2017年10月17日火曜日

10/16.17の出来事

 雨が続く毎日で洗濯物が大変になります。明後日に控えた高校進学説明会の様々な準備に追われています。最も追われているのは精神的なものです。初めての企画なので無事に当日を終えられるよう全力集中です。

 さて、夕方久々の小5算数の授業。長かった約分の徹底を目指した機関は終わりました。何度も何度も根気良く約分について諭してきましたが、気をつけない、気が回らない子は根本的に気にしないのでなかなか直りません。よく「勉強をするうえでの性格の矯正」と表現していますが、単純にわからない問題を教えることの数倍手間がかかります。本人が強く意識するようにこちらも強く気を引き締めようと思います。HAが前回までは積極的な挙手をしていなかったのに、突然積極的になりました。ようやく慣れてきたのでしょうか。

 小6もプレテストが終わり、新単元の「資料の整理」をしました。簡単ですが面倒で時間がかかる単元です。軽く解説をしていきなり解いても正答率は極めて高かったです。この学年は1年前の夏まで宿題・課題がルーズでガミガミ言われていたのですが、いつの間にか模範的なクラスに変わりました。前向きなこの子たちをしっかりと伸ばしていこうと思います。

 夜の部は中1中2共に進路の話。まず、中1では勉強することの意義について話しました。とても大切なお金の話と勉強において過程が大切であること、更に決められたルールを守ることが信頼につながり、コミュニケーションを円滑にし、将来社会に出たときに極めて肝要なことになるという点について話しました。中2ではそれを派生させて、自分の立ち位置を知ることの重要性について話しました。持論ですが、自分の考えや価値観が世間一般の平均や常識と比較してどれだけずれているのかを常に意識することが大切だということについてです。私は偉そうに物事を教えています。だからこそ、自分の考えが「常識」と比べてどの項目がどれぐらい違うのか理解しておかなければいけません。また、自分が得た過去の知識が正しいかどうかについても同様。昔の常識は今の非常識であることも多いのです。それを知らずに大上段から物事を教えるのは非常に危険であること。大人になると自分の知っている狭い知識を常識だと思ってしまいがちなこと。「家族」は最も基本的な社会集団で独特のマイルールがあること、そしてその全ては正しいわけではなく、是非を考えて将来の子育てに反映させること、などです。全て伝わっているとは思いませんが、少しでも感じてくれればいいなと思いつつ、大きなテストが終わるたびに話しをしています。

 火曜日は中3三昧。特進は数学で近高の過去問。トップは鯰江HK。あとは及第点に至らずでした。少し発想力が求められる問題になると弱い傾向があるのは女子独特です。茨田NMがじわりと伸びているように感じられます。標準国語では桐蔭の過去問。トップが茨田SKで緑KH、緑NYが続きました。次の公立社会は悲惨な結果で、これまで社会への重要度をあまり認識していない様子です。これからはドンドン解いて今までの成果を発揮してもらおうと思います。一応トップ3は緑NY、FE、HYでした。今後は点数の上積みをしっかりとしてください。

 さて、明日に迫った進学説明会の準備でバタバタです。