2017年2月23日木曜日

2/22最近の出来事

 2/22はニャンニャンニャンの日、つまり猫の日ですね。我が家のウサギは猫タイプで、私がいない日中から冷暖房完備、寝室は真冬でも冷暖房はないのにあまりの超箱入り息子状態です。溺愛しても見返りはなく「撫でさせてやる、ありがたく思え」ぐらいの俺様状態。

 さて、公立特別選抜が終了し最後の公立一般入試まで約15日となりました。まずは受験生の近況から。水曜日は約1名を除き今福全員揃いました。このメンバーで教室が埋まるのも今週の金曜日が最後。感慨深いですね。授業前にマイケル・MK、AY、MY、茨田北KFがお手伝いしてくれました。授業のお手伝いは緑中の2人のH・Hがしてくれています。今年、多忙ながらも昨年ほどストレスを感じないのは彼らのおかげです。本当に感謝しています。中でも緑HA・HMKは高校生スタッフに負けない事務処理能力で厚い信頼をしています。嫌がらずにお手伝いしてくれる人がいる環境が幸せです。あれ、受験生の近況でないですね笑 ここにきて志望校が決まり焦りがありつつ明るい受験生がいます。先日も来客がドアの向こう側にいらっしゃたのに気づかず授業していると定番のボケ役緑NSがノリにノッて干支を何回言っても飛ばしまくって「申(さる)」を連発。世間一般では怖いイメージしかないワンセですが、普段の平和な日は楽しい授業だと知ってもらえる良い機会になったのではないでしょうか笑

 中2数学は文句を言いながらもクラス平均点が上がっています。特に図形の証明では例年以上の結果です。心配なのは新入生組の点数が充分ではないこと。横堤菫蒲生中がテスト期間で実力を十分発揮できているのか案じれること。水曜日の過去問では鯰江HKSRが悪くない感じ。菫NYも悪くありませんが、テスト前日ということを勘案すればもう少し欲しいです。

 中1数学は図形が佳境に入り悪戦苦闘中。イメージできないものは理解できるわけがないので全員完全理解は諦めている単元です。でも今年の中1はよくついてきます。緑SHAKを筆頭に緑MHの姿勢がとても良いです。そこに新入生コンビの緑OA、YSが良い刺激になっています。中2同様、新入生が少々苦戦していますが、新年度の1学期中間には間に合いそうな手応え。全生徒平均でも420点以上例年あるので、それを全員超えて欲しいと思っています。

贈る言葉は明日復活予定です。

2017年2月20日月曜日

endlessの出来事

 土日は今福でendless。各学年の出来事をつらつらと書きます。

 まずは中1数学から。過去問結果は80点台が緑AKSHのみ。ほぼオール図形でテスト1週間前になっていないことを踏まえればぼちぼちな結果で決して悪くはありません。それでもAKは結果に傷心で涙目になるほどでした。練習でそこまで落ち込まなくてもいいのにと思います。それが君の良いところでもありますけどね。新入生緑YSは解説終了後、納得のいかない問題ををピンポイントで聞きに来ていました。過去問結果は平凡でしたが、中2の1学期中間では学年トップ争いに食い込んでくれると思います。クラブ活動でヘロヘロになり珍しく弱音を吐きながら登場した緑FHMH。過去結果は微妙な結果のFHとミスの目立ったMH。身体の披露具合から何も問い詰めたりしなかったのですが、自分結果の悪さからMHはやり直しのために同じプリントをもらいにきました。ここ最近勉強に対する姿勢はとても良いですね。

 中2は全員で漢詩の解説をすると、諸口の子たちの普段の姿勢の良さが目立ちました。その中でも茨田北SY、FS、ISは土曜日夜、諸口から今福へ移動し10時まで、日曜日も12時間コースで頑張っていました。数学では図形と確率という超重要項目で数学的センスが問われる単元。20人を超える子どもたち教室にいるのに男子は1割以下。女子は典型的な努力型文系で閃き分野では分が悪いですね…来年、入試数学の苦労が見えます。前回のテストでは入塾後間もなく、思ったほどの結果を出せなかった菫NMに人一倍の期待を込めて見ています。国語の課題提出では1割ほどがゲットできる二重丸(完璧)でした。是非結果に反映してほしいと思います。また初対面から良い味を出ししてくれるに違いないとビビッと感じた緑SHは少しずつ慣れてきて笑顔が増え、みんなの笑顔も増やしてくれています。

 中3は無事に私立中高志望校全員合格。この勢いで公立全員合格に続いてほしいところ。過去問結果では緑IHが国語で初トップ。数学では茨田北HK、緑NRが満点でした。点数にはしっかりと反映されていないものの放出YHが急成長中。社会では緑HA・Hがまだまだ伸びています。授業でネタは珍答続出。マイケルは「フィヨルド」を「フィEルド」と書いていました。緑NRは「カルテル」を「カクテル」を書いていました。お酒の名前は入試に出題されません。定番の「イエズス会」を「イエスズ会」と書いたり「ねじれ国会」を「ゆがみ国会」ならぬ「いがみ国会」と書いたり真面目にネタを提供してくれる貴重なキャラです。国語の添削や雑務に追われる日々ですが、授業が一番楽しいですね。そういえば「鎖国」が新教科書から「対外政策」に名称変更されるのですが、緑HA・Hはそのことを知っていて時事ネタについていけることにびっくり。

 雑談の中で「父親みたい(な愛情を注ぐ)」と形容されました。言い得て妙ですが、中学生でそれを感じ取れる感受性にびっくり。卒業生で講師をしてくれた人たちには「私より愛情を注いでくれる人が(結婚の)基準」と言っているのですが、異口同音に「無理」と言われます。無償の愛を親以外が提供してくれることは普通ないですね。子どもたちを預かり、勉強を含めて多大な成長をしていてても「あれもできてほしい、これもできてほしい」と成長欲求は留まることを知りません笑 一つの課題ができれば次の課題を用意します。半永久的ですね。応えてくれるならどんどん成長してほしいと思いますよね。

2017年2月18日土曜日

卒業生へ~贈る言葉Ⅰ(一部補足)~

KC

入塾して2年。ずっと言われ続けてきたのが「わからないときは聞きに来ること」君専用の時間や専属先生を何度用意しても来なかった。ようやく来たのは最近だ。ただ、継続は力なり。それでもワンセで卒業できた精神力は誇っていい。これからは嫌なことを後回しにせず「同じするなら先にする」を心掛けて行動しよう。

NR(希望により補足)

感受性が極めて独特だ。非常に秀でている点もその逆も然り。平均と自分を客観視し、そのずれを認識することが肝要だ。その上でアイデンティティだと思えるなら構わない。その全てを無視して自己表現するなら唯我独尊になる危険性がある。ルールは守る、それ以外は気分次第、ではいけない。周りを見て意思決定・表示しよう。

HY・H

様々なズレに敏感になろう。言われたことを自己流に解釈して言動し続けると思わぬトラブルを巻き起こす。勉強も同じ。言われたことを言われたとおりにするところから始める。基礎が定着したら自己流を出していい。学生の間は手本を「モノマネ」できることが何より重要だ。手順を絶対に間違えてはいけない。


2017年2月14日火曜日

最近の出来事

 まずは私立高校の受験結果から。最も受験者数が多い大和田高校は成績優秀で学費全額免除の特待生で4人合格を筆頭にほぼ全員が第一希望の学科で合格!近高附属高校も同様に回い合格なし!!常翔はほぼ特進以上で合格!産大高校は全員が第一希望の学科で廻し合格なしで合格!好文学園、大阪高校もた多数の成績優秀特待生で合格!合格したみなさん、本当におめでとう!!過半数が専願でしたが、公立受験組はこれからが本当のスパートですね。

 さまざまな行事が重なり多忙がピークを極めております。受験生に負けないモチベーションで仕事をこなそうと思います。連日、お問い合わせや体験をしていただき非常に嬉しく思っているのですが、内部生のケアを最優先していると雑な対応になっているのが心苦しいです。授業や子どもたちの管理はしっかりしていますので、信じてお預けいただけるなら精一杯の愛情を込めて面倒をみさせていただきます。

 さて、小3国語は体験の子がいました。好奇心旺盛なのは良いのですが、早くワンセのカラーに染めたくなりました。ところで、明日はバレンタインデー。授業の中で「馬」を用いた慣用句・四字熟語・ことわざの紹介をしました。その中で「馬に蹴られる」という話題をふり、人の恋路を邪魔したら馬がパカランパカランやってきて蹴られるという話題で盛り上がり、それならFSがやられてしまうという話題になりました。誰の邪魔をしたのでしょうね…OSから凝った手作りフレークをいただき、おいしくいただきました。ありがとう。

 小4ではその流れを受けて「横恋慕(他人の恋路を邪魔すること)」して「馬に蹴られてしまう」というのが正しい用い方だと説明。ゲストの子に、姉に使ってみるよういいました。新入生SNは良い読解力のセンスを持っています。解いている数が少ないのが玉に瑕で、これから解き慣れていった結果が楽しみです。NKは良いセンスを持っているのにそれを磨かず、少し好ましくない要領を覚えつつあります。中だるみはダメですよ。TRがここにきて急激な成長を見せています。一気に落ち着いてきました。また、国語の読解問題ではやや時間はかかるものの、とても良い答えを書きます。保護者の方に見せたいほどです。前述のNKからもおいしい手作りチョコをいただきました。ありがとう。

 小6算数は前回に続き計算特訓。1問間違いにつき1枚のプリントを別日程でお呼出される例のアレです笑 新入生MTは、先週かなり大量に間違えたものの今日は先週よりレベルが上がったのに正答率が抜群に上昇。間違えた数より、短期間で出来る問題を増やしている姿勢が良いですね。TNは中受を経験し学力以外に忍耐力や精神力をつけ努力が報われることを実感し、本当に良かったと思います。SSOSは共通の課題があります。それは男子独特のムラです。良いときは本当に素晴らしい集中力を発揮するのに、時おり目が点になるような手抜きを見せます。

 小5はMHが課題であった時間アップができています。FH、THは授業前後は華やかですが、授業や宿題・課題はしっかりとこなしています。けじめをつけて塾を楽しむのは模範的で良いですね。THは自分の課題がわかっており、それを乗り越えようと努力しているのがよくわかります。全力でケアするので一緒に頑張りましょう。HYはまだまだ慣れないようですが、少しずつ笑顔が柔らかくなってきました。早く完全に馴染んでほしいです。体験の子が3時間目の途中からみるみる集中力が欠けていきつつも自制しているのがよくわかりました。そう、3コマ連続でこんなに集中力が持続できるほうが普通でないのです。でも、それが普通の環境として周りに馴染めるのは非常にクラスが良い雰囲気だということですね。

 小学生ではTN・E姉妹からチョコをいただきました。手作りは消費期限の兼ね合いで早めにいただくので、もう少し先にいただきますね。中3HA・Hからは手作りチョコをいただき「妹と母が作りました」とわざわざ添えられました。あなたからの愛はないのですね笑 先着30名にホワイトデーに超特製手作りお菓子を添えて返す予定です。

 中2は蒲生HMから何種類もの凝った手作りお菓子をいただきました。チョコの中にラムレーズンが入っていたのは驚きでした。美味しかったです。緑AYからはチョコパイ風のものを美味しくいただきました。年々レベルが上がりますね。来客などでなかなか出来ていなかった個別面談をじっししました。自分の考えを言って志望校について熟考する良い機会になったと思います。

 ところで今月はチラシ月間で大量のチラシを作成しております。その中で悩みつつアップにしてもらったのが中1鯰江TK。ムードメーカーでムラっ気の多い彼を最優秀な子たちと同格にして、気分を乗らせる作戦です笑 やや奏功しているようなので今後の持続とがく年末に期待していますよ。

2017年2月9日木曜日

受験前日

 今日は私立高校受験前日。まずは諸口で前日諸注意。前日らしくみんな固い表情で話を聞いていました。軽い冗談を言いながら緊張をほぐしつつ、合格消しゴムとカイロをプレゼント。昨年はインフルエンザの状態で受験したらり、各停しか止まらない駅が目的地なのに特急に乗ったり武勇伝(?)のに事欠かない年でやきもきしていました。今年は専願だけで募集人数を上回る学校いくつかあり、その中に近高・関西創価があります。また、常翔も1.5時募集をする方向だったのが想定以上に応募者数が多くなくなりました。合格通知が届くまで心が落ち着くことはありません。その後、今福鶴見へ移動し同じく前日諸注意。ただ、諸口と雰囲気が対照的で不思議なテンションでアゲアゲでした。何をしても言っても笑う笑う、扱いに困るほどのナチュラルハイ。まあ明日実力を発揮してきてくれれば何でもいいです笑 頑張れ!受験生!!

2017年2月8日水曜日

卒業生へ~贈る言葉⑤~

贈る言葉の前半が今日でおしまいです。

横堤MM

区内中学の自由選択制度を利用し校区外の横中を選択し、多くの出会いと共に社交性をほんのり身につけた。ただ、見かけより打たれ弱く自信を失うと少々時間を要した。真の自信は経験値で得るもの。裏打ちのない自信はただの自意識過剰に終わる危険がある。学生時代により経験値を増やして更に幅を拡げてほしい。

放出MM

非常にマイペース。漢は黙って背中で勝負、のはずが井の中の蛙だったと気づいた中学生時代。気づいてからも愚鈍な努力を継続した。「井の中の蛙、大海を知らず。されど天の蒼さ(深さ)を知る」一つのことを突き詰めれば職人になれる。努力を継続して何かの道を究めるための助走期間で「何か」を見つけてほしい。

横堤OS

心身ともに気持ち負けすることを案じていた中学生時代。限界を勝手に低めに設定してはいけない。全てにおいて継続することはエネルギーがいる。その見返りに成長がある。まだまだできることを知っている。君の能力(限界)は自分が思うよりずっと高い。自分で決めたことを自分で裏切らない精神力を学生時代に身につけてほしい。

横堤YR

最も印象的な卒業生の1人。中2のGW時期に入塾し、復習に大幅な時間を割いた。その過程で復習不足を指摘され注意されることもしばしば。普通は逃げ出し退塾する選択肢を取るだろう。でも逃げなかった。成績以上に精神的に大きく成長し、努力する大切さを学んだ。歴代でも最も評価している一人。それを糧に更に成長してほしい。

2017年2月7日火曜日

怒ることの大切さ

 「怒る」=「叱る」どの辞書にもそう書かれてあります。いつからか「怒る」=怒りという感情を野生に任せて放出する、という意味で用いるようになりました。感情的に「ムカつく」ことを全面的に押し出すのはもちろんダメでしょう。

 私は新人講師時代「怒るための練習」をよくしました。真の怒りの感情があるときは怒ってはいけない。注意しなくてはいけない場面では、まず自分のアドレナリンを沸騰させる。そして、それを言動で表す練習です。素で怖い先生は自分の人生に自信がある人で羨ましいです。足立などがそうですね。私はそこまで聖人君主になれないので怖い先生を演じられるよう努めています。

 でも、最近他人を怒れる先生(人)は間違いなく急減しています。まともな精神の持ち主なら怒った後、自分の言動を振り返り適正だったかどうか、もっと良い言い回しがなかったかこっそり反省します。そして怒ったほうが自分にとってストレスだったと気づくのです。だから怒る先生が減ったというのはあるでしょう。怒るというのはその子に対して様々な責任を持って言動することだと私は思っています。

 例えば宿題忘れを誰かが私に報告したら、その瞬間に私のオーラは怒りで包まれています。子どもたちは絶対に見えています。無言でも空気が一瞬で重くなります。みんな(子どもたち)ならわかりますよね笑 1回目なら約束通り次から気をつけるようにという注意だけ。2回目は次は怒るよ、と予告。3回目は…このご時世なので「何に対して怒っているのか」説明します。そして周りの空気を悪くしたことを反省しなくてはいけないことを伝えます。

  ただ、大前提は必要でしょう。まずは深い愛情があること。そして、怒る勇気をもって一時的に嫌われることを恐れず、貫徹すること。途中で人気取りしては絶対にダメ。ぶれるのは何よりダメ。最近の20代までは嫌われることを極端に避けます。果たして他人との距離が希薄になり、他人の言動に対して怒りの感情が湧いてこないのです。すると子どもたちは怒られないからどんどん野生化していき、大人もストレスをかけないよう間違った気遣いをすることによってストレス耐性ができなくなります。

 怒らせるようなことはしない。「私は君のした宿題忘れに対して怒っている。様々な悪影響がある。だからもうそんなことをしてはいけない」これでいいいと思うのです。大切なのは怒る基準がぶれないこと。自分の機嫌によって左右されるのはご法度。怒られたら嫌だ、恥ずかしい、周りに申し訳ないetec…そのような感情が起こるから気をつける。それって当たり前だと思うのです。怒られたことのない子を見たことがありますが、将来は不安しかありません。大切なものを知らずに育ったのだと思います。愛情が根底にあり、それに自信があるなら子どもに感情をぶつけるは決して悪いことではないでしょう。