明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。
さて、2024年は多くの方々と情報・意見交換させていただきました。教育業界においては明るい話題はなく、定額働かせ放題と揶揄されるている現状があります。後日、このあたりを詳しく書ければと思っています。
ワンセの普遍は「お預かりしたお子さまをしっかりみること」です。25年目の今年も変わらぬ思いで精進します。
明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。
さて、2024年は多くの方々と情報・意見交換させていただきました。教育業界においては明るい話題はなく、定額働かせ放題と揶揄されるている現状があります。後日、このあたりを詳しく書ければと思っています。
ワンセの普遍は「お預かりしたお子さまをしっかりみること」です。25年目の今年も変わらぬ思いで精進します。
今日、過去問演習を残り何本するのか数えると、最低71本ということがわかりました。私立まで約9週間、公立まで残り約13週間です。
一時期、少しミスが目立った鯰江FRですが、ここにきて復調気味。同様に鯰江MKも数学は悪くない感じ。数学以外では緑SKが伸びています。国語・英語が特に顕著です。また、緑SHも比較的安定して取れています。社会でこの4人が競いあって知識を増やしています。明日からは全中学校懇談会になるので満を持して2時過ぎから全員呼ばれます。今日も強化指名に選出されていた緑MY、NY、YH、OSと2時半から歴史チェック。MYは少し知識が増えていました。
先週末まで懇談会と教育相談で慌ただしい日々でした。今は、中3の授業とその準備で結構詰んでいる状態です(笑)年内に解説する分の過去問の予習は終わりましたが、それでも全然追いつきません。関北・大阪国際・近高・女学院・常翔啓光の昨年分や久々に受験なので5年分を遡って予習しないといけない女学院。もちろん、公立はC問題を筆頭にB問題もあります。1本当たり軽く3時間はかかり、事務所で解いていると、みんなに「○○の問題を用意して欲しい」と言われてなかなかはかどりません。もちろん、授業やみんなの問題準備を優先しています。そこに、塾だとこの時間は空いているだろうとお昼過ぎから来客があり、落ち着く気配はありません。電話も取れていない状況があります。
でも、みんなが来る時刻の前になると心がウキウキし始め、テンションが上がります。子どもたちの誰か来ると一日の始まりを感じます。みんなの結果に一喜一憂しながら授業して、夕方・夜になると小学生・中1中2の授業です。合間には志望校や進路について個別に話し、色々考えさせられます。喜怒哀楽の感情を揺すぶられ、充実感で満たされつつ、今年も志望校全員合格に向けての課題を考えると胃がキリキリする日々です。少しでも出来ること・知識を増やしてワンセを卒業していってももらいたいですね。
ちなみに冒頭の過去問71本は数学のみで、ここに英国理社の4科目の演習も付け加わり、卒業時に段ボール2箱orゴミ袋2つ分の量になります。中学生時代は本気で勉強した、10年後・20年後にそう言えるように本当のラストスパートです。
茨田・茨田北・今津中学はテストが終わり結果も出揃いつつあります。解答欄がずれて大問の大半を失点した子が当該強化を大幅に落とした以外は現状維持です。物足りないですが、中1中2は中だるみな時期であることを勘案すると可もなく不可もなくというところでしょう。
現在、テスト2週間前からテスト対策期間に突入し、まずは学校の提出物をテスト1週間以前の土曜日まで完遂してもらっています。その後、各中学校毎の漢字テスト・英単語テストと並行し塾の問題集(定期テスト用)をテスト前週の週末までに完遂。テスト直前は各々が課題を考えて勉強するスタイルです。もちろん、問題演習はそれなりにこなしています。その結果が毎回全生徒平均450点前後に繋がっているわけですが、個人的には満足できる点数ではありません。
ところで、長時間勉強するスタイルは時代に馴染まないとも考えています。コロナ前は朝10時から夜10時までを全員に課していました。コロナ禍では、塾内で食べることを禁止していたので1時から空腹まで(8時前後)にし、再び朝10時からに戻しています。集中力が持続しないから持続できる範囲でさせるといつまでたっても持続力は身に付きません。筋肉と同じで、負荷をかけて鍛えるものです。私は、学校が表・陽であり塾は裏・陰だと考えています。塾のことを優先して学校のことを疎かにするのは本末転倒です。
本来、家ですべきことを塾で管理して提出期限までに辛うじて完遂できている子もいます。塾のことが遅れても学校の提出物は優先。それでいてルーズな子ほど「また土日塾で大変だ」と言います。いや、塾で学校のことをやっと終わらせているだけで、放っておいたら絶対にやってないよね、と思います。それでワンセは大変、と思われるのは複雑な気持ちです。
もちろん、大半の子は計画的に課題を終わらせ、自分のための勉強を1週間前からしています。その結果、出席率90%以上で全生徒平均458点です。ちなみに個別を含む出席率90%未満の子の平均点は380点程度なので差は歴然。ワンセの普通をこなせるかどうかが450点を取れるかどうかの目安でしょう。
時流を鑑みワンセの開校以来の三大原則「時間厳守」「宿題・課題はきっちりと」「授業は集中して聞く」に関してできていない子に対する注意の仕方を優しくしました。すると定刻に数秒遅れて到着する子が出始めました。非常に悲しいことです。その行為(遅刻)によってどうなるの考えられないのでしょう。近々、個別に呼んで話す予定です。指導の仕方として、みんなの前で注意することも個別で対応することもあります。それは個々の性格によって使い分けています。
そんな話を高校の先生としていると、打てば響く(理解して態度を改める)子ばかりで信頼関係を感じる、と言われました。正直、話したり注意したりして理解してもらえないとか考えたことがありません。大人が本気で話している(伝わるまで話す)のだから理解してもらえないわけないという考えです。
学生時代、教員になるのか塾で独立するのかで後者を選びました。この仕事を教育業と本気で思っています。「学習塾」という言い方は便宜上使用しますが、勉強だけの塾、と言う意味のようで好きではありません。塾だから、成績は当然上げます。それ以外の人間的な成長を、ここでしかできない成長のお手伝いをしたいという思いは不変です。
金曜は希望者で大阪女学院高校へ行き、校舎見学や授業見学をさせていただきました。学校は人と同じでビビッっとくる縁があるところがあります。言語化できなくても良縁があれば、わかるので感じるものがあれば大切にしましょう。
中3は入試前の最重要テストである実力テストと五ツ木模試が近づいてきました。ここである程度の実力を示しておかないとチャレンジ権を失うこともあります。他塾生から12月になって進路相談を受けることがありますが、ワンセ生なら絶対にストップがかかる範囲の高校を言いました。関北がいい、だめなら近高、最悪常翔でもいい、そんな言い回しをした子はその全ての高校がかなり厳しく、常翔啓光の進学がぎりぎり届くかどうかの位置でした。勉強せずに上位高に合格したいと言っていたので、無理難題だと感じましたが、正直、うちの子ではないので他人事でした。でも、例年必ずそういう子は出現します。
ワンセ生は11月のテストの重要性を理解している(はず)なのでラストスパートの真っ最中です。現在の高1で昨年の春先に文理学科にチャレンジしたいと言ってきた子がいました。時期的にかなり遅いのと、中2までの成績では5教科全てが届きません。それでも「今から頑張る」の言葉に偽りはなく一年前の11月の五ツ木では偏差値70オーバーまで上がりました。最終的には北野高校合格圏内まで上昇。際立って良い成績の子はおらず、小粒だと感じていた学年が五ツ木の全生徒平均偏差値61で、50未満はいない状況になりました。ひとえにみんなの努力の賜物です。
翻って現中3生。中1からそれなりに勉強し、安定して微増を繰り返してきました。ただ、志望校選びでは最も悩んでいる学年でもあり、受験生としての本気の勉強をしている子はまだまだ少ないです。いや、高い基準での「少ない」なので受験生の名誉のために付け加えておくと、10月の平均塾内勉強時間は160時間を軽く超えています。みんな集中して勉強しており、これ以上ない時間と環境は提供している中での物足りなさです。勉強効率に問題があったり、ミスや集中力の持続に課題があったり、まだまだ出来ることがあるだろう、という期待値に高さからきています。
歴代、文理学科合格者は寸暇を惜しんで勉強していました。例えば、明日の五ツ木の後は大本命の実力テストが直近に控えているため、全員呼ぼうかと思いましたが、敢えて自主性に任せました。勉強に対するストイックさは教えて身につくものではありません。国立大学も同様です。頑張れるときだけ頑張る、それでは壁は突き抜けられないこともあります。今年の受験生は、絶対合格したい気持ちが少し負けているのかもしれません。今日ぐらいは、今まで頑張ったから、そう感じる子と 、実力テストに向けてスタートを切っている子の差は非常に大きいです。さて、明日は誰が来るのか楽しみです。
一昨日、緑中の吹奏楽部が最後の定期演奏会を終え、全員引退となりました。お疲れ様!
さて、今日は中3の五ツ木過去問演習から。国語・社会トップは共に緑SKでした。中1の頃に良い読解センスがあるなと感じつつ、若干のずれがあり点数に反映されていませんでした。それがようやく解消され、これからの国語の伸びが楽しみです。社会も緑SKが無難な仕上がり。ほんのり緑ISも伸びてきました。
今回の本命は中1です。数学の授業をしました。「名誉を○○する」「汚名を○○する」指名して間違えたら、次に正解して名誉挽回するものです。HRMは汚名を何度も挽回すると言っていたのは今は昔。本日は菫YAが汚名挽回すると言い、緑HRMは変わらず名誉を返上し、ついには鯰江SIは汚名を献上すると申し出ていました。みんな、語彙力は大切ですよ。もちろん「名誉挽回」「汚名返上」です。逆にすると、どんどん名誉が汚れていきます(笑)
小6YHは英語の授業を楽しそうに受けています。同じぐらい自信を持って算数・国語もすればいいのに少し自信無さげです。YHは逆に算数国語は、早くできるのですが、英語の発音が少々恥ずかしいようです。ただ、集団なので周りを意識して互いにできることを増やしています。
最後の卒業生が既に31歳で、長い間ご縁が遠のいていた学校。独特な校風の女子高で万人受けはしないでしょう。ではレポート校風3、授業態度2、教授力2、お勧め度3。数値では示せない魅力のあります。北摂の追手門高校(追手門大手前ではありません)と共通ですが、欧米風の考えの高校がどこまで大阪風土に馴染むのか興味津々です。制服のスカートの短さは大阪1ではないでしょうか。自由な校風ながら指定校推薦で大学進学を促す大阪では稀有なスタイルです。早慶・MARCH・関関同立の指定校推薦の枠のは非常に魅力的です。国公立を考えないなら勉強漬けでない青春と卒業という出口のバランスは良いです。
「ダイコクがまだ開いてる!(閉店時刻は23時)」先日、受験生が勉強を終えて踊り場から向かいにあるダイコクを見たときの一言です。連日17時に始まり、22時30分過ぎには帰宅を促すように声掛けをしています。23時には絶対帰宅して欲しいので、かなりしつこく帰宅を促しています。夜ご飯の準備が非常に気がかりで、21時になるといつ帰っても大丈夫と伝えています。それでも22時過ぎまで集中して勉強している姿を見ると、親御様のお気持ちや空腹状況を推し量ると複雑な気持ちになります。
春からずっと理科社会の復習の重要性を説いてきました。例年なら春先から勉強し始める子がチラホラ出てくるのですが、今年は非常にスタートが遅く夏休みにも受験せらしさは感じませんでした。9月に入り、ようやく焦りを感じた一部の子がやり始めた感じです。そんな中、過去一重要な、運命の10月実力テストが返却されました。緑中学は社会の平均点が高得点で、真面目に勉強してきた子に陽の目が当たりました。SH、SK、KK、HKが良かったです。また、緑MYがここに来て急成長中。継続して努力しているOYは実力や模試で結果が出るにはもう少し時間がかかりそうです。それでも諦めなければ必ず伸びるので、結果がでなくとも下を向かず上だけ見ましょう。明けない夜はありません。
今年は数学が得意な子がいない状況で鯰江FRがミスが少ないです。緑ISやMYの見え方も悪くありません。地道な努力の継続が今後の数学の伸びに繋がります。できることを増やすことに専念しましょう。演習ノートは勉強のやり方をしる貴重な手段です。国語は、緑SKが少し飛び抜け始めています。
ブログを打っている23時でも勉強している受験生。頑張りが色々な形で報われるますように。早く帰るように強く促してきます。