2017年5月23日火曜日

公立入試(ボツになったチラシ草稿)


大阪府公立高校平成28年度入試より英語・数学がABCの3段階にレベル分けされました。果たしてC問題は大幅に難化し、個人塾や個別塾では対応できないものとなりました。鶴見城東区内で生徒数がいる塾を対象にC問題採択高校の合格率を調査すると、平均競争率より大幅に悪い合格率となっています(数値入手済)

昨年度、地元中学では文理学科採択高校の合格率が2割程度でその大半が某大手塾と地元個人塾でした。今年度は大手塾の合格率は上昇したものの地元密着型は悲惨な結果です。合格に導けるノウハウや教授力もないのに大手塾の真似をして偏差値10上の学校を受験させた結果です。とはいうもののOneSelfも昨年7,8年ぶりに大手前不合格者を出し大いに考えさせられました。今年C問題採択高(大手前・寝屋川・市岡・旭)に全員合格できたのは個々の頑張りが一番ですが、得意教科で点数を重ね、苦手教科の失点をカバーする対策が奏功した手応えはあります。

 個人塾だとC問題の数学をする子はごく一部。その一部のために教材研究や時間を費やせない現状があるのでしょう。OneSelfも個人塾ですが、最大の目標は志望校全員合格。それに勝る目標は存在しません。志望校の名前を出した時点で合格するためのカリキュラムを考え、実践してもらいます。今年も絶対全員合格を目標にしています。偏差値が足りないから志望校を変更する方針はOneSelfにはありません。ただ、志望校の名前を口にしたらそれに見合う努力はしていただきます。記念受験は全く考えておりません。