今津・茨田北中学校全員、緑中は3年生のみテストが終了し返却されています。今回は集団部門のみの考察です。1人を除き全員400点以上、更に2人に1人以上は450点(ペース)で平均450点。中3に至っては自己ベスト達成者が約8割でした。ちなみに中1から在籍者は中1の中間テストよりも下がった子が一人のみで、ほぼ全員上がっているという良い状態です。学年末テストが悪かったので、今回は色々な思いを秘めていましたが、結果が出て一安心です。中1・2緑中、鯰江中はテスト対策真最中で、昨年度の学年末より下がる要素を感じていません。ちなみに、途中入塾者で入塾前350点未満の子たちの平均点281点から391点に110点アップとなっています。
そんな中3ですが、中1のときからやるべきことが徹底出来ていたわけでありません。endlessの自習中も例年通りに叱られる子がいました。2学期期末・学年末は日曜日や午前中を自宅学習OKにすると、ほぼ全員がどちらのかのテストがワーストになり、昨年より10時から夜までの長時間endless復活の原因になりました。例年、中1の勉強習慣の定着に四苦八苦し、3年生になると自学自習できるようになるのがワンセの法則なのでしょう。
中1はやはり小言の多い学年です。テスト2週間前から学校の課題・提出物をしてもらっていますが、持ってくるのを忘れたり、丸付けをしていなかったり話を聞いていない子が散見しています。ワンセで耳にたこができるぐらい言われるのが「間違い直し・覚え込みの徹底」です。問題演習をして間違いを発見してからが勉強の始まり。解きっぱなしで知識は増えません。それでも「やることがない(だから帰ってもいいのか)」と言う子がいます。過去にこのような発言をして課題をきちんと出来ていた子はいません。案の定、間違い直しは「赤で答えを写しただけ」で漢字すら覚えていません。それでいて、することがないとはどうすれば伝わるのか。
満点以外不合格のルールなので、当日解いた演習問題・試験範囲の漢字・英単語がノーミスだったら帰れる「新・出来た者帰り」を実施すると、ようやく「二度と同じ問題を間違えない間違い直し」の意味がわかりつつあります。
中1や新入生は大半がかなり適当な丸付けをします。模範解答をほぼ見ずに○ばかりつけてやるべきことをしたとアピールしますが、問題演習を超絶適当にする悪習慣が定着しているので改善は時間がかかります。何がダメなのか理解できていない子が多かったです。これも口癖ですが「自覚があることは直ったり成長できる。自覚がないことはどうしようもない」です。
例年通り、中1・新入生に正しい勉強のやり方を伝えるのは時間がかかりますが、時代に合わせた新しい取り組みで「全員の成績アップ」にこだわっていきます。