2020年9月8日火曜日

9/8の出来事&「方向性」

  教育現場は多感な子どもたちの集まりです。そして教育に臨まれることは年々変化しています。この流れについていきつつ根幹は変えないという方針を独立したときから決めていました。ワンセの根幹はお預かりした全てのお子さまの成績を大幅に向上させること。そこにブレはありません。

 最近、塾経営者の意見で「集団授業をしている限り全員の成績を上げることなど不可能だ」というものを見ました。彼の本音でしょう。だからこそ個々に必要なプラスアルファが必要なのです。つまり補習です。受験生の授業時間数は週8時間。例年部活引退後の平均通塾時間は35時間前後。その差は志望校別や能力別の時間です。本当に全員を合格させようと思えば時間がかかるのは必然です。中2でも英数では特進・新入生(理解未到達者)というふうにプラスアルファの課題があります。レギュラーの授業だけで全員の成績を上げることは確かに不可能ですが、本当に全員をしっかり見れば可能です。成績が下がって授業料を頂くのは非常に忍びない気持ちでいっぱいになります。何より、親心としての歯がゆさを考えるといたたまれません。

 時間と気遣いは必要ですが、全生徒の志望校合格と成績アップを諦めたことなく、この目的は不変です。ただ手段は年々変わります。今までは「厳しさ」「怒られる」などが中心でした。かねてより、このスタイルの変更を考えていましたが、少し早めに「自主性の尊重」を重視するようにしています。ワンセの考える自主性は「何を勉強するのか考えて実行する」「実行できない、考えられない子はこちらの課題を与えて管理する」です。勉強しないという選択肢を与えるつもりは毛頭ありません。

 長くなりそうなので続きはまた…

9/8は受験生だけの日。本日は五ツ木過去問解説でした。ちなみに数学はトップ緑THAで緑OM、緑SKが続きました。社会ではトップ緑YASK、緑FRが続きました。数社共に偏差値60を平均にしたいのですが、そこまで点数がよくありません。まだまだミスが多いなと感じます。計算ミスは致命傷になるので目立つ子は次回から計算特訓モードに入ろうと思います。

2020年9月7日月曜日

今日の出来事9/7

  タイムリーな今日の出来事です。コロナ禍の中で、考えてもどうしようもないことをが頭の中をぐるぐる回ることが増えました。少しずつ人数を緩和しようか葛藤しています。ただ、未だに募集に対しては二の足を踏んでいる状況です。現在、受験生以外は定員の7割~8割なので座席のゆとりはあります。ソーシャルディスタンスを守ること、新入生に守らせることetc…もしコロナに対して意識の低い子が来てしまうと手遅れになることもありえます。それなら積極的な募集はまだ控えておこうとチラシの自粛延期を決めています。秋も募集チラシは出しません。コロナに対する充分な対策とお預かりした子の成績を上げることに尽力します。

 小4算数は新単元の特別な平行四辺形の導入。中2特進生で理解できるレベルなので、なかなか難問です。さすがに一度で全員がイメージできるようになるものではありません。ところで、今まで課題が目についたKKですが、新入生がくると成長の軌跡を感じられます。半年前の入塾時と比べて頭の回転も理解力も大幅にアップしました。これはMOも同様です。冷静に成長を見ないといけません。

 小6算数は比例の導入。初回は易しい問題だったのであっさりクリア。ただ、例年以上に計算ミスが多い彼らが非常に案じられます。また、例年参加しているプレテストをどうするか思案中です。今年は自由参加にしてもいいかと思っています。

 授業外で某君が「弟が産まれてから自分には姉が冷たい」「仲良し弟のポジションを奪われて寂しい」という話題になり色々感じるものがありました。かつて、弟ができると聞いた幼少時の私は「扇風機で飛ばす」とか意味不明な発言をしました。ケンカしながらも互いを思い遣れるようになるのがきょうだいだと思います。

 中2社会は明治維新の導入。幕末の志士に興味がある人は多いでしょう。今日はやや余裕があるので、現代社会の政治と絡めて話しました。数学を持っていないので教科担当しては少し気が楽ですが、責任者としては意識差の広がりに終止符を打ちたいと強く思っています。先週から始まった足立の補習で流れが良くなることを期待しています。

 先週の出来事ですが、土曜日の夜の自由参加の五ツ木対策社会。ソーシャルディスタンス問題もあって人数を絞る予定でしたが、想定以上に多かったのは嬉しいやら少し困ったやら…。叱咤激励や説諭、様々な方法でみんなを最後までしっかりと引っ張っていこうと思います。

 


 

2020年9月5日土曜日

最近の出来事

  コロナ禍が落ち着くまではブログ更新を自粛する予定でしたが、先行きが不透明なのでwithコロナ対応の一環としてそろそろ書き始めようかと思っています。保健所にコロナ対応を問い合わせるとかなり基準が緩くなってきました。保健所の指示よりは少し厳しめにしていますが、塾の営業自粛は全くされていない現状がある中で自宅待機の基準は緩めます。今後、原則としてPCR検査の対象となった場合のみ自宅待機とし、その他は通塾可です。もちろん、陽性反応が出た場合は2週間の待期期間となります。

 さて、最近の中学生の出来事から。中3は5日の土曜日に五ツ木対策社会をしました。トップは緑YAで緑THAUTが続きました。ただ、鯰江MA、緑FHがここにきて社会の勉強の跡が見られます。ちなみに実力テストでは8割の子が成績を上げてきました。500点満点中20点以上下げてきた子は皆無です。さすがに勉強時間を鑑みると当然の結果ですね。クラス編成も再考慮します。

 中2は特進数学が復活。緑HAが頭2つ分ほど飛び抜けてきました。英検2級もこの時期に合格し、努力に見合った成果が出ています。足立からは少し気になる子というメンバーでの補習も開始。期待値ほどに頑張ってくれていない子を引っ張るというのが目的の一つです。教室の雰囲気も良く、今後の展開に期待しています。

 中1も特進数学が復活。ようやく特進の名にふさわしいことを出来る単元になりました。メンバーは鯰江MH、緑SSHR、YJというメンバーで開始。楽しくレベルの高いことをしていきます。特進に必要なものは気持ち。これが欠けるなら点数が高くても参加不可です。逆に気持ちさえあればウエルカムです。今後、特進生の位置づけを明確にしなくてはいけませんが、進学実績から文理学科受験者・私立難関校を特待生で合格を目指すクラスですね。


 小学生、中学生の全体についてはまた次回。

 

2020年8月8日土曜日

最近の出来事

  超ご無沙汰です。長丁場の懇談会が終わりました。足立が授業の現状をアップしているので私はその他諸々から。

 コロナ禍が全く落ち着きません。鯰江・菫・鶴見南小で教職員の陽性反応が出ました。今後の塾の取り組みとしてはPCR検査の対象となった同居人がいる場合は陰性結果が出るまではオンラインまたは補習対応となっています。

 授業とコロナ対策と進路指導で余力なしの状況です。コロナ休校中にモチベーションが下がった子もいます。また、明らかに集中力が継続しない子もいます。例年以上に子どもたちに話を集中して聞かせることに躍起になっています。

 そんな中で期末テストはほぼ全員が学年末よりも点数が大幅にアップ、または高得点維持。満点賞も過去最多。480点以上の学習奨励賞も過去最多。五ツ木テストに限っては緑中学の上位10人中8人がワンセルフ生。数字だけ見れば十分な結果です。受験生における過去問結果も過去最高だった昨年の子たちの数値を少し上回る子も出ており、こちらには良い報告が多いです。

ただ、高偏差値ほどの手応えがありません。コロナ禍で周りが下がったから相対的に順位が上がったのではないかと懐疑的です。これは私自身の精神的なゆとりのなさから冷静に判断出来ていない可能性もあります。私が思っている以上にみんな頑張っているということです。

 コロナに感染させてはいけないという強い危機感からゆとりがなく、授業後に残して見るよりも除菌やソーシャルディスタンスを保っているかを優先させなくてはいけない状況です。それゆえ、居残り必須の受験生以外の数学や英語は任せています。数学英語講師は子どもたちと対峙しているので、直接指導していない部分での不安もあります。withコロナの時代で再び学校が長期休校になったときの対策も考えています。気づくと考えこんで手が止まっている機会が急増中です。事務方のミスや時間割についてご迷惑をお掛けしている現状を非常に申しわけなく思っています。

 ただ、お預かりしている子どもたちのことをしっかり見るという根幹だけは絶対に変わりません。何があっても卒業までしっかりと責任を持って指導します。明日、日曜日は受験生の補習がありますが明後日からは1週間の休みです。受験生にとっては最後の長期休暇となりますので少し休息をしてください。


 

 

2020年7月17日金曜日

続・期末テスト速報

 中1は100点ラッシュでした。延べペースで2人に1人は100点getです。易しいとはいえノーミスは素晴らしいです。480点超は緑HARと鯰江MH。あと1問で達成できたのが緑SSIR。小学生の頃負けていた子に勝つ、という一つの目標は達成できました。中2は緑SEも満点の報告。特進満点率は75%です。その名に恥じない結果ですね。また、緑NWが良い感じで努力をして伸びています。緑HAが480点超。中1と共に学年トップの可能性充分です。それでも本人はミスが悔いられるようで、その向上心が素晴らしいです。中3は緑SKがまだまだ上昇中です。C問題対策に本格的に入るのは8月お盆明けぐらいですが、それまでに基本は確立できそうです。ここにきてモチベーションに大きな差が出来ています。昨日、急きょクラス分けを決定し上のクラスと下のクラスの比は1:2のなりました。前回中学生で習う公式の一覧表を配布し、それを用いる小テストの結果でクラス分け。英語理科も同一にする予定でしたが、アンバランスなのでほぼ半数になるように異なる編成にしました。国語数学社会はいつでもクラスが上がれるように考慮した内容にします。レベルの差ではなく意識の差の結果、点差につながっている感じです。

 さて、明日からの懇談会に備えて準備がほぼ終わりました。急ではありますが、ご希望があればオンライン懇談も承りますのでおっしゃってください。

2020年7月15日水曜日

期末テスト速報

 中1は緑YJが英数理の3教科返却でオール満点のパーフェクト。その他、緑HAR、HOR、KM鯰江MHTRから満点報告。緑SYFKOY、SS、FR、IRはここまで満点はないものの450点ペースの結果。小学生の頃負けていた子に勝つ、のキャッチフレーズに偽りがない結果を喜ばしく思います。緑中は最低点が62点です。最低点の高さも誇りの一つ。鯰江中はほとんど返却されていないので詳細なコメントはまた後日。ただ、緑鯰江ともに学年トップの可能性は充分ありそうです。茨田中は明日以降の返却が楽しみ。中2は緑HAが480超えペース。緑NW、MYからと共に満点報告がありました。こちらも学年トップが現実的です。新入生のAKは大幅アップで大台に届きそう。
 中3は緑SKが数学満点。通塾歴の最も長い彼らの秀でた点は1年の1学期中間が自己ベストだった子がほぼいない点。400点以上450点前後がボリュームゾーン。2年生になってから自己ベストを更新し続ける子が多かったです。学年トップ経験者も在籍している彼らへの期待は大きく、それを勘案すると少々物足りない結果。キープはできているものの上昇とまではいきません。途中入塾生は上げ続けてはいないということ。受験生なのでここからは本人の自覚を促したり刺激したりしてもう一伸びしてもらえるよう追い込んでいきます。
 

2020年7月13日月曜日

最近の出来事~頑張っている子~

 今週末からの懇談会に備えて、高校の先生方と話す機会が増えています。七夕に行われた校長会では私立高校も入試問題の出題範囲を大阪府のガイドラインに沿って作成するとが確認されています。これを受けてワンセルフ生が受験する可能性がある高校側から有益な話をたくさん聞くことが出来ました。デリケートな問題なので子どもたちにはしっかりと伝えていきますが、こちらでは書きません。例年、高校についてのご質問は外部の方にも包み隠さずお伝えしています。それでも学校別の出題範囲についてはお応えできませんので悪しからずご了承ください。もちろん、ワンセルフ生に聞かれた場合は何でも答えます。

 さて、withコロナの渦中で最近頑張っている子たちについてつらつらと書こうと思います。小学生では4年生全員親御様に教えていただいているのがよくわかります。このご時世なのでご協力に感謝です。小5は全体的に頑張っているのですが、継続した努力という部分では個人名が浮かびません。波が激しく、手抜きがあるのもこの学年の特徴。小6は今後に期待している状態です。

 中1は安定の鯰江MHを筆頭に緑HR、緑SS、MKもジワリと意識向上中。中でも緑SYが絶賛覚醒中。全てが成長しています。また、今までは苦言を呈すことが多かった緑KAがここにきて成長期を感じます。そこに出遅れていた緑YJが入ってきました。中2は安定の緑にHAに緑SEが続き、テスト前ということもあり緑MS、NRも勤勉。中3は安定の緑THI、KH。地道な努力の継続が芽を出し始めている緑YA。ここにきて受験を意識した勉強を感じるのが緑FHに、初めて(?)褒められる緑IH、NH。男子が瞬発力に秀でているのは間違いないので今からスパートすれば偏差値10以上の大幅な上昇も見込めます。

 コロナ禍でまったりした雰囲気からようやく勉強する雰囲気が出来てきました。懇談会ではwithコロナ時代の勉強方法の模索についてご相談させていただければと思っています。