2022年2月18日金曜日

2/18の出来事

 今日も中3は3時から通塾。連日国語三昧です。HAはついに記述で満点を取れるようになりました。どんなお題でも高得点を取れるでしょう。6年前から国語の出題傾向が大幅に変更され、作文や小論文は出題されなくなりました。新傾向として自分の考えを書く(ワンセでは記述・論述と呼んでいます)ものが出題されています。大は小を兼ねるということで作文テイストも小論文ルールも全て練習して何が出題されても大丈夫なように仕上げる予定なので、残り約20日間で20本以上は書き上げる予定です。12月までは5教科の中で国語の占める割合は1割程度。年明けから一気に国語モードというのが例年です。書き物の再提出三昧で書く方も添削する方もなかなかハードです。

 夕方、中2緑IMがいつものように早く通塾。昨夜にテスト対策プリントを珍しく所望しなかった理由を尋ねると、勉強の優先順位を考えた結果ということらしいです。相変わらず質問は最も多く食らいつく姿勢は随一で、主体性を持って勉強しているのは強いですね。良い成長の軌跡を見せてくれています。

2022年2月17日木曜日

2/17の出来事

  一段と寒さを感じます。卒業旅行の打ち合わせがほぼ終わり最終工程も決まりました。ナガスパ・ディズニーシー・ディズニーランドでテーマパーク三昧、直営ホテルのディズニーセレブレーションホテルに宿泊します。3年連続で同じ場所になりますが、今年も無事行けるかどうかが気がかりです。

 授業では小6には天皇の起源や奈良・平安時代の話をしました。MKの姿勢がどんどん良くなっています。中学生になってからの成長が非常に楽しみです。小4は最終単元の直方体と立方体の導入。彼らの非常に良いところは指名されたら必ず答を何か言うところ。逆に小6では間違えてもいいから発言することの重要さについて話した直後でしたので、積極的な姿勢が目立ちました。

 夜は中2社会。テスト直前の菫・茨田・鯰江を中心に確認しましたが、かなり不安がのこる状態でした。今後の追い込みに期待しています。中1は緑IHが480点宣言をしていたので結果報告が非常に楽しみです。

 昨日、書き忘れましたが緑SEISが公立問題にチャレンジしその後、2人揃ってお手伝いをしてくれました。とても助かりました。ありがとう。

2022年2月16日水曜日

2/16の出来事

  今日は中3が懇談会で早く来れるので4時から開始。国語社会数学C問題チャレンジ。久しぶりに緑SE、ISも参加していました。歴代最強問題の数学平成29年度で緑HAは7割超え。当時の大手前文理学科ですら30点台続出で20点台や10点台まで多数存在した難問です。これを意識して中1から特進数学をしてきたのですが、私の想定をはるかに上回る成長に舌を巻いています。授業後は笑い声が絶えず、楽しくハイレベルな勉強ができているのが良いですね。受験生独特の緊張感もありつつ集中して長時間頑張っています。

 中1数学は過去問チャレンジ。中1最大の山場である図形です。予想よりも悪くない結果でしたが、若干名が公式を覚えていなかったので軽く注意しました。作図はやり方を知っているだけで書けるものは出来て欲しかったのですが、少し怪しかったのでこれを週末までに出来るようにしようと思います。旭東MTが色々成長の跡を見せており、菫OMは少し危機感を覚えているのか以前よりも前向きに取り組んでいます。

私立高校受験を振り返って

 今年は昨年達成できなかった「第一希望学科で全員合格」を果たせました。これで過去4年中3年は達成しています。また、成績優秀特待生は過去最大の7割以上です。ひとえにみんなの努力を嬉しく思います。高校は大学と異なり行き直すことが難しいところです。偏差値で選んだり、自分の学力の偏差値10上を目標にして公立選びをすると高校合格がゴールになってしますこともあります。だからこそ進路指導にはかなり力を入れています。ご家庭の教育方針と何よりは本人の意思が重要です。大学進学で公立に行きたい学校がないなら特待生で私立高校の上野の学科に入学し、必要なら予備校に行けるよう準備しておくのがベターだと思っています。

 名前で高校を選ぶと何もしてくれないのでがっかりすることもあります。顕著なのが清風や明星でしょう。入口の偏差値は高いですが、面倒見は公立並みです。また、上の学科だけ力を入れているところが大半で、下の学科で面倒見が良い学校はごくわずかです。偏差値60なら有名高校の下の学科より高校としては1ランク下でも特進クラス級に在籍し面倒見の良さを享受するほうが良いと思います。

 もちろん、本人の希望が一番なので例えば看護師になりたいから看護科のある高校を選んだり、農芸高校のように特色の強い高校に行きたいのであれば全力でそれをバックアップします。一番ダメなのは何となく公立高校の普通科を選ぶことです。最も何も伸びない選択肢になるでしょう。

 だからこそワンセではみんなの性格やご家庭の方針を充分把握し、様々な情報を提供した上で決定してもらいたいと考えています。今年の私立高校結果はそんな観点からも満足に近い結果でした。足りないのは全員が特待生レベルになれなかったことです。

2022年2月15日火曜日

2/15の出来事

  中2ではチームAという英語理科の自習形式の復習時間があり、例年プラスアルファの自由参加で足立が管理しています。毎年区切り毎にテストをしており、トップレベルの子はもれなく参加しているものです。その結果が切磋琢磨しており面白い状況。前回は英語で緑IMがトップ。文理学科合格レベルの子たちを上回り、今回も一問差でトップ緑YJに次いで2位。理科では緑MRがトップで、2番はこれまた成長著しい緑AA。数学ダントツトップの緑SSは両方4位でした。彼が出来ていないというより底上げが凄いというべきでしょう。私は、全生徒平均が気になるので上から下まで見るのですが、最下位レベルが過去の文理学科合格レベルの子と遜色ない仕上がりなのが喜ばしい。足立によると、それでも中1のほうがクラスの理解度は良いみたいなので今後の伸びが楽しみです。

 中3は毎日国語の書き物をしています。記述対策ですが、緑HAはほぼ及第点を取れる状況。ちなみに緑MYと並び公立過去問国語満点でした。数学でもMYは満点、HAが一問間違いでした。ここ最近元気のなかったMYは私立高校合格で少し柔和な表情をするようになりました。緑OAは素晴らしい記述力を発揮し場を盛り上げてくれました。緑MSは記述と暗記の追い込みに余念がない状態です。

 

2022年2月14日月曜日

2/14の出来事

  今日はバレンタインデー。皆様ありがとうございました。何人かはメッセージもつけてくれていました。直筆の文字は温もりがあって幸せな気持ちにさせてくれますね。また、鯰江KNは敢えてコーヒーのプレゼントで女子力向上に舌を巻きました。覚えたのはメイクだけではなかったようです(笑)

 授業は小5算数から。ここ最近MWが急成長しています。落ち着いて考えられるようになり、かつ課題であったスピードもかなり速くなりました。TT、UMも良い感じで安定しています。みんなの出来を実感し新入生SUは少し焦りを感じているようです。

 ちなみに3連休は受験生が勉強三昧。緑OAが初めて国語でトップになりました。緑HAは悪くない状態をキープしています。緑MYは少しリラックスして取り組むことが必要です。焦りすが空回りして更に自分を追い込んでいるように見えます。過去問結果や私立高校の結果も素晴らしかったのですから、もう少し頑張っている自分を褒めてあげましょう。緑MSは得手不得手がかなりはっきりしているので得意教科は取りこぼさず、伸びしろが残っている教科を1か月で仕上げていきましょう。

 月曜日の夜は中1国語。先週に続き「少年の日の思い出」をしました。最近、国語では緑OYが良い読解力をしています。国語以外でも発想が良くなってきています。しっかり頭を使い続けた成果ですね。

2022年2月13日日曜日

続・私立高校合格速報

  2/13朝10時緑HAから無事吉報が到着!!その後、昨日より一日千秋の思いで待ち焦がれていた吉報が緑MYから!!いずれもが成績優秀特待生で進学校でのそれは文理学科受験でも上位の実力があることを意味し、偶然ではなれません。その後、鯰江KN、緑SEからも吉報!!大阪府私立高校は無事全員廻し合格なしで合格できました。昨年は若干名の廻し合格がありましたが、過去4年中3年は廻し合格なしでの朗報です。また、成績優秀特待生は過去最高の7割を超えています。卒業の挨拶に何人か来られて最高の笑顔が見れ、今までの苦労が吹っ飛ぶほどの充実感があります。

 先日、卒業生に「生活がマンネリ化しないのはどうしてか」と聞かれました。少し返答に悩みましたが、その答えは「子どもたちとの出会い」だと気づきました。その卒業生も母となり子育て奮闘中です。きょうだいがいればわかりますが、子どもの性格はみんな違います。同じように育てても性格は異なり、模範解答は存在しません。教えることも人相手なので同じです。集団授業ですが、ひとりひとりを見て解答を探っています。縁がありワンセに来てもらえたなら全力で応えるつもりです。

 しんどいことも多いワンセでみんなと共有した思い出はプライスレス。手がかかる子が多いですが、面倒くさい子は好きなので日々喜怒哀楽があり楽しんでいます。「やりがいがある仕事」と言うには言葉が軽すぎるので、好んで使いません。普段はやりがいよりも思い通りに全員の成績が上がらないストレスのほうが圧倒的に大きいです。それでも合格報告の笑顔は全てに勝ります。今も、3連休長時間ここで受験勉強をしている彼らを横目に、全員合格&高得点に頬を緩めています。

 怖い先生を演じて数十年が経ちました。「先生」という仮面を外せば争いを好まない好々爺に近づいています。スタッフやOBには父とおじいちゃんの間のような感覚です。引退の時期の一つの目安が「子どもたちはしてはいけないことをしたときに叱れなくなったとき」というのがあります。コロナ禍で自分のモチベーションの低下を案じていましたが、時流に乗りつつ厳しい先生・塾であり続けたいと再認識しています。全力で指導した先に最高の笑顔が待っているのですから。