2022年3月8日火曜日

卒業生へ~贈る言葉ファイナル~

  緑HA

 歴代ナンバー1のストイックな子。オリンピック出場した子よりも究めたい願望が強い。もう少し肩の力を抜いても大丈夫。無意識に自分を基準に考えるとしんどいこともある。

 1を聞いて10を知るタイプで努力の天才だ。いつも笑顔で秘めた気持ちが出さない分、どこでストップをかけたらいいのか卒業までわからなかった。「あの子は賢いから」と第三者に言われる度、努力が凄いと訂正してきた。

 どの道を選んでも究めるだろうが、自分の身体の限界を早く知って欲しい。無茶はしても無理をしてはいけない。

 緑MS

 無茶ぶりで特進数学に当初より参加していた。周囲より理解が鈍いときに悔しい思いをすることもあった。それでも常に上を見て特進クラスでやり遂げた。

 果たして文理学科合格レベルの数学力までの伸びることが出来たのは努力の賜物だ。数学が超得意でなくてもここまで伸びるという証明を嬉しく思う。得意でないことも人一倍の努力によって出来ることを増やした。

 そのことは今後の勉強・社会経験に置いて無二の糧となる。諦めず努力すれば追い越せるこは多い。努力を継続できる人は少ない。

 緑OA

 おっとりしてマイペース。私立専願組が卒業してからは知らなかった一面を見ることが多く新鮮な驚きが多かった。

 まあ、いいか。で積極的に様々なことに取り組んでいなかったが、誘われたら行動するので勉強面では周囲に引っ張られて頑張っていた。学生の間に受け身ではなく、夢中になれる何かを模索し続けよう。

 それが見つかったときに時間を忘れて取り組み、これだけは人には負けないと胸を張って言えるものにして欲しい。一心不乱に取り組む姿勢がみたい。

 緑MY

 志望校の決定が最も遅く、スパートがかからないことを案じていた一学期。寒くなる時期には焦りを案じていた。自信の無さが気になることもあった。

 謙遜は日本人の美徳だが、過剰になるといけない。自分に限界を決めず様々なことにチャレンジする。失敗が許されるのは学生の特権だ。周囲を傷つけないこと、努力すること、ルールを守れること、これらができるのは充分な長所だ。

 長所が多く、人当たりも良い。ここに経験値を重ねると魅力的な大人になる。過小評価せず、知的好奇心を旺盛にしていこう。

 四條畷MA

 親が知り合いで気遣いしたり板挟みになることもあっただろう。折々の参加で刺激を感じることはたくさんあった。

 ワンセの子にはあまりない独創性が素晴らしい。独特の思考が出来るのは大きな魅力だ。皆と同じ正解や考え方が良いわけでない。そんな兆候はないが、独創が過ぎると唯我独尊に至ることもあるので心に留めて欲しい。

 価値観の多様性を認めることは肝要で、短期間だが感じただろう。多種多様な価値観に触れ、良い取捨選択をしよう。