土曜日の夜から火曜の深夜まで卒業旅行でした。今年は初めて体調不調の子がいたり、帰路は雨からの落雷・吹雪という破天荒でした。また、二度目の休憩予定地が二か所にわたり満車で結局大阪に最も近いSAで最後の休憩。千葉から東京はお約束の渋滞でしたが、当初予定通りの23時から24時までにみんなを送ることができました。道中、制限速度内でも横風が強く、かなり揺れてスピードを緩めても安定しませんでした。時間調整は休憩時間短縮で実施。ちなみに車はどんなタイプでもよく乗ります。レンタカーの場合、一番心掛けているのは燃費の最高記録更新。急発進・急ブレーキしなければ必然的に安全運転になります。バスでもリッター8kmで分かる人には分かる良い燃費です。
さて、水曜日は新小5の授業から。算数は小数×小数をしました。最大のポイントは小数点の移動。小4のときに小数×整数で「小数点を下す(足し算・引き算と同じ)」と考えるとつまづくところです。小数点の移動は最終的に割り算まで含めて、小学生の最重要項目です。これをしっかり理解せずにうろ覚えで進級していると、テストの点が80点前後になり赤信号に近い黄信号です。算数のテスト80点台は不理解を示す目安点です。
先週はかなり理解が微妙だったKYは宿題をしっかりこなして、今日の新単元は完全理解できていました。また、TNは宿題全般良かったです。先月までのマンツーマンより周りがいる方が楽しく理解を深めているのがよくわかります。
途中式が雑なので計算の正答率が低い子がいており、こまめにノートチェックをしてひっ算の確認をしています。また、スピード優先で精度の低い子は両立できるやり方を、指示を与えてからワンテンポ遅れたり、ノートや筆記具の位置が悪い子は改善の指示をしています。勉強がわらなくなったり理解できない理由は千差万別です。それを修正し、できることを増やす方法にマニュアルなど存在しません。子育てと同じです。手探りで何が良いのかアプローチして、一番効きめのある方法を探し当てることを地道に継続しています。
その後は中3数学で因数分解の応用をしました。共通因数をAとおく問題で私立高校入試問題必須です。これができないと入試で一桁点数になる可能性が一気に高まります。もちろん、その前にノーマル因数分解。既に3回目なので問題を書いてから2秒以内に答えを出せるかどうかです。及第点は今津YIで0.数秒遅れで緑IMが閃いていました。その他は五十歩百歩。そもそもやり方さえ定着すれば、閃くかどうかはセンスによる部分が大きく閃かないなら題数をこなすしかありません。佐々木は某鯰江中の子が良いと言っており、信頼していました。どうやら爽やかな笑顔に騙されていたようです(笑)
さあ10時間後には公立の合格発表です。全員に桜咲くことを信じて吉報を待ちます。