2020年6月12日金曜日

今週の出来事

 ようやく来週から学校が平常に戻ります。新生活スタイルはどれほど影響あるのでしょう。ちなみに東京都は関係代名詞と三平方の定理、中3の漢字を入試に出題しないことを発表しました。大阪府が追随する可能性は低いでしょう。また、私立高校は例年通りで出題する前提で授業しないと大変なことになります。学校現場も初めてのことだらけ、かつ上からの急な決定事項が下りてきてやりにくいことこの上ないでしょう。前例のないことしかない現状ですが、子どもたちにとって良い方向へ導いていけるよう試行錯誤の日々です。

 前回のブログでも書きましたが、笑い声と笑顔が増えました。それに伴い授業のメリハリもついています。課題や小テストに対する意識づけも少し手応えを感じています。例年通り手抜きをしようとする子もいますが想定内。丁々発止ができるほど平常に近づいています。みんなが前を向いて将来を考えることができるようになりました。一ヶ月前は将来が見えないほどコロナ禍に巻き込まれていたところから脱出出来て嬉しいです。

 中3は初めてZoomによる入試問題解説をしました。正直、リアルタイムオンラインで集中して聞けるのは中3だけだと思います。ある程度自覚がないとオンライン中に違うことをするでしょう。意外と手応えが良かったので、今後本格的な受験期になったときのプラスアルファ用の良い手段となりました。失敗を重ねて有効的なものを探れそうです。金曜日は数学と社会の解説を前半後半に分けてしましたが、やはり1回目の前半は下手くそで2回目のほうがマシな解説が出来ました。ふと思ったのが、部活動がないからか体力が残っており眠気と戦っている子がいないこと。これからラストスパートをかけるための暖気は充分整いました。

 中2特進数学は一次関数が終わりました。しかも大半が発展問題。例年以上にC問題を意識して進んでいますが緑HAが充分ついてきています。このままいけば文理数学に対応できそうです。そこに残りのメンバーが引っ張られています。近年学力低下が激しい国語は長文読解に力を入れています。宿題をやや増やして文章を何本か読んで読解力を養っていきます。

 中1は家庭学習の個人差が激しいです。小テストを予告したとき、勉強している子とそうでない子の差が激しいです。例年のことですが、テストは満点取れることを前提に作っているので真面目に勉強してくれば取れます。反面、してこないと悪い結果になり補習や再テスト、お呼び出しになります。宿題はすることが決まっているので出来ても、満点取るために勉強は上限がありません。そのため手抜きをする子が一定数発生します。全員をしっかりと引っ張っていこうと思います。ただ、結果が一番良い鯰江MHが最も質問に来る機会が多いのは複雑な気持ちになります。