2016年6月19日日曜日

週末(主に諸口)の出来事

テスト対策と高校の説明会でにわかにばたついてきました。桃山高校の話を聞きに行き、大学進学実績を見ているとその数値の高さに興味を覚えつつ強烈な違和感を同時に覚えました。冷静に分析してみると国公立大学の合格者実績は申し分ないのですが、関関同立の割合が非常に少ないのです。つまり、上位層には手厚い対策が施され、その他の子は放置するわけですね。そして放置される割合が非常に高い。かねてより有名だった「自由な校風」は大多数の人にあてはまるわけです。正直、全員にお勧めできるタイプの高校ではなく、相性が合う子には非常に良い高校です。授業風景を見に行こうと思います。

諸口の小6は計算特訓をしています。まだまだ精度が低いので制限時間内に一回目で正解する習慣を身につけてもらうまで徹底しようと思います。途中式が雑なのが不正解につながっているので式の意味を考えながら解かなければいけません。

夜は中2国語。学校の教科書内容で短歌をの解説をしました。詩・短歌・俳句はワンパターンの出題傾向ですが、学校(先生)によって解釈が変わるのでその都度「学校の説明」をみんなに聞いています。そこでわかるのは学校の授業をいかに聞いていないのかということです。定期テストは学校の先生の教えに従って記述しないと正解になりません。なのにそれを聞いていないと…

中3は茨田中が修学旅行でいないため茨田北の子とテスト範囲をしました。社会では歴史の流れを確認しましたが、まだまだ覚えこみの初期でほとんど覚えられていない状態でした。ところで茨田SRは9時過ぎに一人で参加。聞くと8時過ぎに帰宅したようで急いで来たらしいです。姿勢が立派です。

中1も中学校の教科書内容をしました。新入生茨田MMはまだ問題慣れをしておらず、答え方は良くないものの考えは悪くないです。問題演習量を増やせば今後の伸びが楽しみです。中間で高得点だった茨田北MRはここまで少々苦戦しています。

今福鶴見の小6は速さの問題を導入。文章題の山場ですが、あっさりクリアできた子とそうでない子の差が激しかったです。新入生NTは積極的に授業に参加。周りの雰囲気に押されて挙手も
積極的でした。急成長の予感です。

今福中3は少々苦言を呈しました。今している単元は計算問題中心で入試数学必須の絶対にミスしていはいけない、とりこぼしてはいけない最重要基本項目です。ワンセタイムで出題を予告して自宅学習0、再テスト前に強いめの文体で自宅学習を促したのに何もしてこずに塾に来た子が若干名。実は受験者が少ないのに不合格者が一番多いのは汎愛高校です。ダントツです。理由は慢心。なぜか合格できると無意識に思っているのです。例外なく計算問題を軽く見て基本的な勉強をおろそかにして、ワンセタイムの勉強時間も最も短かったです。こちらは全員合格してほしいので強いプレッシャーをかけつつ引っ張って行こうと思っています。ただ、笛吹けど踊らず状態が続くと私の時間は補習希望者に割り振られます。すでにタイムリミットは近いです。土曜日に「私が差し出した両手(補習)を払いのけ続けることが2年近く続いている。勉強でお手伝いできることはなくなり責任をもてなくなる」と言いました。前向きな「気持ち」だけは持ち続けてほしいです。