2018年2月25日日曜日

最近の出来事(長文注意)

 今回は各学年の近況報告です。

 学年順ということでまずは小3から。THは入塾してまだ3ヶ月ですが、驚異的な速度で成長しています。正直、12月に久しぶりに会ったときはMTが3ヶ月間マンツーマンで勉強してきた差を埋めるのは4年生になってからだと思っていましたが、すでに正答率は遜色ありません。かなりレベルの高いことをサラッとこなす彼らを見て、来年度の教材は1ランク上のものを採用しました。来年は更なる飛躍の年となりそうです。

 小4は新入生が来るたび、既存生である女の子たちが成長していくのがよくわかります。その理由の1つに「叱られたくない」というはあるのでしょう。良い子ちゃんでいよう、という姿勢が見えて相乗効果が表れています。OSに最もそれを感じます。波は荒いもののYJも同様。TEは相変わらず理解力や展開力に長けているものの、ミスのせいで正答数が周りとかわらないのが玉に瑕。また、FSが精神的にたくましくなった半年でした。マイペースで勉強面では競争心と縁遠いYSも少人数のときよりプレッシャーがない分、少し楽に取り組み、結果ミスが減り軽い脳内パニック(?)になる機会がめっきりなくなりました。新入生の中ではNKが頑張っています。補習の多さに音をあげるから案じていましたが、杞憂に終わりそうです。全員書きたいぐらいですが、長くなりすぎるので続きは追々…あ、そうそう、先日最近の学校のテスト結果を聞くと過半数が100点で95点がちらほら、85点だった子は恥ずかしくて言えないほどにまで成長。点数にこだわりも見え始めたのが非常に嬉しかったです。

 小5は非常に安定してできることを一気に増やした秋冬でした。1学年上の現6年生も5年生の夏過ぎは本当に手のかかる子たちで、油断できませんでしたが、5年生は意外と(?)早くに落ち着き、今は単純に学力向上だけが課題です。安定のHAは頭一つ抜き出ていますが、HKもなかなかできることが急増しています。成長度合いなら一番かもしれません。また、油断するとマイペースが過ぎてしまうFSも彼なりの成長を感じます。SNは少し落ち着いて取り組んでいるように見えますが、結果にでるまでにもう少し時間がかかりそうです。NRは良い意味で目立たなくなりました。ただ、そう思っていると宿題で気になるところがでてきます。小学生に共通事項ですが、こちらが油断すると宿題を少しずつ手抜きする子が発生します。つまり、少し考えればわかる問題を「わからなかった」ということにしてすぐに諦める子ですね。いや、これは永遠のテーマで解決しないと思いますが。ただ、今の6年生と並び中学生になったら学校でトップ争いをしてくれる子がいるので、学校上位の過半数はどの学年も死守したいですし、充分その可能性を秘めています。今の落ち着いた雰囲気で入塾して来る新入生には良い見本と雰囲気があることを嬉しく、誇らしく思います。

 小6はじわりじわり増えて入塾制限が見えてきました。おそらく影響を受けるのが実は新中3で、この学年よりも少ない人数で募集を終わろうと計画中です。少ない講師数で授業を展開しているので補習ができなくなってしまうのです。ところで、この学年で最も成長を感じたのがHY。心も勉強も成長しました。荒削りながらできることが増えているのがFR。中学生になって更に知的好奇心を刺激されれば、一気に伸びそうな予感。安定のYA、THFWが負けず劣らずついていき、そこへHKが割り込む展開。ただ、瞬発力ではTK、YYも悪くない。女子ならではの努力を継続している鯰江東小組も中学生になってからの開花が楽しみです。彼らが5年生だったとき、なかなか手を焼いていた先生たちが一様に褒めるクラスに成長しました。ロケットスタート切れる自信しかありません。

 中1は横堤がテスト終了。OSの学年トップ宣言が実現するのか大きな期待を抱いています。緑SSはセンスはピカイチ。ただ男のらしく好き嫌いが激しいので勉強する・しないが大きくメンタルに影響されます。最近は悪い波が来ていないので、高めで安定してほしいところです。緑IAはかなり良いセンスの持ち主。それに比例しないミスの多さでテストの順位に反映されませんでしたが、今は精度も上昇し学年トップ争いは必至な状態。緑FSは口数が少なかったのですが、最近慣れてきたのか表情が豊かになってきました。それに伴いできることも増え期待値も高まっています。菫NMは決して悪くなく、積極的なのですが、褒めすぎると…なタイプなのでほどほどにしておきます笑 それでも菫中の上位には常に入っていてほしいと思っています。新入生鯰江KYは入塾当初色々案じられましたが、ようやくワンセの見ずに馴染んできて、笑顔も増え、できることも増えています。

 中2は緑AKが一見独走しているように見えますが、最近オンとオフを使い分けるようになり、緑SHYSが虎視眈々と上を見ているのが楽しいです。また、緑MHや鯰江TK、緑OAがようやく勉強に向き合うようになり手応えを感じています。果たして、平和な学年で指導に専念できるのでクラスの状態も良いです。全学年に共通してですが、おそらくワンセ創立18年目にして最も安定してよい状態が継続できています。どの学年でも勉強をする雰囲気で、ルールを破ろうとする子はいなくエンドレスでもほとんど全員が土日で約23~24時間真面目に勉強していました。来客応対や不意の電話があっても、静かに集中して勉強している彼らを誇らしく自慢しています。

 受験生はそこそこアップしているので日曜日の公立過去問の結果だけ。一本目の国語は茨田北ISがトップ、鯰江SR、門真7中SMが続きました。数学でもISが横堤YYと並びトップ、2本目の国語では茨田北NMがトップ、IS茨田KCが続きました。社会では緑NYがトップ、緑FR、KCが続きました。
 

2018年2月24日土曜日

2/24の受験生の出来事&贈る言葉後編②

 土曜日は中1、中2のエンドレスを足立・安部に任せて私はほぼ受験生につきっきりでした。これから点数の大幅上昇が見込める記述対策に余念がありません。この分野は国語科として絶対に譲れないラインです。正直、私自身毎日毎日襲い掛かる添削に呆然とします。半分ぐらい添削しても、残りの枚数を見て自らを鼓舞させなくてはいけない状態です。また、この時期は中1、中2の学年末テスト対策ですが、今までより他の講師陣に任せている部分が大きいです。学年末テストは試験範囲が非常に広く、好結果に繋がりにくいもの。だから自分に言い聞かせるように「受験生が卒業した春期からは君たち」と決め、全学年中半分ぐらいのパワーを受験生に注いでいます。全員合格は毎年最大の目標です。ちなみにワンセは塾にありがちな人数目標や受講率目標などは一切存在しません。その代わりに子どもたちへのノルマとして「自己ベスト更新」を全員に求めます。

 さて、そんな受験生の近況。国語は金曜日土曜日で3本解きました。門真7中SMが特進生を抑えて初のトップ!!トップタイに緑FS、3番手に緑NYが続きました。2本目の公立国語では茨田北ISがトップ、茨田北NM鯰江SRが続きました。3本目は緑NYがトップ、IS、茨田北SYが続きました。公立数学過去問ではISがトップ、横堤YY、茨田KCが続きました。社会では漢字を間違えて満点を逃した緑NYがトップ、KC、ISが続きました。国語の長文記述は小論文でもなく作文でもない新ジャンルです。そのうえ、タイトルによって書き方を変えなければいけないため大量に書いてもらっています。ちなみに1000枚用意した原稿用紙(両面コピーなので実質2000枚相当)は既に全く足らないほどです。それでも不足を感じる子は明日からペースを倍にして毎日1,2本のペースで書き続けてもらいます。受験生の子たちは姉がワンセの卒業生であることが多く「姉トーク」で盛り上がりました。

 では、本日の贈る言葉後編②

 茨田MH

 天真爛漫である。正直で明るく元気、という意味だ。中学生の間はそのバランスは問題ない。素直なことは素晴らしい長所で他の短所を打ち消してくれる。

 ただ、社会に出る頃にはバランスも求められる。周囲への気配りのない正直さは我がままと捕らえられう危険があるためだ。天真爛漫さは残しつつ、人の言動を意識することを心掛けよう。

 鯰江NM

 オンとオフの差が激しく、ここ一番の集中力は素晴らしい。ただ、入塾以来単純な努力はするものの応用力を効かせる場面では諦めるのが速いことをもったいなく感じていた。

 ズルズル落ちていかなかった成績は努力の賜物だ。高校生になったら今より更に伸びる超成長期が必ずくる。そのことを忘れず勉強と向き合って欲しい。

 茨田北SY

 幼さの残る独特の価値観の持ち主。真面目で正義感もあるが、時には「ずれる」のが玉に瑕でもある。素直だが器用ではない。その代わり愚直な努力はできる。

 最大の長所は「当たって砕けろ」精神だ。失敗を恐れず猪突猛進でいい。失敗しない人は学べることが少ない。する・しないで悩んだときは倫理的な問題がない限り経験を積もう。



 
 

 

2018年2月23日金曜日

今日の出来事&贈る言葉後編①

 諸口でリニューアル開校するにあたって名称が進学塾OneSelf letに決定し、ロゴも創りました。超綺麗にするので受験生の子たちの写真撮影を初めて諸口浜校舎にて行う予定です。

 さて、今日は中1で国語と社会のテスト対策をする中で抱腹絶倒な出来事があったので紹介したいと思います。「日本最大の前方後円墳である大仙(大山)古墳に眠っている天皇は?」緑OA「せんとくん」君がそういうボケをするタイプだとは知りませんでした。「魔性の女」発言の緑YR、また緑SKの「良心がない」発言も爆笑。社会や国語は授業するには楽しい教科です。

 では、贈る言葉後編

 鯰江SR

 独特の価値観と正義感の持ち主。その感性が世間の一般論と比較してどうなのかを強く意識しなくては頑固さと相まって間違えた方向に一直線になることを危惧している。

 それを杞憂で終わらせてくれるために他人の価値観を意識することを学生時代は気をつけよう。真っ直ぐ過ぎる正義感は通用する場面が限定されかねない。純真さは残しつつ、柔軟性も身につけてバランス良く成長してほしい。

本人の要望により独りだけの掲載になりました。明日から続編です。

2018年2月22日木曜日

最近の出来事

 諸口は天井から床・共用部分の階段まで大幅に綺麗にリフォームするのですが、ようやく全ての業者さんが決定しました。業者さんとの折衝は本当にストレスにしかなりませんでした。こちらが知識がなければ定価のない世界なので本当に凄い金額を提示してきます。また、安い業者さんは必ず理由があるので、妥協点を見い出すことに非常に神経がすり減りました。工務店さん全て任せると楽ですが、金額は100万円単位で上がるので、今回は自分で交渉することにしました。ちなみに決め手は金額ではなく「人」です。この人にお願いしたいと思う人にお願いすることにしました。個人事業主として看板を背負っている人の人生を信じることにしました。ちなみに今福鶴見校もリニューアルし、壁紙と床も全て張り替えて電子黒板を導入します。それに伴い3/22.23は臨時休講となりますので、ご了承ください。4月時間割から既存の60分授業を45分授業にして、コマ数を増やす方向で調整中です。合計時間数はほぼ変わりません。英数理を週2回、中3は全教科週2回授業をし、カリキュラムを改善させようと思います。

 さて、授業直前まで腹の探り合いで疲れた後の授業は唯一のオアシスです。解説したり、授業前後にみんなと雑談している時間が非常に楽しく思います。折衝を続ける営業職の人を改めて尊敬します。ところで、限られた時間を外交に費やした結果、削った時間は新規への対応という経営者にあるまじき蛮行(笑)去年も受験生数学の対応で例年以上に時間を割かれて同じことをしていたのに懲りないですね…チラシ作成や新規対応をせずに紹介のみの会員制にできればいいのに、などと思ってしまいます。授業後には恐ろしい量の添削と採点に追われていますが、これだけは手抜きできませんので常にしっかりと見ています。

授業のことについて最近全く触れていないのですが、週末にまとめてアップします。ちなみに卒業生へ~贈る言葉~後編は明日から開始しますのでよろしくお願いします。

2018年2月17日土曜日

改:土曜日の出来事

 土曜日の昼間に推敲せずに下書きの乱文をアップしており、大変恐縮で穴があったら入りたい気分です。少し推敲してアップし直しました。

 いよいよ公立入試を眼前に控えています。ちなみに、今年の私立高校は大和田・関大北陽・近大附属・常翔啓光・常翔・産大・好文・滝井・成蹊・大阪などに合格となりました。大和田・関大北陽・近大附属・常翔啓光・常翔で全生徒の8割、特待生は38%です。今年はみんなの頑張りで廻し合格がほとんどなかったのが良かったです。ただ、全員廻し合格なしではなかったので満足はしておらず第1希望の学科に合格して欲しかったという思いはあります。

 学校名以上にこだわっているのが、適正な学科を受験(進学)したのかどうか。例えば、常翔のスーパーと薬医以外なら大産大の特進のほうが良いと思います。好文に行った子は美術系、他の子たちも一様に、将来設計しながら自分で考えて選んだ高校だということに意義があるのだと思います。私の中では大阪高校文理特進>常翔進学です。でもネームバリューを気にする塾はそのような指導はしないでしょう。大学などへの進学希望なら上位高校の普通科(標準など)よりも一般的には偏差値のイメージの低い高校の特進のほうがお勧めです。塾のチラシの見栄えのために高校受験をするのではなく、本当に行って良かったと思える高校を受験していただきたいと思っています。

 ところで、土曜日は諸口で窓ガラスの交換工事を行いました。微力ながらお手伝いをしたのですが、普段使わない筋肉を使った上に、(道路真上の2階なので)絶対に落としてはいけないというプレッシャーでなかなか貴重な体験をさせてもらいました。職人芸って凄いですね。ちなみに全ての窓を外したので超寒い中で私は凍えているのに汗をかいている職人さんを見て改めて感服しました。

2018年2月14日水曜日

最近の出来事

 近高・関大北陽も無事全員合格、かつ廻し合格はなかったのは非常に喜ばしい結果となりました。今年度は特待生が多く、廻し合格がほぼいないとい結果で皆の頑張りを嬉しく思っています。ただ、1ヶ月を切った公立入試で絶対に間違えてはいけない問題の復習をせずに同じような問題を間違う子が若干名いました。この時期にも関わらず叱咤激励されていますが、全員合格が必須ですから妥協するつもりはありません。

 そんな受験生と公立過去問にチャレンジ。数学は×のない解答用紙ながら単位忘れが3問もあった鯰江HKがトップ、菫NY、茨田KCが大手前の基準点を超えていました。自分なりのお仕事ができていない人はこれから厳しく管理してできることを増やしてミスをなくしてもらおうと思います。

 贈る言葉後編は近日再開します。

2018年2月12日月曜日

2/12の出来事

 今日は大和田・成蹊・学院・滝井・好文学園の合格発表があり、無事全員合格!!100%第1希望学科に合格が目標でしたが、流石に全員は無理で若干名が廻し合格になりました。それでも現時点で特待9名は歴代最高のペースです。ここまで全合格しているのが何よりです。

 月曜日は人の出入りが激しい日でした。小学生の補習でSNが頑張っていましたが、来客があり待たせてしまったのは申し訳なかったです。それでも、課題は予定より速いペースで終わりました。集中力があるときの彼女は強いです。

 夕方から受験生と公立対策。数学はトップ茨田MHで緑FR、茨田北ISが続きました。社会は高レベルな争いで茨田KCがトップ、茨田MH、横堤YYが続きました。今日は合格発表がまだの子のほうが多いので、軽く流し気味でしたが、国語社会に比べて数学の出来が芳しくありません。取れる問題で落としていては私立ほど甘くはないのが公立です。明日からはびしびしと鍛えて、全員無事合格のフレーズを用いられるようにラストスパートです。

 私は明日から諸口と今福のリニューアル準備・及び3月からの時間割と新システムに備えて時間に追われそうです。