2023年4月14日金曜日

復刻:ワンセマニア(懸賞クイズ)

 第一問

1.事務所にある椅子は何脚でしょう。

2.先生またはスタッフ(OB可)の名前を3人挙げてください。

3.ホワイトボードのマーカーは全何色でしょう。

4.時間割の中3の背景色は何色。

5.創20周年の龍神賞は何。

6.販売している(していた)文具を5つ挙げてください。

7.松本先生の中学生時代の部活は。

①テニス部

②茶道部

③帰宅部

④トレジャーハンター部

8.佐々木先生の高3のときの主な通学手段はどれ。

①電車

②自転車

③バス

④ヒッチハイク

9.井川先生の高3のときの通学手段はどれ。

1.電車

2.バス

3.自転車

4.タクシー

10.事務所にある原先生のレターケースは何段目。

①1段目

②2段目

③3段目

④18段目

答えをLINE、メール、紙のどれかで応募してください。締め切りは4月17日(月)23時59分。当選者の中から1名、全応募者の中から1名、合計2名のオリジナルクオカード2000円分を進呈します。

水曜に卒業生が最後の写真撮影に来ましたが、個別のコメントを控えました。伝えられなかった言葉をこちらか、LINE個人で少しずつ伝えようと思います。

2023年4月13日木曜日

最近の出来事

 今日は久しぶりに卒業生が訪れ、このメンバーで会う最後の写真撮影でした。初々しい姿にほおが緩みました。みんなの将来に幸あれ!

 さて、最近の授業の様子です。小4は大きな数が終わりました。初回の授業では完全定着が出来ておらず、少し時間がかかるかと思いきや、次の週には理解でき、その次の週には応用問題も良い感じになっていました。理解すると使いこなすのは速いようです。小5YHは男のらしく粗削りですが、修正ポイントが明確で指摘するとすぐに応えてくれます。どれぐらい伸びるのか楽しみです。小6算数は小学生で習う全ての計算問題が終わりました。課題は制限時間内に100%に近い精度で正解できるようになることです。

 中1は、数学が四則混合の文章題が終わり計算問題のミスの多さが大きな課題です。茨田TTは努力して問題を理解することは非常に素晴らしいのですが、時間との戦いになることがりそうです。緑INは閃きはピカイチなのにスピードを上げ過ぎて確認が追いつかずミスをした結果、満点になれないことが課題。茨田北OTはメモをよくするようになり成長を感じます。次は、メモを取る時間と取捨選択が課題ですね。

 中2は連立方程式の導入が終わりました。そろそろ演習の時間を設けて習熟度別の補習をしたいところです。中学生共通ですが、この時期の数学は計算問題ばかりで教える方としては楽しい単元ではありません。早く文章題を楽しく解説したいです。

 ところで、今日受験生が集まった理由の一つは公立高校の点数報告です。文理学科の平均点が373点でその他が376点でした。素晴らしい結果で努力が実って嬉しいです。                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                              

2023年4月6日木曜日

最近の出来事

 中学校の入学式が終わり、ワンセでは春期講習会が終盤を迎えています。新しい部門の立ち上げ準備と新校舎準備、もちろん授業はフルコマなのでその準備で一日が速いです。卒業生からの連絡があると最優先しているので、思い通りに一日が終わることがほとんどありません。それでも、社会に出た彼らの悩みを聞いていると、好きなことを仕事にしている私は恵まれているのだと感じます。睡眠不足になること以外は仕事の悩みはポジティブなことか、単純にどう勉強してもらうのかを思案しているぐらいです。

 人と話すとき、最近特に意識してているのが感受性についてです。これは十人十色ですが、世代間の相違を強く意識しています。一つの事象についてどんな感想を持つのか非常に興味があり、○○はどんな意見?ということをよく聞きます。また、人(世間)が何に興味を示しているのかも興味津々です。AIに絶対追いつけない情報と判断ができるように探究心を好奇心は失いたくありません。

 そんな私は「この業界で遣り残したことはない」ぐらいに感じています。すると、それを聞いた人がモチベーションが低下したのだと思うようです。モチベーションの低下は「負けたくない」「大きくしたい」という部分では存在します。既に教授力の部分で脅威を感じる塾は存在しないからでしょう。逆に、今いている子たちをしっかり見るのだ、という思いは全く変わらないどころか、むしろ強くなっています。

 年齢的に厳しい父親的なポジションから温かく見守るおじいちゃんの中間地点ぐらいに視点が変わってきました。特にスタッフOBたちへは既におじいちゃん的な「○○が良い子なのは知っているから何かあったらいつでもおいで」という感覚です。

 現役の在籍生たちへは成長して欲しい、出来ることを少しずつ増やして欲しい、苦手分野を自覚して対処法を考えて欲しい、そんな気持ちが強いので寄り添いつつも甘えにつながることは許容できません。打たれ弱い最近の子たちにとって、より良い方法を模索して指導しています。

次回は授業の内容について書こうと思います。

2023年4月1日土曜日

最近の出来事

 新年度が始まり、多くの新しい風がワンセにも吹いています。授業前後の教室内や事務所で笑顔が増えているのが印象的です。中2、中3では自習性を尊重し、ペナルティ制度の原則廃止を打ち出して新しい勉強方法を模索中です。ただ、自由と責任は表裏一体でなければいけません。日本の子どもは「お子様扱い」に慣れて、自由と権利の主張はし、自分が傷ついたときはアピールするのに、責任は転嫁するか誠意・反省のない形式的な謝罪で済ます機会が増えているように感じます。

 宿題や課題の自由裁量を増やしている中2、中3。手抜きを続けるなら自由を剥奪し、管理されるという方法になります。今週は数人が注意されましたが、全くの手抜きではなく、やるべきことの詰めが甘いことに対して苦言を呈しました。前回の授業の内容をほんの2.3分見直しをして授業に臨むだけで思い出せたり確認できるのに、それを怠った結果、公式や重要なルールを忘れて授業の内容がわからなくなっていくことになるのです。気になることは見逃せないので言ってしまいます。今時ではないのは理解しつつもやはりその子の将来が案じられます。

 まさに社会に出てからの仕事と同じです。やるべきことと納期(締切)を伝えられ、それを聞き逃したり守れないことが続く人と企業が雇うのか。返事は否でしょう。逆にルールを守れコミュニケーションを普通に取れる人と仕事したいです。乗り越えられる責任感を養う必要があるでしょう。小中学生時代にこそルールを守るということを覚えることが必要だという考えは変わりません。

 今、出来ないことが18歳で高校を卒業すると、ある日突然責任感が芽生えるとは思えません。小中学生時代の基本の定着が必要な時期は、まずはルールを守ることの重要性を理解して遵守できるようになることが肝要でしょう。それをすっ飛ばしてテストの点数だけ良ければOKという考えにはなりません。どこにも負けない点数を取っているワンセだからこそ、人として大切なことをしっかりと伝えていきたいと改めて感じた今日この頃です。エイプリルフールですが、嘘は入っていません(笑)。

2023年3月26日日曜日

時代の流れ

 スクールウォーズや金八先生世代です。久々にアマプラで観ていて時流と価値観について色々考えさせられました。今は昔ほど荒れた学校はありません。いや、「荒れる」の定義が変わったのかもしれません。 昔より問題や課題が見えにくくなっています。勉強でも、その他の問題でもです。

 勉強では定期テストの点数だけ取れる短期間の力を持つ子が増えたので、高得点でも実力が伴っていないのに力を過信したり、逆に子どもだけが力不足を感じつつ周りに気づいてもらえないケースが増えました。

 その他の問題では、外で派手に反抗する機会は減ったものの痛みを知らず加減出来なくなることが増えました。何より、言うことは聞けて単純な指導に従える子は増えたものの、そのときに相手がどう感じるのかを人によって異なることを理解できていないのに、自分は気遣い出来るタイプで、周りはそうでないと盲信している子が増えました。

 すると正義感からストレスを感じて、それに耐えられなくなって心の病になる子も増えました。また、いじめや深い心の傷以外で病む子は、自分で他人を攻撃したり価値観を否定するのは平気なのに、ブーメランで跳ね返ったときにひどく傷つきやすいようです。

 そんなとき、何を、どのように、伝えていくか。私は、自分の先生像から気になったことをスルーすることはできません。模範解答などありませんから、子ども個々によって、時と場合、またそのときのメンタル状況によって対処を考えます。マニュアル化などできるわけありません。

 正面から話し合える昔風な子にはパワーは必要ですが、それはまだまだ衰えていないので問題なしです。 複雑化していく問題に自分の出来る範囲でしっかり対応したいという思いは変わりません。だから、出来る範囲をどんどん広げていかなくてはいけません。子どもに関してはジェネラリストであるために知見を無限に拡げ続ける努力をしなくはいけないと感じています。ワンセを、私を、信じて期待してくれる人に全力で応えられるよう精進します。

2023年3月20日月曜日

つれづれなるままに~公立一般受験者全員合格の日~

 今日は公立の一般入試合格発表の日です。朝から事務所で待機していると、まずはKHから吉報が!続いてMHからも!最後に、待たされましたがYJからも吉報が舞い込みました。天王寺・高津・東に全員合格です。これで一般入試は全員無事合格です。数学C問題は少し易化していたので、自己採点結果が360点を超えていたので安心していました。東は普通科を本命に受験していましたが、3月に入ってからの過去問結果で過去5年分は寝屋川高校合格ラインを超えていたので、受験当日によほどのことがなければ合格できる手応えはありました。3人とも半年前には志望校に届いていなかったのですが、11月の五ツ木を終えたあたりから文理学科組がぐんぐん伸び、東の子は受験直前になってようやく手応えを感じ始めました。感想を書くとだらだらと長くなってしまいますので、一度アップします。昼から続きをつれづれなるままにアップします。

 続き

 今年は5年ぶりに高校入試で残念な結果を出してしまったので反省が多い年です。コロナで新学期の開始が遅れたり、前代未聞のコロナ対策の影響を受けた学年です。また、私にとって三大原則厳守を求めた最後の学年です。全員に共通の課題を与えて、きっちり出来ているかどうかをチェックし、出来ていなければ退塾勧告を出した子も多かったです。自由と責任は表裏一体なので、それを小中学生時代に経験することは大事だと考えています。そんな考えは時代錯誤になりつつあるのでしょう。

 注意することをやめてスルー技術を発揮できれば気は楽になります。でも、その子の将来を考えると、やはり気づいた大人は注意すべきだと思っています。親だけが子育ての全てをするのは大変です。愛情を持って、ダメなことはダメ。褒めるべきところはきちんと褒めるべきだと考えています。子育てのお手伝いをさせてください、というスタイルは変わりません。

 ちなみに今年の卒業旅行は大きなトラブルはありませんでしたが、千葉東京のえげつない渋滞に巻き込まれたり、いくつかのトラブルがありました。引率は仕事の中で一番避けたいもので、旅行中に気が休まることはありません。アクシデントがないか常にピリピリしています。楽しい旅行中にそれが伝わらないように子どもたちとあまり交わらないようにしています。顔に出さない自信がないからです。みんなが楽しんで良い思い出をたくさん作れる卒業旅行にこれからもしていきたいと思っています。

2023年3月19日日曜日

集団授業、個別授業

 集団授業のメリットは子どもたちが自分の立ち位置を把握しやすいことです。ある問題がわからなかったとき、周りが全員理解できていたなら自分の不足している部分を理解できます。また、同等レベルの塾友が明らかに自分より成長が早ければ感じるものがあります。また、周りを見て「今、何をすべきか」考えることもできます。デメリットはカリキュラムが全員同じなので、かゆいところに手が届きにくい点です。また、ワンセの場合は5教科必修のため通塾時間が長くなります。塾によっては部活との両立が困難な宿題を課しています。

 個別のメリットは、個々を見てカリキュラムを組める点と時間の融通がきく点でしょう。デメリットは高額になりがちな費用と自分の立ち位置を感じにくい点です。何より、マイペースで勉強できるといえば響きは良いですが、周りと同じことが出来ない可能性もあります。

 ワンセの集団授業は周りがよく見えます。かなり指名される回数が多いので発言したり、他の子の意見を聞く機会が多いからです。私は、ワンセの集団授業は社会に出る前の大切なコミュニティだと考えています。ワンセではあまりありませんが、遅刻する子はそういう習慣がついていて、提出物が雑であったり期日を守らない子は同じことを社会に出てからも同じようなことをする可能性が高くなると思っています。

 だから、点数よりもそのような習慣を身につけることが非常に肝要だと思っています。  これはワンセがどこの塾よりも高得点を取っていて、合格率が高いという結果を出しているからこそ言えるという自覚はあります。社会で求められる協調性とコミュニケーション能力をしっかり育んでいきたいと切に願っています。

 時間・宿題・聞く姿勢という三大原則を守れる子が本当に減ってきています。それに対して社会は寛容になり、個性を尊重する方向です。でも、社会に出れば、時間や納品日を守れなかったり、上司や、取引先の話を聞いていなければ会社にとって存在価値はかなり低下します。それが三大原則を決めた経緯です。

 ワンセも毎年考えてはスルーしていた個別部門の開講を決めました。集団で出来ることは個別で出来ると思っていましたが、5教科必修が時間的に厳しかったり特定の教科だけ何とかしたい子を見るためには必要だと感じる機会が増えたのも大きな要因です。

 ワンセは個別でもお預かりしたお子様をお客様扱いしません。宿題の量の調整や取りたい点数、志望校によってカリキュラムは変えますが、適当なことを個性という名のもとで許容しません。教える先生も人間ですから、宿題や復習を全くしてこない子に感情移入できません。ルールを守れない子に育てたのを第三者に責任転嫁する保護者からスタッフを全力で守ります。

 私は、子育てのお手伝いをさせていただきたいという考えで塾を開業しました。教えることに関してはプロとして恥ずかしくないトライ&エラーと情報の上書きは怠っていません。講師マニュアルには宿題忘れや小テストの結果は講師の通知表のようなものだと書いてあります。ウチできちんと出来ない子が異なる環境で出来たというケースがあってはいけないと思っています。

 ワンセの個別は生徒保護者の言いなりになる塾ではなく、希望する点数・学校へ導く適切なカリキュラムを提示できる塾でありたい。出来るだけ費用は抑えつつ正しい羅針盤でありたい。サービス業ではなく、胸を張って教育業だといえる塾でありたいと思っています。