2022年5月25日水曜日

5/24の出来事

 昨夜10時過ぎに塾の外で奇声に近い大声があり、急ぎ外に出ました。他塾生の中3男子4人組がワンセから出てきた中3女子に声をかけ、その後も執拗に絡んでいました。その男子はその後も奇声を発し続け、内環状線を南下して行きました。もし、当塾生ならン十年ぶりに体罰解禁しなければいけないと思うほどの奇声でした。眼前での出来事に日本の将来が不安になりました。

ただ、ここ最近授業終了後のワイワイした声が気になっていたのも事実。コロナ禍で抑制されてきたものを少しぐらい解消できるならと複雑ながら片目を瞑っていましたが、そろそろ注意しようと思っていた折の出来事です。25日(水)には中学生の全学年に注意喚起を行いました。駐輪場で長時間話していた子には太い釘を刺しました。

個別に呼んで注意するときに話したのは、犯罪ではなくても迷惑行為はしてはいけないということです。そして、罪に問われなくても大人の常識を疑われます。つまり塾や保護者です。未成年者は責任を取れないので、大人が代わりにならなくてはいけません。同時に駐輪場のマナーについても指導しました。私の肩書は「塾長」ですが、一番偉いのではなく一番責任が重いと自負しています。

OneSelfがあることによって近隣住民の方々にご迷惑をお掛けしたことを謹んで深くお詫び申し上げます。また、今後このようなことがあればご連絡いただけると幸いです。その折には日付・時間帯・男女を教えて頂けると対応がスムーズになります。

2022年5月22日日曜日

最近の出来事

 6月3日の高校進学説明会を控えて、少しバタバタして来ました。例年、正月休みを取ってから春分の日ぐらいまで止まらずに動き続け、4月からGWまで休める日はしっかり休んでいます。GW明けからテスト対策が始まり、進学説明会準備と高校訪問が始まります。充電期間を経てエネルギッシュに動く時期になりました。そんな中、中学生の近況です。

中3は緑中学で実力テストが返却されました。こちらが思っていたよりも全体的に点数が良かったです。コロナ禍でも勉強を止めずに継続してきた成果でしょう。ただ、若干名気になる子がいました。受験生らしい雰囲気にはまだなっていませんが、例年よりも早く自習室の有効活用者が増えています。筆頭が緑IM。入塾以来、常に早めに来て復習に余念がありません。分からないところは直ぐに聞きに来る姿勢も素晴らしい。元来、勉強への姿勢が良かった緑IRが引っ張られ、緑SSや緑MRにも良い影響を与えています。IMMRは成長著しく、出来ることが増えています。SSは数学・社会が伸び続けており、最終的にどこまで伸びるのか楽しみです。IRは地道な努力を継続できるのが強み。ワンセで集中力や精神力もかなり培われおり、最も成長している一人です。そんな彼らの背中を見て切磋琢磨している教室の雰囲気が好きです。勉強するにはとても良い環境です。空間を与えられているだけはなく、周りが全員集中して勉強していることに大きな意義があると思っています。

中2は楽しそうに勉強しています。国語社会担当しては詰めの甘さを嘆いていますが、全体的には可もなく、不可もなく、ある意味中2らしい雰囲気です。誰かが引っ張ってくれている感じではありませんが、「勉強は好きではないけど、みんな頑張っているし頑張ろう」という感じ。点数はさておき、鯰江KYの勉強の質の向上が目立ちます。社会が最も出来・不出来の差が激しく、再テストの結果では緑IHと緑OYに悪くない勉強の形跡がうかがえました。ただ、国語担当として文章力や表現力が他の力と比べると一段劣るのが気がかりです。練習の段階から「正しい文」を作れません。「は・が・を・に」の用い方や守護・述語が合っていないのに気づかない子が多いです。何となく問題を解いて、間違えていても確認できていないことと、解説中に耳にタコができるぐらい言っている「自分の答えと模範解答の異なる、他の人の解答とどうずれているのか考える」習慣が定着できていないことに起因するのでしょう。私の力不足です。

中1は一から百までやることを決めてやらせる姿勢を改めています。復習の仕方や勉強の仕方を伝え「自分にとっての引き出し」を増やしてブラッシュアップできるようにしました。量より質を目指していますが、復習具合や真面目に問題に取り組んでいる様子は中2よりも良いです。ただ、初の自習室の利用の仕方で注意される子が出るのは恒例行事。そんな中でも緑SKがいち早く良い姿勢を見せています。先輩のように「良い姿勢」で周りの模範になっていっている雰囲気を頼もしく、微笑ましく見ています。ワンセでは珍しい仲良しの友だちがいるクラスで、傷のなめ合いを案じていました。中学生になった頃はそんな雰囲気もありましたが、テスト前になってようやくワンセらしい「友だちだけど勉強はライバル」という空気になっています。

2022年5月2日月曜日

5/2の出来事

 かねてより見たかったの佐渡金銀山を見に行きました。世界遺産に推薦されたので、認められたらもっと人手が多くなるでしょう。久しぶりにみんなへのお土産を買いました。全員用と、個人賞にゴールードバー(中身は秘密)を各学年で様々な理由でプレゼント。小5はYA、小6はTTが計算ミス最少でゴールドゲット。中1は緑MNが唯一正答した数学の宿題があったのでゲット。緑SHは英語の小テストトップでゲット。中3は国語過去問トップで鯰江TRが、順位で緑SYが、ジャンケンで緑KMがそれぞれゲット。中2は理科で抜き打ち元素記号テスト。緑IH、茨田SK、鯰江MSが満点でサドンデス。IHがまず脱落し、残り2人で化学の知識&重要記述で勝負。果たして鯰江MSが勝利!!

withコロナでワンセも少し変わりました。以前は少し大きめの笑い声すら注意していましたが最近は流しています。授業後の笑顔や授業ネタでの笑い声はやはり良いものですね。

2022年4月28日木曜日

最近の出来事

 明日からGWです。例年通り、中学生には数学の計算問題を大量に出しました。放っておくと手をつけるのが遅くなって、出来ない子が発生する可能性があるので宿題を塾でするよう声をかけると中1、2はGW前にしてほぼ消化できているようで少し安心しました。ただ、肝心のGWに自宅でする宿題がなくなってしまうのが気がかりです。中日の月曜日は塾があるので、ここで調整します。

小5算数は容積の応用問題をしました。難問ですがYAが頑張って考えていました。新入生のMKは線の細さが気になっていましたが、少しずつ慣れて出来ることが増え、成長を感じます。小6は「線対称」という単元をしました。学校で先に教えてもらっているので比較的スムーズ。私は、この単元を教えるのがあまり好きではありません。「コンパス」「分度器」の使い方と並ぶ個人差が激しく集団授業では難しいからです。内容自体は難問とはいえませんが、手先の器用さやイメージすることの得手不得手で時間が倍以上異なります。決められた時間内で一斉にするのは大変です。ところで、入塾当初はミスが気になったSUは少しずつ減ってきました。小学校を卒業する頃にはもっと精度を上げていきたいですね。

中1は久しぶりに数学の確認をすると計算のルールがあやふやな子がいました。2日に分けて行った補習とGWの宿題で何とかなって欲しいところです。緑SKの家庭学習の状況が良く出来ることが増えています。国語は文法を3週に渡って解説しました。外国人に日本語を教えるのと同じことをするのですが、外国人のほうが理解が速いのはモチベーションの差なのでしょうね。社会は歴史の導入をしました。緑MNがみんなに模範演技を示してくれ盛り上がりました。

中2は日本地理で北海道まで無事終わりました。社会をしていて思うのは、解説を楽しくしておいて中学校のテスト前に暗記を頑張ってもらうほうが効率的なのではないかということです。今までは新単元の導入をすると翌週に確認テストをしていました。確認テスト合格のための勉強はしてきますが、テスト直後から忘れていくので時間対効果を考え今年からテスト2週間前からの暗記を増やす方向へシフトしました。おかげで授業は楽しいです。菫OMや旭東MTは目を輝かせながら聞いています。緑THOYもそうですが、全体的に好奇心旺盛な子が多いので勉強というより興味ある話を聞いている感じです。ワンセをきっかけに社会に興味を持ってくれたらいいなと思います。

中3は最後の厳しく接している時期です。三平方の定理を習い終え、中学生の計算を全て修了しました。あとは使いこなすだけです。いよいよ特進数学と標準数学でクラスが分かれましたが、各々課題があります。特進数学は座って聞いているだけで賢くなれると思っている子がいることです。集中して聞かないと分からなくなるのに聞くべき時に集中できていないのです。進学校の数学の速さの半分以下でついてこれないと、高校生になってからどうしようもなくなってしまいます。標準クラスでは公式をまだ覚えていない子が若干名います。数学では「計算・確率・関数・三平方・中央値」の基本が出来れば寝屋川高校ぐらいまでなら合格点に到達できます。これらは公式を覚えて使いこなせれば良い単元なのでこちらも力が入ります。公式を忘れて計算問題が出来ないのは言語道断で入試の合格点に達しません。いずれも徹底して改善してもらいます。

2022年4月27日水曜日

最近感じること

 子曰く「学びて時にこれを習う、また、よろこばしからずや」孔子は「(新しい)学問を習って常に復習(して習得)する。なんと嬉しいことではないか」とおっしゃった。

最近の日本は平和で恵まれた環境で育つ子が増えました。プレゼントで欲しいものを尋ねても「特にない」と答える子が多いです。勉強も同様で学習できる環境を与えてくれる、換言すると周りの大人が子どもに合わせてくれる機会が増えている気がします。

そこにコロナ問題が発生しました。コロナの影響は様々ですが、教育現場の感想として授業についていけない子が増えているように感じます。逆に出来る子も増えたように感じます。全国学テの平均で大きな変化が見られないのはそのためでしょう。

そんな中、ワンセの中学生の課題が2つあります。1つ目は処理速度の物足りなさです。問題を読んでいて、今どこを読んでいるのか分からない子が一定数発生しています。ボーっとして聞いていなかったのも理由の一つですが、どこをしているのか探していたり、何かをメモしようとして聞き逃したり、考えられなかったりしているようです。一般的な会話よりもゆっくり話すように心掛けていても遅れるようです。将来、社会に出たときに指示を一度で理解できなくなる可能性が高くなるのではないかと不安になります。勉強を理解できないのは困りますが、単純な質問(今、何を聞かれたのか、など)すら答えられないケースがチラホラあります。また、聞き手を無視して自分の思ったことばかり話そうとする子も然り。幼い頃から大人が思いを汲み取りすぎた結果でしょう。

2つ目は復習不足による未習得です。その場では理解できてもわずかな(数分レベル)復習を欠かすことにより前回の内容を忘れているので、使いこなすことができません。小中学生の算数・数学で厳しく言われるのは「公式を忘れるな」です。三角形の面積の求め方のような単純な公式を教え、次回からは使うから必ず覚えておくようにと耳にタコができるほど伝えても覚えてこない、目立つところに公式を書くように伝えても二度と使わないルーズリーフの片隅に書く。当たり前のことが出来ない子が本当に多いです。こちらは何度も何度もその場で注意しています。そんなとき、この子が社会に出たらどうなるのか本気で案じられます。正社員になれない人がこれからますます増える世の中で心配しかありません。

AIや外国人労働者の流入が進むことも大きな要因ですが、何より少子高齢社会で必要以上に守られ過ぎている「お子さま主義」に危惧しています。成長には何らかの努力が必要です。その過程でストレスを感じるのは必然であり、避けるのはではなく乗り越えるものだと思っています。ネガティブイメージしかないストレスですが、障害物を避けるのが大人の役目ではなく、避け方や乗り越え方を教えるのが大人の務めだと思うのです。


2022年4月23日土曜日

最近の出来事

 人の流れが活発になってきました。夜中の人手もにわかに増えています。また、GWは人の流れの抑制はしないと政府が発表しました。withコロナで社会が落ち着くことを切に願っています。

 さて、中学生数学は全学年共通で計算問題です。やり方はある程度理解できており学校のレベルなら苦労することはないでしょう。ただ、正答率が全体的に低く計算のルールが定着していない子が各学年若干名います。小学校の高学年もそうですが、習った直後のテストで満点を取れてもうろ覚えで完全理解をしておらず、半年もすればやり方があやふやになるのです。中学生は小学生よりも学習する量が多く、スピードも速くなります。そしてついていけなくなる子が少しずつ出てきます。ワンセではそうならないようにかなりマメに小テストを実施し、必要な量の課題(宿題)を出します。全員に大量の宿題を出すような無意味なことをしません。

 必要なことが問題演習の子には演習を、解説が必要な子には補習を、上を目指すなら相応しいレベルの宿題を出しています。また、GWの数学の宿題量はかなり多いので宿題を塾で消化しつつ、やり方が怪しい子には補習をしています。子どもたちは宿題がはかどり理解が深まるので有意義な時間でした。中1は緑MN・NY、中2は鯰江KYが怪しかったのですが、頑張って良い顔をして帰って行きました。中3はかなりのボリュームを出しましたが、マメに出来をチェックしてしっかりついて来てもらおうと思います。スーパー特進数学は緑SS、MRIS、鯰江MHが自己申告をし緑YJは渋々名乗りを上げて専用課題をもらっていきました。

 withコロナ渦中で、授業後の笑顔がかなり増えました。楽し気な声を聞く機会がも増えています。コロナ対策でピリピリしているつもりはなくても、かなり厳しくチェックしてました。そんな緊張も少しほぐれてきたと実感し、笑い声が増えてきたことを嬉しく感じています。

2022年4月19日火曜日

声の大きいものが勝つ

 昨日、駅前のコンビニで店員さんに絡むおじさんを見ました。レジに数人並んでいたところ、横入りしたのを店長さんに咎められたことに逆上していました。オロナミンCのみを購入したかったらしく「先に並んでいた」「とっととレジを通せ」「今すぐ本部に電話しろ、クレームつけてやる」など自分のことをお客様だと勘違いしているようでした。商品を購入していただいて初めて「客」です。客未満どころか敵ですよね。どこで声を掛けようか迷いましたが、おじさんがどんどんエスカレートするので「後ろから見てましたよ。そんなに怒るぐらいなら違うお店で買ったほうがいいのではないですか」と言うとバツが悪そうな顔をしつつ振り上げた拳を下せないまま退店しました。そんなクレーマーがいるののは世知辛いなと思いました。

ところで、大企業はマニュアルで守られおり、対応に誤りや不備があってもミスを認めることをしないことも珍しくありません。また、日本人独特の遠回しな言い回しや嫌味では全く動じないこともしばしばあります。これが消費者なら不買運動を起こせば問題ないです。ただ、保険会社・役所・銀行対応だと話は異なってきます。残念ながら「知っているもの勝ち」「声の大きい者(クレーマー)勝ち」ということになり、知らない者は損をすることが多いです。消費者に明確な証拠がないときは強気で大声な人、つまり面倒くさい人の言うことを聞きがちです。

理路整然と話すと「それは規定(常識)だから(できません)」と鼻であしらった対応も多いです。仕事で約束を守れなくても「すいません」で終わります。こちらにどれだけ迷惑や損害があってもです。契約書に記載されていなければ更にはうちのような零細企業だと後回しにされることもあります。

トラブルも嫌ですが、先方に非があっても認めないときは強気に言わなければいけないこともあります。そんなとき、本当に複雑な気持ちになります。私(うち)がもっと取引額が大きかったり、規模が大きかったら同じ扱いはしないのだろうなと。

かつて、梅田で高齢者が気分を悪くされていたのに何もできないでいたところ、自然に声をかけた高貴なご婦人がいました。以後、そのご婦人を見習って行動しています。逆に権力をかさに横柄な態度を取る人には容赦しません。あ、ワンセっ子は教育の対象なので無条件に優しくしないです。

色んなことがフラッシュバックしたコンビニの出来事でした。