今回は授業ネタ中心です。新小5は快調に学校の新単元を進んでいます。新入生が多く、一問間違えただけで泣きそうな顔をする子もいます。塾の問題集のレベルは中学受験をしない中では最も難しいものです。算数は小学校のテストで95点は取れるけれど、難しい最後の一問を集めたような感じで、国語は記述する問題も多いです。見開き1ページ全問正解することは稀なので、そんなに気にしなくてもいいのに、と思います。ところで、新入生のSMが「先生、一発芸して。私は2つで、先生は1つ」と唐突に言ったのが先週のできごと。今日はそのお披露目であっちむいてホイを顔ではなく、黒目の動きでするという持ちネタをしてくれました。先週、「じゃあみんな一つずつネタ披露しよ!」と言ってMMに「巻き込まれた!!」と言われていました。私を含むみんなは「考える」ことを宿題としSMだけが「披露する」ことを宿題にしました。面白い子たちです。
そんな小ネタに似た話が新中1でありました。私の開口一番IMが「先生、声が(今日は)変?!」と言いました。授業までだったので普通の声で、授業用の声とは違っていたからでしょう。そんなわずかな変化を指摘されたのは新鮮な気持ちです。女子は変化に敏感ですね。新中1数学は快調に次回四則混合です。理解内容も良く、楽しみです。暗記系の課題に対して波があるのは新中1あるあるです。それでも順調だと感じる学年です。ノリも良く授業を楽しく展開しています。前述の小学生のようにYYは一問一問に一喜一憂しており、引っ掛け問題にやられると絶望的な表情になっているのは初々しいです。本番(中学校の定期テスト)で満点取れば良いので、今のうちにミスして、自分の課題を発見しましょう。
新中2は新入生でいきなり宿題忘れがいました。英数担当より、大量の補習の真っ最中の出来事です。入塾テストがないワンセではやる気だけで入塾大歓迎です。一応、進学塾の看板を掲げているので平均点や350点が最終目標だと困りますが、入塾前は何点でもOKです。ただ、みんなに追いつけ、追い越せの補習に対して前向きに参加してもらえる気持ちを持ってもらうのが入塾テスト代わりです。前述の宿題忘れの子に「補習を受けながら宿題を忘れられると先生の気持ちは冷める。嫌いになったりすることは大人だからないけれど、こういうことが続けば無関心になるよ」とは伝えました。同時に、担当講師は補習のために準備している、その「気持ち」を裏切ることになります。そんな話もしました。本気で話すと伝わったようです。信頼関係を深めていきたいですね。
中3は因数分解が終わり平方根の導入。ここまで完璧ではありませんが、順調な出だしです。7月に教科書内容を終わらせて、入試問題に取り掛かります。国語は開明高校過去問にチャレンジ。7割超えもチラホラいており悪くない感じ。社会は歴史覚え込みモード。GWまでに1周目終了予定です。