社会人1年目。色々未熟な私はこの職場で多くの大切なことを学びました。今よりもっと肩肘張って、近づくすべての人に対して攻撃的で排他的な人間でした。若いからといってなめられたくない。敵か味方か、白か黒かはっきりしろ、という感じで尖りまくっていました。
そんな一年目の上司には大変お世話になりました。成長は自分でするものという考えで、周囲への感謝の気持ちとは無縁な一年目。そんな超世間知らずな私に温かく厳しく接してくれた直属の上司と管轄部署の長である事業部長。至らぬ点をしっかり指摘していただき羅針盤となりました。
この頃には完全に塾での独立を考えており、その時期は「自分についてきてくれる人ができたとき」と決めていました。若輩者で噛みつきまくっていた私が人の上に立ち、引っ張っていく姿など全く想像できず。超世間知らずだった私に、社会という場所をご教授いただいた人と出会えたのは暁光だったのでしょう。周囲の協力のおかげで今の自分があります。そのことへ感謝する、人として当たり前のことができるようになったのはこの人たちとの出会いがあったからこそです。