2020年1月8日水曜日

ご挨拶

 新年あけましておめでとうございます。旧年中はご支援・ご指導ご鞭撻いただきありがとうございました。一応、松の内(関東以北では7日までが多いようです)までにアップできました。
 
 1年半前、急に右肩から背中にかけて激痛が走って以来お世話になっている整骨院がるのですが、その効果にビックリの連続でした。握力が左右50弱あるのですが、左だけ20ぐらいに低下。少し触られただけで40強にまで回復したり、椅子に座れない痛みも1か月ほどで治りました。そんな整骨院の先生との会話で「20数年は速かった。ずっと成長したいから飽きることはない」とおっしゃっていたのが印象的です。私もこの仕事に飽きたことはありません。何らかの形で毎年成長していきたいと思っています。

 ところで、親の体罰禁止など、時代はドンドン変わっていきます。他人に対して無関心になることを望む世論に傾斜しているようで、今後の日本を憂います。子育てを周囲の大人でしていたのは今は昔になりつつあるのですね。何事も巻き込まれない程度の距離を保ち「先生」と呼ばれる人も「情」より訴訟やトラブルを恐れて手が縮こまったり、モチベーションが下がっている話は枚挙に暇がありません。

 果たして、子どもは無責任な自由を手に入れようとしています。自由と責任は表裏一体のはずが自主性や本人次第という風潮で、みんなと同じことができない、話を聞けない、文を読み取れない子が急増しています。協調性を重んじる日本の社会の中で、野性に従った行動が目立つ人は将来どうなるのでしょうか。他人を思い遣らず自己主張ばかりの人と仲間になったり、共に働きたいと思うのでしょうか。

 自己責任という名の下で我が子以外の子育てが急激に無関心になっています。私は、小学生になったら親以外の大人に叱られる経験も大切だ、と考えています。親に注意してほしいと促すのではなく、してはいけないことをしたときその場で言わないと小学生であっても何を注意されているのかわからなくなることもあるので注意する。将来、大人になって社会に出たとき「良い教育を受けたね」と周囲に思っていただけるような指導をしたいです。

 子どもの行動の責任は親(大人)。モラル・マナーが行き届いた子を見れば「しっかりとご家庭で教育されてきたのだな」と感じます。そのお手伝いを塾で出来ればと思っています。卒業後、社会に出たとき笑顔で過ごせる日々であるよう学生時代に様々なことを身につけて欲しい。時代が変わろうとも感情移入しながら子どもたちに接するスタイルは変えるつもりはありません。子どもたちが眼前でしてはいけないことをしたとき、見逃して楽をするようになったら現場から去ります。

 そんな覚悟ですが、今年も宜しくお願い致します。