2017年2月14日火曜日

最近の出来事

 まずは私立高校の受験結果から。最も受験者数が多い大和田高校は成績優秀で学費全額免除の特待生で4人合格を筆頭にほぼ全員が第一希望の学科で合格!近高附属高校も同様に回い合格なし!!常翔はほぼ特進以上で合格!産大高校は全員が第一希望の学科で廻し合格なしで合格!好文学園、大阪高校もた多数の成績優秀特待生で合格!合格したみなさん、本当におめでとう!!過半数が専願でしたが、公立受験組はこれからが本当のスパートですね。

 さまざまな行事が重なり多忙がピークを極めております。受験生に負けないモチベーションで仕事をこなそうと思います。連日、お問い合わせや体験をしていただき非常に嬉しく思っているのですが、内部生のケアを最優先していると雑な対応になっているのが心苦しいです。授業や子どもたちの管理はしっかりしていますので、信じてお預けいただけるなら精一杯の愛情を込めて面倒をみさせていただきます。

 さて、小3国語は体験の子がいました。好奇心旺盛なのは良いのですが、早くワンセのカラーに染めたくなりました。ところで、明日はバレンタインデー。授業の中で「馬」を用いた慣用句・四字熟語・ことわざの紹介をしました。その中で「馬に蹴られる」という話題をふり、人の恋路を邪魔したら馬がパカランパカランやってきて蹴られるという話題で盛り上がり、それならFSがやられてしまうという話題になりました。誰の邪魔をしたのでしょうね…OSから凝った手作りフレークをいただき、おいしくいただきました。ありがとう。

 小4ではその流れを受けて「横恋慕(他人の恋路を邪魔すること)」して「馬に蹴られてしまう」というのが正しい用い方だと説明。ゲストの子に、姉に使ってみるよういいました。新入生SNは良い読解力のセンスを持っています。解いている数が少ないのが玉に瑕で、これから解き慣れていった結果が楽しみです。NKは良いセンスを持っているのにそれを磨かず、少し好ましくない要領を覚えつつあります。中だるみはダメですよ。TRがここにきて急激な成長を見せています。一気に落ち着いてきました。また、国語の読解問題ではやや時間はかかるものの、とても良い答えを書きます。保護者の方に見せたいほどです。前述のNKからもおいしい手作りチョコをいただきました。ありがとう。

 小6算数は前回に続き計算特訓。1問間違いにつき1枚のプリントを別日程でお呼出される例のアレです笑 新入生MTは、先週かなり大量に間違えたものの今日は先週よりレベルが上がったのに正答率が抜群に上昇。間違えた数より、短期間で出来る問題を増やしている姿勢が良いですね。TNは中受を経験し学力以外に忍耐力や精神力をつけ努力が報われることを実感し、本当に良かったと思います。SSOSは共通の課題があります。それは男子独特のムラです。良いときは本当に素晴らしい集中力を発揮するのに、時おり目が点になるような手抜きを見せます。

 小5はMHが課題であった時間アップができています。FH、THは授業前後は華やかですが、授業や宿題・課題はしっかりとこなしています。けじめをつけて塾を楽しむのは模範的で良いですね。THは自分の課題がわかっており、それを乗り越えようと努力しているのがよくわかります。全力でケアするので一緒に頑張りましょう。HYはまだまだ慣れないようですが、少しずつ笑顔が柔らかくなってきました。早く完全に馴染んでほしいです。体験の子が3時間目の途中からみるみる集中力が欠けていきつつも自制しているのがよくわかりました。そう、3コマ連続でこんなに集中力が持続できるほうが普通でないのです。でも、それが普通の環境として周りに馴染めるのは非常にクラスが良い雰囲気だということですね。

 小学生ではTN・E姉妹からチョコをいただきました。手作りは消費期限の兼ね合いで早めにいただくので、もう少し先にいただきますね。中3HA・Hからは手作りチョコをいただき「妹と母が作りました」とわざわざ添えられました。あなたからの愛はないのですね笑 先着30名にホワイトデーに超特製手作りお菓子を添えて返す予定です。

 中2は蒲生HMから何種類もの凝った手作りお菓子をいただきました。チョコの中にラムレーズンが入っていたのは驚きでした。美味しかったです。緑AYからはチョコパイ風のものを美味しくいただきました。年々レベルが上がりますね。来客などでなかなか出来ていなかった個別面談をじっししました。自分の考えを言って志望校について熟考する良い機会になったと思います。

 ところで今月はチラシ月間で大量のチラシを作成しております。その中で悩みつつアップにしてもらったのが中1鯰江TK。ムードメーカーでムラっ気の多い彼を最優秀な子たちと同格にして、気分を乗らせる作戦です笑 やや奏功しているようなので今後の持続とがく年末に期待していますよ。

2017年2月9日木曜日

受験前日

 今日は私立高校受験前日。まずは諸口で前日諸注意。前日らしくみんな固い表情で話を聞いていました。軽い冗談を言いながら緊張をほぐしつつ、合格消しゴムとカイロをプレゼント。昨年はインフルエンザの状態で受験したらり、各停しか止まらない駅が目的地なのに特急に乗ったり武勇伝(?)のに事欠かない年でやきもきしていました。今年は専願だけで募集人数を上回る学校いくつかあり、その中に近高・関西創価があります。また、常翔も1.5時募集をする方向だったのが想定以上に応募者数が多くなくなりました。合格通知が届くまで心が落ち着くことはありません。その後、今福鶴見へ移動し同じく前日諸注意。ただ、諸口と雰囲気が対照的で不思議なテンションでアゲアゲでした。何をしても言っても笑う笑う、扱いに困るほどのナチュラルハイ。まあ明日実力を発揮してきてくれれば何でもいいです笑 頑張れ!受験生!!

2017年2月8日水曜日

卒業生へ~贈る言葉⑤~

贈る言葉の前半が今日でおしまいです。

横堤MM

区内中学の自由選択制度を利用し校区外の横中を選択し、多くの出会いと共に社交性をほんのり身につけた。ただ、見かけより打たれ弱く自信を失うと少々時間を要した。真の自信は経験値で得るもの。裏打ちのない自信はただの自意識過剰に終わる危険がある。学生時代により経験値を増やして更に幅を拡げてほしい。

放出MM

非常にマイペース。漢は黙って背中で勝負、のはずが井の中の蛙だったと気づいた中学生時代。気づいてからも愚鈍な努力を継続した。「井の中の蛙、大海を知らず。されど天の蒼さ(深さ)を知る」一つのことを突き詰めれば職人になれる。努力を継続して何かの道を究めるための助走期間で「何か」を見つけてほしい。

横堤OS

心身ともに気持ち負けすることを案じていた中学生時代。限界を勝手に低めに設定してはいけない。全てにおいて継続することはエネルギーがいる。その見返りに成長がある。まだまだできることを知っている。君の能力(限界)は自分が思うよりずっと高い。自分で決めたことを自分で裏切らない精神力を学生時代に身につけてほしい。

横堤YR

最も印象的な卒業生の1人。中2のGW時期に入塾し、復習に大幅な時間を割いた。その過程で復習不足を指摘され注意されることもしばしば。普通は逃げ出し退塾する選択肢を取るだろう。でも逃げなかった。成績以上に精神的に大きく成長し、努力する大切さを学んだ。歴代でも最も評価している一人。それを糧に更に成長してほしい。

2017年2月7日火曜日

怒ることの大切さ

 「怒る」=「叱る」どの辞書にもそう書かれてあります。いつからか「怒る」=怒りという感情を野生に任せて放出する、という意味で用いるようになりました。感情的に「ムカつく」ことを全面的に押し出すのはもちろんダメでしょう。

 私は新人講師時代「怒るための練習」をよくしました。真の怒りの感情があるときは怒ってはいけない。注意しなくてはいけない場面では、まず自分のアドレナリンを沸騰させる。そして、それを言動で表す練習です。素で怖い先生は自分の人生に自信がある人で羨ましいです。足立などがそうですね。私はそこまで聖人君主になれないので怖い先生を演じられるよう努めています。

 でも、最近他人を怒れる先生(人)は間違いなく急減しています。まともな精神の持ち主なら怒った後、自分の言動を振り返り適正だったかどうか、もっと良い言い回しがなかったかこっそり反省します。そして怒ったほうが自分にとってストレスだったと気づくのです。だから怒る先生が減ったというのはあるでしょう。怒るというのはその子に対して様々な責任を持って言動することだと私は思っています。

 例えば宿題忘れを誰かが私に報告したら、その瞬間に私のオーラは怒りで包まれています。子どもたちは絶対に見えています。無言でも空気が一瞬で重くなります。みんな(子どもたち)ならわかりますよね笑 1回目なら約束通り次から気をつけるようにという注意だけ。2回目は次は怒るよ、と予告。3回目は…このご時世なので「何に対して怒っているのか」説明します。そして周りの空気を悪くしたことを反省しなくてはいけないことを伝えます。

  ただ、大前提は必要でしょう。まずは深い愛情があること。そして、怒る勇気をもって一時的に嫌われることを恐れず、貫徹すること。途中で人気取りしては絶対にダメ。ぶれるのは何よりダメ。最近の20代までは嫌われることを極端に避けます。果たして他人との距離が希薄になり、他人の言動に対して怒りの感情が湧いてこないのです。すると子どもたちは怒られないからどんどん野生化していき、大人もストレスをかけないよう間違った気遣いをすることによってストレス耐性ができなくなります。

 怒らせるようなことはしない。「私は君のした宿題忘れに対して怒っている。様々な悪影響がある。だからもうそんなことをしてはいけない」これでいいいと思うのです。大切なのは怒る基準がぶれないこと。自分の機嫌によって左右されるのはご法度。怒られたら嫌だ、恥ずかしい、周りに申し訳ないetec…そのような感情が起こるから気をつける。それって当たり前だと思うのです。怒られたことのない子を見たことがありますが、将来は不安しかありません。大切なものを知らずに育ったのだと思います。愛情が根底にあり、それに自信があるなら子どもに感情をぶつけるは決して悪いことではないでしょう。

最近の出来事~小学生を振り返って~

 木曜に私立高校受験を控えて真のラストスパート中です。例年専願率の高いワンセは過半数が卒業していきます。それでも現在の高1から公立後期試験が一本化され、3月でも受験生がそれなりにいます。それまでは安定の5人以下でした。

 ブログに単独で書きたいことは多いのですが、様々なことがピークを迎える今は余裕がありません。ただ、書きたいことの中でも筆頭にあるのが音楽教室に関する著作権使用問題。これはありえないですね。珍しくfacebookに近々アップしようと思います。


 さて、月曜日は小学生の日。小3国語は正答率には問題を感じませんが、スピードを求めたいところ。TEMKに特にそう感じます。来年度の課題ですね。来年度、といっても3月からですが私は小学生を算数担当で見ようと思っています。OSは自信のなさから答えを書かないのが玉に瑕。逆にFSは男の子独特の大胆さで、素早く良い答えを出す機会が多いものの、粗削りな答えが課題。

 小4はじわじわ人数が増えて雰囲気が少しずつ上級生らしくなったクラス。今年、最も成長を感じたのはNR。1年前の自信なさ気で怒られないかびくびくしていたのが嘘のようです。次いでIMも落ち着きました。授業では集中力について最も注意されている子ですが、この1年で2年分ぐらいは成長したように感じます。マイペースに成長してるのがFS。少しずつできることが増え、問題で空白を作らないよう頑張っています。入塾時はマイペースすぎることが案じられたNTはワンセの集団授業の速さについていけるようになりました。名前の出てこなかった子は来週書きますね。

 小5は夏以降女子が増えてワンセらしい女性上位のクラスになりつつあります。夏までの最大の課題が漢字テストの不勉強ぶり。それまで算数担当だったのですが、課題徹底のために国語を担当。ようやく漢字テストでもほぼ全員が満点、時おり誰かが2問程度間違えるという許容レベルになりました。暗記が好きではない男子コンビも本人なりの努力をし、TSは語彙力を嬉しそうに披露してくれています。また随分空気を読んだ言動ができるようになりました。TTは課題をこなしているので楽しく授業を受けられる機会が増えました。入塾時は頑張りすぎで案じ、2学期末には手抜きを案じ(笑)ていたYAは今が良いバランスで勉強できています。宿題が雑だった彼らがワンセ基準の高いレベルで宿題をきちんとできているのがうれしいです。

 小6はここにきてKRMYが頑張っています。小学生なので頑張りはすぐ結果に反映され、満点
を取る機会が増えて良い気分になり、安定して頑張るという好循環です。IMは入塾当初に色々案じられた子ですが、ここまで激変して頑張れるとは感無量です。6年生は最も課題が多い子のいるクラスだったのに成長をしっかり実感できるクラスとなりました。

 小学生の総括ですが、入塾時に親御様から「やっていけるのか(継続できるのか)心配だ」という声がたくさん聞かれ、実際に注意されることが例年以上に多かった気がします。それでもこの一年を振り返ると安定したクラスになっています。思うに、大人が諦めない、許さないというスタンスを崩さなかったのが奏功したのではないでしょうか。いつの世も子どもは大人の顔色を見ます。ややもすると「お子さま主義」になりがちで言った者勝ちな昨今。自己責任という言葉で子どもたちに責任転嫁するのではなく、子どもだからこそ教育しなくてはいけないと思っています。その一環として挨拶の大切さを説いていますが、子どもたちが実践していることを体験授業に来られた親御様に褒めていただく機会が急増し、非常に嬉しく思っています。単純に子どもらしい実直なあいさつをされたら大人として心を洗われたような新鮮な気持ちになれますね。良い挨拶をしてくれる学校の子は例外なく先生方指導力が優れている良い学校です。ワンセもそれを意識しています。「小さなことができない人は大きなことはできない」私の持論です。子どもの挨拶はそれに通じるものがあると思っています。


2017年2月5日日曜日

卒業生へ~贈る言葉④~

AY

友人&家族に良い気遣いができる。無意識に自分に対してもそれを望み、周囲が自分と同じ精神年齢に達しておらず傷つくことがあるかもしれない。それゆえ、必要以上に身構えているように感じる。失敗を恐れずに人間関係でも新たなチャレンジでもすればいい。そうすると今まで見えなかった新しく高いところからの景色が見える。

MK

天真爛漫だ。辞書には「飾らず自然のままの姿が溢れ出ていさま。純真で無邪気」とある。その姿に周囲は笑顔をもたらす。ただ、齢を重ねて大人になると無邪気すぎる言動は思いがけないアクシデントを招く。純真さを失わず、傍若無人にならぬ立ち振る舞いを学生時代に会得しよう。そうすれば10年後も大勢の友人の中心で笑顔でいられる。

MY

中学生時代は自分の身体との付き合い方に悩まされた。人より苦労し心無い言葉に傷ついただろう。思春期にそのような経験をしたことは糧にできる。同じ立場にある人の気持ちがわかりよい言葉をかけられる。乗り越えられる人にしか試練は課さない。これからの人生の困難に対して持ち前の積極性で乗り越えてほしい。

2017年2月3日金曜日

卒業生へ~贈る言葉③~

マイケル

気の良いお調子者。体育大会で「マイケル~」と多数の黄色い声援が飛び交っていたのが最も印象深い。マイペースながら人の嫌がることをしない。空気を読むのは微妙なのに自己犠牲の精神は持ち合わせている。今でも充分ナイスガイ。これからも他人が避けることを積極的に受け入れ自己練磨を続けてほしい。

MA

自称「みんなのこと好きなんでしょ」思春期独特の愛情欠乏症で誰かからの愛情を確認したい衝動に駆り立てられる。確認しなくても皆から愛されるキャラをしている。ただ、自分への自信のなさがチャレンジ精神のブレーキになっているのが玉に瑕。失敗を恐れずに多種多様なことをしよう。そうすれば更に性格美人になれる。


あ、そうそう私の「贈る言葉」の法則性に気づいた人は当ててください。先着1名様限り良いものプレゼントします。