2016年1月28日木曜日

躾etc…

最近、小学生の問い合わせを多くいただき嬉しく思っています。ところで、小学生部門での考えは「親離れ」「子離れ」です。低学年のころは誰もが「今日はお稽古事があるから早く帰っておいで」「塾の宿題したの」などご家庭での管理があるでしょう。でも、私は小学生になったら親以外の大人に叱られる経験が大切だと思っています。逆にご家庭では塾に関することは一歩下がって見ていただければと考えています。時間に遅れるのも宿題を忘れるのも子どもの責任。だからその罰として注意されるなり残されるなりされて、リセットされれば良いと思うのです。漢字テストの勉強を欠かせば不合格になり、間違えた分は2ページ書く。大量に間違うと指が痛くなるまで書き、それに懲りて事前に勉強する。これでいいと思うのです。

ところで「上位層に手厚く、下位層には…」という意見を頂戴しました。個人的な見解を一方的に書かせていただきます。私は、補習塾が最初の塾講師としてのスタートでした。五ツ木の全国ワースト10が3人在籍(12人中)しているようなところで、今思えばLDの子だったと思います。また、開講当初は平均点前後の子が多く「行く高校がない」という相談を受けたケースも多いです。新人講師は得てして「できない子」しか見えません。私もそうでした。そういった子たちを何とかしようと押したり引いたり飴と鞭を使い分けたりしています。果たして、クラスの雰囲気は良くなくなり、当該生もいなくなることが続きました。ここ数年、宿題忘れや課題が雑な子は塾でやらせています。でも、当該者が「放置されている」と感じることはないと思っています。

ちなみにプラスアルファの補習は基本的に全員に声をかけています。希望制ですが、宿題忘れやレギュラー授業の欠席が続けばプラスアルファはやめてもらっています。優先順位がおかしくなるからです。1,2年生は上位層以外のほうが通塾時間は長いです。プラスアルファは希望制ですが、子どもが手を上げなければ参加しておりません。それを足立や私が個人的に「そろそろやらないか」と声をかけているですが、響かない子もいます。プラスアルファは全員強制参加を考えておりません。なかなか難しい問題ですね。

4月から中学生はカリキュラムを変更し「演習」の時間を設けようか検討中です。週に1時間は問題演習と自分で間違い直し、覚えこみをする習慣づけですね。確定ではありませんが、各教科問題演習をやる時間が不足しているのは間違いありません。かつ、高校生になったとき自分で課題を発見できるようになってもらいたいとの思いからです。