2025年3月11日火曜日

受験前日の出来事

  明日はいよいよ公立入試。多くの思い出がある受験生です。ワンセらしく男女比は2:8~3:7でした。また、退塾者がほとんどおらず最後まで頑張れた学年でもあります。年齢差もあり学生講師のような距離感にはならず、微妙な壁を感じていた彼ら。それでも最終的には歴代最長時間を更新しました。5時から授業で8時から9時に終わり、その後は自習。放っておくと11時を超えても止まらない受験生独特のオーラを出していました。土日も当たり前のように長時間勉強。オンとオフの切り替えはできる子たちで、勉強時間はしっかりと集中していました。ワンセの子が他塾生に言われているのが「監禁される塾(笑)」らしいです。ワンセの子たちは「自分の意志で勉強しているだけやのに」と少々おかんむりでした。長時間勉強していますが、自主的に残ってしているのです。帰ろうかと思っても周りの雰囲気で、もう少し勉強する材料を自分で探してしています。Kawasemi liteを子どもたちに自由にできるようにしてからは勉強の幅が拡がったように感じます。

 ところで、よく聞かれる「ワンセの生徒はなぜ伸びるのか」単純に勉強の質と時間が異次元だからです。でも、絶対に他塾に真似できない自信があります。静かで集中できる環境と、みんなが勉強する雰囲気は一朝一夕には完成しません。毎年、ワンセの集大成として感動します。同業者に自慢しているのは、ワンセに先生の気持ちを折る子はいないということです。世間からは「やらされる塾」というイメージをも持たれているようですが、受験生からは真逆です。宿題が少なく、自分で選んで勉強できる塾、と言う意見が多いです。ただ、全員が勉強のやり方を伝え、自分で考えてできるようになるには、受験生の冬になっています。

 今年の子たちからは「贈る言葉」の要求がなかったので、久しぶりになしでした。ただ、一人ひとりとの思い出はこれを打ちながら走馬灯のように流れていくほど沢山あります。最後の最後まで案じることが多かった学年。勉強へのプライドが高い子が多かった学年。向上心旺盛の学年。もっともっと色んなことを伝えたかった学年。心配・(尽力したことへの)安堵・興奮・高揚感といった複雑な感情が入り混じっています。とりとめがなくなるので〆ます。

今年も受験者全員合格を目指して、頑張れ!受験生!!