2023年4月6日木曜日

最近の出来事

 中学校の入学式が終わり、ワンセでは春期講習会が終盤を迎えています。新しい部門の立ち上げ準備と新校舎準備、もちろん授業はフルコマなのでその準備で一日が速いです。卒業生からの連絡があると最優先しているので、思い通りに一日が終わることがほとんどありません。それでも、社会に出た彼らの悩みを聞いていると、好きなことを仕事にしている私は恵まれているのだと感じます。睡眠不足になること以外は仕事の悩みはポジティブなことか、単純にどう勉強してもらうのかを思案しているぐらいです。

 人と話すとき、最近特に意識してているのが感受性についてです。これは十人十色ですが、世代間の相違を強く意識しています。一つの事象についてどんな感想を持つのか非常に興味があり、○○はどんな意見?ということをよく聞きます。また、人(世間)が何に興味を示しているのかも興味津々です。AIに絶対追いつけない情報と判断ができるように探究心を好奇心は失いたくありません。

 そんな私は「この業界で遣り残したことはない」ぐらいに感じています。すると、それを聞いた人がモチベーションが低下したのだと思うようです。モチベーションの低下は「負けたくない」「大きくしたい」という部分では存在します。既に教授力の部分で脅威を感じる塾は存在しないからでしょう。逆に、今いている子たちをしっかり見るのだ、という思いは全く変わらないどころか、むしろ強くなっています。

 年齢的に厳しい父親的なポジションから温かく見守るおじいちゃんの中間地点ぐらいに視点が変わってきました。特にスタッフOBたちへは既におじいちゃん的な「○○が良い子なのは知っているから何かあったらいつでもおいで」という感覚です。

 現役の在籍生たちへは成長して欲しい、出来ることを少しずつ増やして欲しい、苦手分野を自覚して対処法を考えて欲しい、そんな気持ちが強いので寄り添いつつも甘えにつながることは許容できません。打たれ弱い最近の子たちにとって、より良い方法を模索して指導しています。

次回は授業の内容について書こうと思います。