2016年1月16日土曜日

1/14.15の出来事

ここ数日大きなニュースが世間を騒がせており、そのいくつかに胸を締め付けられます。あ、もちろんSMAPは無関係です。そんな中、受験までカウントダウンが始まり独特の雰囲気に教室は包まれています。このストレスがご家庭でどのような反応になるのか…ただ、私も開講以来最も補習に時間を割いています。その中にはスペシャルカリキュラムで時間を随分持っていかれ通常業務(雑務とも言います)に影響が出始めています。自分でしかできない雑務が多すぎるので来年度には事務のスペシャリストを養成しようか検討中です。来年度は中学校受験として開明中学コースを開講します。週3回程度のレギュラー時間割ですが、1年で合格してもらうには中3並の勉強時間は必要ですね。

さて、木曜日の小学生は6年生。聞けば、足立の英語単語テストに随分ペナルティ地獄に陥っているらしい。ペナとは「罰」です。覚えこみをしてこなかったことに対して多くの単語数を書き、体で大変さを実感し、以後テスト前に勉強する習慣をつけるためのものです。ペナは家庭学習のための「手段」であり免罪符のための「目的」になってはいけません。土曜日に二時間ほど頑張って書いてもらったら、そこで再テスト合格に向けての勉強をしてもらい残りのペナを免除する予定です。ち中学生では数年に一人、このペナをまったくやらずに心が折れてしまう残念なケースがあります。今の中3以前は「中1の壁」があり、4月までの2か月で辞めてしまう子がいました。ここ数年、それを予告することによって全員乗り越えています。SAARには学年でもトップクラスの期待をしていますし、それに向けての努力をしています。もちろん全員で学年上位を独占したいという思いは強いです。そのための準備期間ですね。

金曜日の小5は授業前に宿題のわからなかったところをISTNが聞きに来ました。中学生でも難しい内容でしたのでごく普通です。ただ、しっかり授業前に聞きに来る姿勢が良いですね。授業では算数で新単元の割合を導入しました。少し難しい単元ですが百分率と歩合の違いの基本を紹介したので、ここまでは全員完全理解をしてもらいたいところです。

中1国語は長文の記述対策をしています。これから大阪府のテストでは間違いなく記述が中心になります。今のようなワークでは全く答えを書けない子が続出しますが、問題のレベルをあげることにより大阪府の子どもたちの学力が上がると気づいたのでしょう。対応できる先生はごく一部ですが、私は大賛成です。新年度からは記述中心の難問の問題集を採択しようと思います。数学では立体の表面積と体積を導入。回転体を想像するのを全員理解するのは脳の成長段階で無理だと思っています。一問一問確認しながらやっていましたが横堤YYと菫MHが良い発想をしていました。鯰江SRも悪くなかったです。全くついてこれない子がいなかったことに少々安心しました。塾で解く問題のレベルを一段と上げようと思います。ただ、中学校ではついてこれない子が続出する展開になるのでしょうね…

中2国語も記述対策。やっと要約することを覚え始めています。次のステップとしては本文に書かれていないことを読み取って書けることです。そして大阪府独特で大好きな「自分の考え」を書くことですね。明確なステップができたのでみんなを少しずつ鍛えていこうと思います。解説中心の国語を来年度は展開する予定です。語彙量の多い緑NRは有利ですね。今日も2度ほど用法を誤った単語を使っていましたが、それを糧に使いこなせるようになるのです。その後、特進数学では確率の応用問題をしました。理論値や発想力を問う問題を増やしています。思考力を養うのが大きな目的です。良い刺激を与え続けようと思います。横堤MMは先週順調だったのに授業の序盤で少しテンパって後半に理解していました。マイケルは少数精鋭の特進では集中力を発揮し良い表情で授業を受けています。緑HA・Hは相変わらず悪くない手応え。緑NRは覚醒期に突入したようで完全に
スイッチオン状態。今なら何をしても急成長するでしょう。

いつも中3が多いので今回は軽く結果だけ。近高数学では緑YK、学園KH、鯰江HRが80点で同点トップ。続いて緑MR、ブッチー、NM大和田SHが続きました。ミスが少ない子が上位にきましたね。