2021年12月15日水曜日

最近の出来事~特進~

  今回は特進数学について。公立C問題を強く意識してやり始めたのは現中3生が2年前中1だったときからです。緑HAが文理学科を表明していたため、そこ(北野)に照準を合わせて開始。緑MYと緑MSと3人でした。MYはやや手こずりながら、MSはとても手こずりながら頑張っていました。中2からは関数・図形の発展問題を解きこなしていましたが、HAはしっかりついてきて2人は必死の努力を維持。そして、この時期になり全員が歴代文理学科及び難関私立トップ合格の子たちの平均点を軽く上回っています。色んなものがよく見え、解説も簡単な説明で理解できている姿に目を細めています。

 中2は緑SSが完全に覚醒。新入生緑IZMが加わった当初は全くスピードについていけませんでした。その代わり、歴代の誰よりも愚直な努力を維持しています。スピードが最大の課題だったIZMはそれさえも努力でクリアしようとしています。緑YJはセンスは申し分ないもののモチベーションの波が激荒でした。志望校を決めた頃から高めで安定しています。

 全学年共通で、私は国語社会特進数学を担当しています。今は様々な仕事があり授業・補習に割ける時間を全て捧げていても、前後の時間はその他業務に追われている状態です。最も下手な説明をしているのは特進数学です。それすら意識して問題演習をこなして私をフォローしてくれる彼らは非常に頼もしい存在です。例年、受験生は五ツ木の模試が終わるこの時期から伸びを感じます。HAは国語社会数学全てMYは数学社会、MSは数学の急成長と国語のスピードアップ、緑SE・ISは数学で出来る問題を大幅に増やしています。

 中2は特進から更に選抜したS特進と名付けたクラスで頑張ることにしました。数学にプライドを持てることがS特進と特進の差です。そして、それが来年には非常に大きな数学的センスの差になるでしょう。数学を(で)楽しむというコンセプトの特進生。気持ちを持っている子たちの相手を務めるのはこちらも楽しいです。その他業務の間の清涼の時間です。