、何が間違えているのか全く気づかないのです。例えば6×8-4÷2=6×8=48=4÷2=2=48-2=46のような式です。答えは正解ですが、これでは数学が理解できません。理屈をわからっず答えだけ正解しても意味はないのです。そんなことを説明して、徹底を図っています。

 ところで小学生は夏休みの宿題の量にとても学校差があります。算数がプリント1枚相当だったのは衝撃でした。当然、学校の先生の意図があるのでしょう。それでも塾はされなりの量の宿題をお盆休みには出そうと思います。

 中学生は夏休みに入り部活動の行事が増えています。大会などの大きなイベント後の授業では体力がほとんど残っていないのは仕方ありません。頑張って来ているととらえるべきでしょう。ただ、中1は塾リンピックや各種小テストの準備(勉強)にかなりの個人差があります。例年以上に手抜きが目立つの気がかり。このままではずるずる点数が下がっていくのは明白なので、来週まで待って改善されない場合は積極的に朝昼土日問わず呼び出すつもりです。夏期講習からの参加の子たちだけが合格という結果に奮起を促します。

 中2は特進数学で期待と不安を感じます。前者は約束通り先週内容の復習をしっかりしてから授業に臨んでいること。後者は授業中の脳の使い方です。脳の使い方とは「いかに頭を使っているか」です。普段使っていない(種類の)脳なので考え方が大変ですが、(脳に)ストレスを与えないとできることは増えません。「考える」ことに主眼を置いて展開していくので、頑張ってついてきてください。

 中3は過去の反省から解説ではなく暗記&確認テスト三昧の夏期講習です。座って聞いているだけで覚える努力をしなければ社会の点数は伸びるはずありません。五ツ木の模試でも五教科中最も全生徒平均偏差値が低かったので9月の五ツ木では必ずリベンジします。緑中は学年上位5人中4人がワンセルフ生でしたが、学年トップはなりませんでした。次回はしっかりと結果を出したいところです。