2017年2月7日火曜日

最近の出来事~小学生を振り返って~

 木曜に私立高校受験を控えて真のラストスパート中です。例年専願率の高いワンセは過半数が卒業していきます。それでも現在の高1から公立後期試験が一本化され、3月でも受験生がそれなりにいます。それまでは安定の5人以下でした。

 ブログに単独で書きたいことは多いのですが、様々なことがピークを迎える今は余裕がありません。ただ、書きたいことの中でも筆頭にあるのが音楽教室に関する著作権使用問題。これはありえないですね。珍しくfacebookに近々アップしようと思います。


 さて、月曜日は小学生の日。小3国語は正答率には問題を感じませんが、スピードを求めたいところ。TEMKに特にそう感じます。来年度の課題ですね。来年度、といっても3月からですが私は小学生を算数担当で見ようと思っています。OSは自信のなさから答えを書かないのが玉に瑕。逆にFSは男の子独特の大胆さで、素早く良い答えを出す機会が多いものの、粗削りな答えが課題。

 小4はじわじわ人数が増えて雰囲気が少しずつ上級生らしくなったクラス。今年、最も成長を感じたのはNR。1年前の自信なさ気で怒られないかびくびくしていたのが嘘のようです。次いでIMも落ち着きました。授業では集中力について最も注意されている子ですが、この1年で2年分ぐらいは成長したように感じます。マイペースに成長してるのがFS。少しずつできることが増え、問題で空白を作らないよう頑張っています。入塾時はマイペースすぎることが案じられたNTはワンセの集団授業の速さについていけるようになりました。名前の出てこなかった子は来週書きますね。

 小5は夏以降女子が増えてワンセらしい女性上位のクラスになりつつあります。夏までの最大の課題が漢字テストの不勉強ぶり。それまで算数担当だったのですが、課題徹底のために国語を担当。ようやく漢字テストでもほぼ全員が満点、時おり誰かが2問程度間違えるという許容レベルになりました。暗記が好きではない男子コンビも本人なりの努力をし、TSは語彙力を嬉しそうに披露してくれています。また随分空気を読んだ言動ができるようになりました。TTは課題をこなしているので楽しく授業を受けられる機会が増えました。入塾時は頑張りすぎで案じ、2学期末には手抜きを案じ(笑)ていたYAは今が良いバランスで勉強できています。宿題が雑だった彼らがワンセ基準の高いレベルで宿題をきちんとできているのがうれしいです。

 小6はここにきてKRMYが頑張っています。小学生なので頑張りはすぐ結果に反映され、満点
を取る機会が増えて良い気分になり、安定して頑張るという好循環です。IMは入塾当初に色々案じられた子ですが、ここまで激変して頑張れるとは感無量です。6年生は最も課題が多い子のいるクラスだったのに成長をしっかり実感できるクラスとなりました。

 小学生の総括ですが、入塾時に親御様から「やっていけるのか(継続できるのか)心配だ」という声がたくさん聞かれ、実際に注意されることが例年以上に多かった気がします。それでもこの一年を振り返ると安定したクラスになっています。思うに、大人が諦めない、許さないというスタンスを崩さなかったのが奏功したのではないでしょうか。いつの世も子どもは大人の顔色を見ます。ややもすると「お子さま主義」になりがちで言った者勝ちな昨今。自己責任という言葉で子どもたちに責任転嫁するのではなく、子どもだからこそ教育しなくてはいけないと思っています。その一環として挨拶の大切さを説いていますが、子どもたちが実践していることを体験授業に来られた親御様に褒めていただく機会が急増し、非常に嬉しく思っています。単純に子どもらしい実直なあいさつをされたら大人として心を洗われたような新鮮な気持ちになれますね。良い挨拶をしてくれる学校の子は例外なく先生方指導力が優れている良い学校です。ワンセもそれを意識しています。「小さなことができない人は大きなことはできない」私の持論です。子どもの挨拶はそれに通じるものがあると思っています。