2017年5月12日金曜日

高校レポート第1弾&最近の出来事

 今年は寝屋川高校を一番最初に訪問すると決めていたのですが、予定が変わり大和田高校に行きました。教授力4、校風4、CP4、おススメ度4+昨年までに比べると現場の先生方の熱意が下がりました。それでもここを上回る高校は若干しかありません。私の期待値が高いだけに辛辣な意見を申ししたが、応えてくれる土台があると思っています。

 どんな熱心な高校でもやる気のない子を引っ張っていってくれるところは存在しません。やる気のある子にそれに応じたカリキュラムを準備するのが熱心な高校です。それは機会があるごとに保護者の方にお伝えしています。ただ親心として子どものモチベーションが下がったときに引っ張り上げてほしいと思うもの。これもまたよくわかります。そういう思いでお預けしているということは伝えています。大半の進学校は上のクラスに力を入れ、下のクラスはおざなりです。そうではない学校として期待しております。

 さて、授業における最近の出来事。時系列は異なりますが、学年順にまずは小4から。算数は少し多めに出したGWの宿題の○付けから。FWがあまりのある計算をことごとく間違えていたので、お呼び出しをしようと思いつつ、まとめの確認テストをするとほぼノーミス。宿題における自分のミスを気づいたならOKです。ただノーミスはいなかったので及第点はいなかったということです。

 小5算数は巡りで全く休みがなかったクラス。でもGWの宿題はしっかり出されていました。悪くない感じでみんなOK。授業では新単元の小数÷小数をしました。まずは「割る数」と「割られる数」という用語の確認から。私は小学生時代、意味で考えずに「割るの右にあるほうが割る数」と覚えて痛い目をみたので、みんなには意味で理解してほしいと思います。速い展開ながら悪くない理解度だったので想定以上に進みました。それでも正答率や理解度は良かったので今後に期待です。GW前にお休みだったFSはGWの宿題を来週までにすることになりました。やや多いですが頑張ってくださいね。ちなみに彼らもバーベキューや映画観賞に行った子が多かったです。みなさん愛されていますね。
 
 小6算数は進度にゆとりがあるのでここまでのまとめをしました。授業の展開としては問題はありません。ところで、毎回実施している漢字テストの勉強の形跡がうかがえるようになりました。全く不勉強の子はいなくなりました。中1同様、男子のほうが徹底するのに時間がかかりそうです。新入生の3人トリオは算数の補習を密に行って、通塾時間が長くなっていますが、速く終わらせたいという煩悩(?)で頑張っています。

2017年5月10日水曜日

最近の出来事~課題~

 ご無沙汰しました。GWはendlessが始まり、渉外活動も始まっています。今年の最初は寝屋川高校にしようと思っていましたが、テスト期間などの兼ね合いで変更するかもしれません。

 さて、GW中はそれなりの課題(宿題)が出されました。小学生は問題なくしておりましたが、気になるのは中学生。特に提出状況がよくなったのは全員男子で入塾歴の浅い子たち。今年は近年稀に見る男子が多い年です。課題に対する認識が甘く、適当にして提出する子が気になるのです。

 第一に提出期限を一日過ぎる子。第二に間違い直しをせず、答えだけ写している子。以上、二点が気になる子たちです。時間だけは費やしたようですが、効果はありません。字の練習をしてきただけで新たな知識を身につけたり、理解が増えることはないでしょう。学校や他塾基準であれば、ほぼ期限内に提出し、答えを出してきて、間違い箇所を赤ペンで書いていれば上出来なのかもしれません。でも、間違い直し(覚えこみ)こそが全てだと思っておりますので、それをしてこその成績向上です。

 宿題や課題に対して丁寧に取り組まないのは今までの悪癖があるからで、根気強く指導していればできるようになります。暗記方法ならいざ知らず、メモの取り方や間違い直しの仕方は自己流を極めなくてはいけません。イチイチ細かい指示をしなければならなくなったのは最近です。「宿題として覚えてくること」それだけでほぼ全員が暗記してきたのは今は昔。今どきの子は本当に手間ひま掛かります。まあ諦めませんけどね。

 
 
 

2017年4月26日水曜日

最近の出来事&戦争と平和

今回は各学年の個人に照準を合わせました。

 小4はTEが頭一つ飛びぬけた感じ。算数ではスピード、精度とも文句なし。YSは理解するのに若干時間がかかるものの精度が高く理解すれば間違いにくいです。OSはその2人の中間。理解度は悪くない、精度も悪くない、でも共にパーフェクトではない。まあ欲を言えばきりがないのですが、それぐらい望んでもいいと思っています。

 小5は好奇心の塊HKは周りが気になり、すぐキョロキョロする癖が気になります。もちろん、注意されていますが、叱られるレベルではなく匙加減に悩まされます。FSは忘れ物を除けば一気に落ち着いてきたように感じます。同様にIMは周りが見え始めてきました。昨年までは自分の世界に入り、丸付けが始まっても独りで問題を解いていることがあったのがうそのようです。HASNNK
はできることが増え、ミスが少ないと褒めようと思っていたのに、NKは今週若干のミスがあったのが残念。

 小6は宿題さえきちんとしていれば楽しそうに授業を受けるTTと、宿題は雑だけれど授業中はムードメーカーとして盛り上げてくれるTS。昨年までの不勉強はあり得ないほど授業前や休み時間も集中してテスト勉強をし、悪くない結果を出し続けています。算数のセンスを問う問題ではTHが飛びぬけ始めています。ただTK,YY,FH,YA は伸びしろを非常に感じているので中学生になってからが楽しみです。

 中1は菫NMが頑張っています。このクラス唯一の及第点で努力がピカイチ。次点の横堤OSは最後のもう少しの努力でトップが狙える力を持ちながら「これぐらいでいいか」という性格が災いしています。欲さえ出れば…数学では雑さを指摘される菫MYは英語や文系教科の努力はばっちりなようです。数学も期待していますよ。緑SSOS同様好き嫌いが勉強にダイレクトに影響するようです。

 中2は安泰すぎてノーチェックの緑AKと立ち直りを見せた緑SHが楽しみです。また、じわじわ出ことを増やしている緑CH、入塾前に高得点ながら基礎である土台が定着しておらず、勉強の型を0から創ってきた緑YSのテスト結果が楽しみです。

 中3は鯰江SRが持ち前のチャレンジ精神が開花し始めたのか、国数共に良い答えが目立ってきました。今年の中3は文系が多く、数学で目をかけようと思う子がいないのが担当として寂しいです。今週から社会も担当することになった(晴天の霹靂)ので、点数の稼げそうな社会でしっかりと鍛えていこうと思います。

 諸口中3は国語社会担当です。社会では茨田北ISがこの時期として悪くない知識を持っています。最近、努力の跡を感じているのが茨田北SY。今後の伸びに期待しています。気持ちのムラが荒い茨田KCへの期待度も同様に高いです。花粉症で辛そうながら良い表情で授業を受けていたのがノギー

 徒然なるままに世界情勢について書こうと思います。北朝鮮絡みで一触即発の雰囲気です。アメリカが標的になる可能性があるなら絶対にそれを認めないトランプ大統領。挑発されたら空気を読めなくなる北朝鮮。誤解を恐れずに書けば、第二次世界大戦中の日本の空気と北朝鮮が被ります。リットン調査団の結果を読めず、国連を脱退してアメリカを敵に回した日本。その後、アメリカにも奇襲攻撃(真珠湾攻撃9を加えたのは周知の事実です。日本でも見られる北朝鮮のTV中継の内容と戦時中の日本の新聞論調がそっくりだと思います。世界情勢の詳細は割愛しますが、日本ほど平和ボケしている国は稀だと思うのです。地震や火事の避難訓練は行うのに戦争については軽い呼びかけをのみ。

 中国と尖閣諸島問題がピークなときですら、国公立大学の教授が率先して中国へのゼミ旅行を実施している姿は閉口ものでした。危機管理が問われます。避難訓練は緊急時にするものではありません。緊急時を想定して平常時に行うものです。今、テロや紛争があったときにどうすべきかという心構えをしっかりと教えないといけないと思うのです。ただ、声を大にして言い過ぎると過剰に煽っているように捉えられかねません。避難訓練なのだから、有事に備えて実施し何もなければそれで良かった、でいいと思います。爆弾に強いのは地下。深ければ深いほど安心です。東京大空襲でも地下は比較的安全でした。だから有事の際には近くの地下鉄や巨大なビルの地下に逃げ込む。木造建築よりはコンクリート…etcそんな指導を本気でしないといけないと強く感じています。

 それができないもどかしさと日本人独特の平和ボケを憂う日々です…

2017年4月25日火曜日

最近の出来事

 茨田中学のテスト日程が中3と中1.2で異なることがわかりendlessの日時が再調整されました。5月5.6日は朝10時から5月7日は1時からendlessです。対象は茨田中3年とその他若干名。校舎は全て今福鶴見です。

 火曜日に今年初の高校説明会。女子高の城星学園と男子校の大阪星光学院の報告会でした。女子校の運営は大変厳しいという話と星光学院との連携の話でした。残念ながら魅力的な話はありません。おススメする可能性は低いです。

 授業は学年順。まずは小4算数。前回の授業でひっ算の割り算をしました。理解度が極めて不安だったのですが、こっそりご家庭でご指導いただいた子もいて比較的安心な理解度でした。答えの真ん中や最後に0がつくものの理解の徹底に時間がかかるのですが、あっさりクリアしました。

 小5は国語で初めての漢字紹介。勉強の仕方を伝えて来週初テスト。今後隔週のペースで実施しますが、GWになるため来週再来週は連続で実施します。算数では容積について解説。定番の水槽に石を沈めて水のかさが増し、そこから石の体積を求める問題です。お風呂の浴槽に入る前と頭までざぶんと潜って比べて、増したかさより自分の体積がわかるという話で盛り上がりました。

 小6算数は快調に進んでいます。円の面積の応用問題の解説をしました。この単元は数学的センスの必要で、解説してもイメージできないと厳しいです。それでも半分ぐらいの子がやり方を上手に説明してくれました。同じことを補習でマンツーマンでしたとき、上手に説明できない子がいましたが、表現が難しいので仕方ないと思っていました。授業で指名されたとき、みんなの真似をしてわかりやすい説明を心がけて、できるようになりました。個別が流行っていますが、集団授業でしか体験できないことが非常に多いです。特に様々な個性のお子さまを預かっているので、性格は千差万別。教育の過程で他人の目を意識して自分で気づくことは非常に重要だと思うのです。親や先生に言われて覚えることも大切ですが、実体験で得た知識に勝るのは難しいでしょう。映像や個別しかできな塾にはならないでおこうと強く思いました。

 中1は最も苦戦しています。復習する習慣の定着がなかなかできません。単純な宿題はしてきます。それでも課題と呼んでいるワンセタイムの勉強や前回の授業の復習の徹底にはいきつきません。中2は夏よりクラス編成を行いますが、中1も前向きに考えようと思います。

 中2は連立方程式の分数小数の面倒くさい計算問題をしました。想定以上に時間がかかります。限られた塾の授業で計算問題ばかりはできません。精度を上げる訓練はワンセタイムや補習で行い、一つの山場である文章問題に力を入れていこうと思います。

 中3は最も安定した学年。叱られるようなことをする子はほとんどいません。ただ、今年は数学C問題レベルの問題をやりたがる子はいなさそうなので数学担当としては少々物足りなく感じます。今回は授業の概要ばかりだったので、近日クラス別の個人名を上げて報告したいと思います。

2017年4月19日水曜日

最近の出来事

 月曜日は大雨洪水警報が発令され、規定により中2中3の授業は臨時休講となり子どもたちには嬉しい(?)休みとなりました。体験授業や多くの予定が変更になり電話に追われる日となりました。

 月曜日は小学生の授業は実施。授業中に警報発令されたので、小5は短縮授業となり6時15分に終了しました。算数では体積・容積の応用問題にチャレンジしようと思っていたのですが、英語が若干押したので予定まで進めませんでした。進度に若干のゆとりがあるので、無理をせず理解を深めることにしました。

 小6算数は円の面積の公式を導入。公式の暗記だけなら簡単ですが、半円や応用がかった図形の面積の解き口が難しいのです。発想が大切なのですがTH、YAは良い思考をしていました。パズル感覚で楽しそうに考えているのがいいですね。

 火曜日には小4算数で先週した筆算の計算問題が怪しい人の補習日。YSが予想通り(?)やって来て教える気満々だったのですが、びっくりなぐらい完璧に理解できていました。授業は展開が速いので、あたふたしていましたが全く問題ありませんでした。わからない問題が1問あったので聞きに来たらしいのですが、難問なので次回の宿題○付けの際に解説をする予定のものでした。それ以外はバッチリ。FWは来なかったですが大丈夫か案じられます…

 中3は国語・数学。数学では平方根の四則計算が終わりました。ただ、基本的な解きかたを覚えただけで要領の良い解き方を知らないので、要領良く解く方法も伝えました。本当は全員にできるようになってほしいのですが、計算センスが必要なので閃かないときは普通に解くよう伝えました。

 

2017年4月16日日曜日

大手塾との違い

 先週末に折り込みチラシに入れたヒヨコチラシは意外とインパクトがあったようで、ワンセをあまりご存じない方からお問い合わせをいただきました。その過程でタイトルにあることを聞かれました。久々の質問で返答に少々困りました。言葉で表そうとするとチープになるのです。面倒見の良さ(補習の多さ)、進路指導へのこだわり、etc…でも、私が一番感じてるのは関わりの深さです。

 土曜日、独立してお店を切り盛りしている卒業生のところへ行きました。もう23年前の卒業生で、私にとって独立前で前々社の子です。別のケースでは、卒業生の結婚式で恩師として挨拶させてもらったのは非常に嬉しい思い出です。京大大学院を首席で卒業したのに、ゼミの先生ではなく私を指名してくれたことが嬉しかったです。「普通、学校の先生ですら疎遠になるのに週数回のおつきあいの塾の先生とつながっているって凄いですね」と、卒業生の友人たちに言われるのもとても嬉しい。

 そう、塾(私)との縁をずっと継続させてくれていることが一番の誇りなのです。でも、気恥ずかしくてアピールできません。超進学塾所属時は待遇も生徒にも恵まれ、非常に良い環境でした。唯一の不満は生徒との距離が遠すぎたこと。年賀状のやり取りをする関係になりたかったです。今は子どもたちと信頼関係を築け(ていると勝手に思っています)教育している、という充実感でいっぱいです。

 また、何年たってもご家庭では「そんなことしてたら龍神先生に〇〇って言われるよ」という会話を
するという話をよく耳にします。物事の基準に私の考えがでてくることに感動もします。通塾していただいているご家庭ではわかりやすいことですが、世間一般では全く常識外です。

 私の感覚では「子育てのお手伝いを勉強を通じてさせていただいている」です。ただ、塾は勉強するところ。成績を大幅に上げなくてはそんなことを言っても誰も納得しません。だから成績を上げることは大前提で当然なのです。ワンセに入塾していただいて成績が上がらないのは塾の恥であり、期待に応えらなかった分、保護者の方に非常に申し訳なく思います。私にとって卒業生は自分の人生の集大成そのもの。そこまでの思いで子どもと接することができる大手塾は(個人塾でも)ないと思っています。言葉では表せなかった本音を徒然なるままに書きました。

 
 

2017年4月15日土曜日

最近の出来事

 平常授業に戻りましたが、茨田中学のテストが5月11日からだとわかり、ゴールデンウィークはendless三昧になりそう。平常用時間割がようやく完成したかと思えば再び週替わりのものを組まなければいけません…

 さて、小4算数は大きな数の割り算。TEFSは順調。MKOSは若干精度に不満があります。その他の子は少々やり方が怪しかったので火曜日質問に来るように伝えました。計算問題は重要ですから、あやふやなまま何となく正解しているようではだめですからね。

 小6算数は体験の子がたくさんいたのですが、前回の授業の続きで点対象な図形の書き方をしました。マス目がある図形のほうが長さを測って書く方法を使えないので面倒なうえに間違えやすいのですよね…。体験の子にはいきなりハードな状態だったかもしれません。

 中1はクラブ活動を決定する時期になり気持ちがソワソワしているように感じます。ワンセタイムで1学期中間テストの過去問をしました。トップは緑FSでほぼノーミス。その他はミスが気になる答案用紙でした。仕上がり具合に随分な差を感じます。初のテストに向けてややの不安を残しています。5月5日~7日のエンドレスに中1は基本的に参加してもらおうと思います。緑中は20日弱のテスト対策ですね。

 中2もワンセタイムで数学の計算問題をしました。ひっかけ問題にやられたのは仕方ないとして、その他のミスがあった子は徹底的にミスをなくす訓練をしようと思います。緑AKは順当なノーミスでしたが、鯰江TKは起死回生の(?)ノーミスで超ドヤ顔でした。それでも宿題がルーズなら呼び出しますからね。

 諸口中3は公民の授業の導入。最近流行りの男女共同参画社会やグローバル化について解説しました。グローバル化は国際化と異なり地球一体化という意味なのですが、わかりにくいですね。均分相続ではプラスの遺産とマイナスの遺産(借金)があることを説明。公民こそ、即生活に役立つ大切なものだと思うのです。このクラスは茨田北ISがピカ一。努力ならFS・SYも悪くありません。
茨田KCは悪くない知識はあるいものの大胆な(?)答えで場を和ませてくれます。茨田はSKが男子で孤軍奮闘、良い姿勢になってきました。