2025年5月27日火曜日

菫・茨田・茨田北・今津中間テスト速報

 26日(月)時点で、4校全生徒平均460点台です。未返却教科は5教科換算しました。緑中と比べると在籍数は少ないですが、成績は全く見劣りしません。全生徒平均点にこだわっており、ここまでの結果は悪くありません。中2の緑中は新入生が入った分、少し下がりました。彼らは入塾前比116点アップしているので、次回で更なる上積みをして既存生に負けない結果になってほしいところです。今津中3YIは無事480点超えで学習奨励賞1万円ゲット。中2菫MHも可能性を残しています。ちなみに緑中の出席率提出物9割以上の平均点は455点でした。

2025年5月23日金曜日

続中間テスト速報

 緑・今津中学のテストが返却です。前回予測よりも平均点は少し下がりました。中1は最低440点、最高474点で平均点は460点弱、例年よりも例年よりも差がなかったのが良かったです。ただ、理科でとりこぼしがあり前年ながら満点にならずに惜しい結果になった子がチラホラいたのが次回への課題です。

 中2緑中は新入生の健闘が光りました。入塾テストのないワンセではやる気だけで誰でも入塾できます。今回が初めてのテストになった子たちの入塾前平均点は277点、初の定期テストとなった今回は平均116点アップの393点でした。中1から在籍している子たちは450点を狙える位置にいますが、次回から彼らを脅かす存在になれるでしょう。

 中3の出席率9割以上平均点は476点でした。茨田北・鯰江のデータが出揃っていませんが、出席率と点数は正の相関関係の代表のようなグラフになります。ただ、例年以上に志望校について決まっていない子が多く、私立・公立も悩んでいる状態です。一学期期末テストが終わる頃には方向性を決めていければと思ています。

2025年5月19日月曜日

中間テスト速報

 緑中・茨田北中のテスト返却が始まりました。中1は平均90点以上あります。それは普通として中2・中3も前年同様、平均450点は超えそうです。参考までに昨年の一学期定期テストは出席率90%以上で全生徒平均466点、同90%未満で399点という結果でした。各学年で出席率90%以上、提出物を期限までに出せていれば、ほぼ全員が450点を超えていました。例外は各学年一人ずつで計3名です。今年も同等以上を目指しており、ぼちぼちのスタートです。

 中1は理科の平均点が高く塾内平均も現在99点です。ただ、数学が90点を超える程度で少し不満な結果。ここまでの最低点が79点で平均点を下げています。取りこぼしをなくすことが今後の課題です。ちなみにそんな高得点のワンセ生は中1の一学期中間テストが校内ベスト順位になる子はほぼいません。出だしが良いので大幅に成績を上げるのは現実的ではありませんが、周りが点数を下げていく中で少しでも点数を上げれば校内順位は上がり、実質的な成績アップになります。YKは英語、TIは理科、OAは英語で満点報告。YH、TF、YYは理科が未返却で満点の手応えがあると言っていたので楽しみです。

 中2は英語理科の平均点が高く90点超えそうです。数学は飛びぬけて低い点数があり、全体の平均を大幅に下げましたが、新入生で次回の点数アップの目途もついているので許容範囲。ただ、社会は勉強し始めるのが遅いことしっかりできている子の差が最も激しく、来年の入試を見据えると危機感を覚えています。また中1同様、出席率・提出物の状況が普通の子は450点を超えてきそうです。言われたことをするだけで450点超えられるならタイパ最強だと思うのですが、それができない子もいるということですね。指導力不足を感じます。

 中3は修学旅行を控えて勉強に気持ちが入らないのは仕方ありません。一生に一度の思い出作りをしっかりしてきてください。そんな中、緑INUMは数学満点報告。途中入塾生の緑WYは自己ベスト更新できそうな勢い。茨田北MO、KSは中2学年末で少し下げてきた分は挽回してきています。自己ベスト更新は厳しそうですが、大台を維持して志望校選びで困らないようにしていきたいところです。今年の受験生は志望校についてイメージできていない子が多く、色んな話をしていく必要を感じています。

2025年5月16日金曜日

最近の出来事

今回は授業編です。まずは小学生から。5年生は小数÷小数の導入を終えました。割る数と割られる数の意味が分からない子は小学生の半分ぐらいではないかと感じています。国語なので理解できないのはある意味どうしようもないので暗記してもらうしかありません。4年生から在籍しているTNは塾友が増えて笑顔が増えました。明らかに楽しそうです。また、MYは語彙数が多く、色んな経験を重ねているのだなと感じます。GW前は少し表情がくもっていた子たちも、笑顔が見え少し安心です。
 6年生はNYのスピードが速くなりました。一般的に学校のテストで85点以下の子は色んな意味での「スピード」に課題がある子が多いです。単純な字を書く速さ、準備(教科書をすぐに開く等)、集中するまでの速さ。これらをまとめて「聞く姿勢」とも言っています。小学生で授業が分からない子の原因の大半はこれらにあります。換言すると、聞く姿勢を指導すると急上昇する子が多いです。授業を受ける姿勢について指導されることがなくなってきたことも大きく影響していると感じます。
  
 授業態度といえば、先週母校である今津中学校の土曜授業を観に行きました。数学の授業をしていましたが、はっきり言って毎年授業を観に行っている進学校よりも良い授業をしていました。それなのに聞いている生徒はほとんどいません。ちなみに因数分解の応用問題で入試必須、高1の数学のつまずかないためにも重要な単元です。そんな光景をみながら昨年の某市教育委員会の発言が思い出されました。「授業態度を注意することはできるだけ控えなくてはいけない。もし注意するなら、まず生徒に今からあなたに向けて話していいですか、と許可を得てから話すように」という趣旨のものです。つまり、授業中に騒いだり立ち歩いたり授業妨害する生徒に対し、下手に出ろということです。それができないなら放置しなさいという意味でもあります。そりゃ学校の先生の言うことを聞かなくなりますよね。中学生内容もアップすると長くなりそうなので続きは次回に。

2025年5月2日金曜日

勉強のやり方

 新入生を見ていると、学年相当の勉強方法が身についていない子が急増していると実感します。単純なのは「赤鉛筆か赤ペン持って(丸付けの準備)」と言ってもまだ問題演習を続けている子。答えを読み上げても、自分の書いた場所がわからなかったり、字を読めずに丸付けについてこれなくなる子。順番に答えてもらうのに、自分の順番に気づかない子等です。

 誤解を恐れずに言うならワンセの子のテスト結果・入試結果は素晴らしい。入塾テストなしで元来成績の良かった子に追いつき、追い越しているのは基礎の徹底があるからです。上記の基本的なことが入塾当初できない子はワンテンポ・ツーテンポ遅れています。学校の授業参観に行くと他の子との差が目立つタイプです。そんな子たちは急かして、周りを見えるようしています。よく言えばマイペースですが、悪く言うと周りと同じことができません。だからこそ、個別が流行っているのでしょう。ただ、中学生までだと成長してできるようになる可能性が充分にあります。だからワンセではスピードや宿題・課題を丁寧にしたり、手抜きしないことを良しとしています。

 手間はとてもかかります。教えるだけ、映像を見せるだけでは絶対にできるようになりません。丁寧な宿題・課題チェックと、授業をしっかり聞いているのか確認することが必要で、一言で表すと「面倒くさい」作業です。それを親に丸投げするしたり、宿題の答えを配布して自己責任と言う名のもとで子どもや家庭のせいにすれば塾としては楽ですよね。そんな塾が○○高校△△人合格!と言いながら、平均て以上の不合格者を輩出し「宿題をしてなかったから」「きちんとできていなかったから」と言い訳するのです。

 話が逸れました。簡単に遅れたり休んだりサボれる時代になっています。宿題をしておらず、何か言われるのが嫌だから休む、小テストの勉強をしていないから休む。それが普通になってきています。当たり前ですが、それらをしっかりこなしている子とそうでない子の差は、ワンセでも顕著です。昨年度のテスト結果において、前者は平均450点超えで450点未達者が学年で一人ずつ、後者は平均400点あるかないかでした。

 そこまでの道のりは険しく、小学生なら消しゴムの使い方、書き順、文字等その場その場で指摘しないと矯正されません。当然、メモする習慣もないので、それも指摘しています。今、学校やその他のお稽古事ではそんな指導はされないようです。でも、いつも感じるのは言われたら出来る子は多いということです。それを子どもに嫌われたり、面倒くさがったり、何か保護者の方から言われるのは恐れて逃げているのでしょう。

 やはり私は、小学生になったら親以外の大人に注意される機会は大切だと思うので、良心に従って、注意しべきことはしっかり指摘し、勉強のやり方として引き出しの数を増やせるだけ増やして卒業まで見守りたいです。

2025年4月23日水曜日

NEW「石破首相、公立高校単願制度見直し、複数校受験可能の検討を指示」

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4/22(火)、石破首相が公立高校入試において、大阪を含む現在の多数の自治体で用いられている「単願」制度から一度の入試で複数校受験できる制度改定のへ向け検討するよう、関係各庁に指示しました。導入されると、大阪府の当初案であった一度の入試で第二希望まで受験できるシステム進化させたものになります。具体的には、出願時期が仮称:大阪府高校入試共通テストを受験し、結果が判明した後に志望校を選べることです。

仮想例:3月1日大阪府高校共通テスト→3月8日点数告知(仮)350点→3月9日~11日出願第1希望北野、第2希望大手前 3月15日合否決定、北野合格最低点380点、大手前330点→北野高校×大手前◎

※内申点考慮せず

 当初、現中1から実施される大阪独自案では、出願時に第二希望まで決めて受験する制度の提案でした。そして、それがうやむやになり現行と同じ定員割れしている高校にのみ出願できる制度になりました。それだけでも朝令暮改だと呆れていましたが、今度は大阪ではなく国が新しい制度の提案の検討に入るようです。中学生以下のお子さまがいるご家庭には、関心の高い話題だと思います。ちなみに今回の要点は2点です。

 一点目は政治用語で非常に理解しづらい「~の検討を指示」です。シチュエーションにより意味合いが大きく異なりますが、今回は「アドバルーンを上げて世論の反応を見る」のが目的かと推測します。または選挙に向けてやりました感をアピールするためのものです。後者の場合は必ずどこかの自治体では導入されるでしょう。

 二点目は国の方針として決定したとしても地方自治である大阪府は従う義務がないということです。元来、独自路線の大阪府高校入試システムで、橋元徹元大阪知事時代に大変革がそれまでの5倍ぐらいの速さで具現化しました。塾代助成や民間塾による中学校放課後勉強サポートは私が大阪市に論文提出した内容です。提出した翌々年には実現しています。それまでの大阪府教育委員会では大きな改革は7年後にしていました。つまり準備期間が7年もあったわけです。そんな独自色の強い大阪の判断が気になるところです。

 ここで速報。大阪府の吉村知事が首相プランに対して賛成の意を表しました。これで一気に令和10年度(現中1)大阪府公立高校入試は振り出し近くに戻り全く分からない展開です。ワンセでは常に最新で誤りのない情報を提供できるように努めます。

2025年4月22日火曜日

最近の出来事

 今年も高校の先生が来訪される時期です。まず、産大高校・啓光・信愛の先生が来られました。多くの情報交換ができ、有意義な時間です。油断すると世間の流れに置いていかれるので、アップデートに努めます。

 さて、最近の授業の出来事です。小5算数は体積・容積の応用問題をしました。うちのりのイメージができるかどうかがポイントです。一度目の説明ではYNが理解できた感じ。何度か説明してMH、MMもイメージできたようです。次回には全員理解できるようにしたいところです。小6は新入生がワンセのスピード、精度要求に慣れようとしている頃です。まだまだ幼いので、授業を聞く姿勢、メモの取り方からで、これができないと学校の授業で困ります。小学生は勉強を教える前に、基本的な学習習慣である「聞く姿勢」「宿題をきちんと早めにする習慣」「すぐにメモできる準備」等々を出来る子にします。そうすると、塾で習っていない社会理科も成績が上がることが多いです。

 中1は中学校が始まり、部活も本入部になったので宿題の量を調整して減らしています。TFが良い姿勢・向き合いをしており、そこにYYがついて行っている感じ。YHは友人が入塾してきてから表情が明るくなり、前向きに取り組めています。そんな友人OAはムードメーカーの役割をしっかり果たしています。勉強への姿勢も悪くはなく、漢字テストで違うページを勉強してきたのはご愛敬です。YKは波が荒いのが課題。安定して取り組めれば色々安泰なのでそこを目指します。TIは体調不良による欠席があった分、授業に参加したときの眼力が良いです。集中して取り組めているのがよくわかります。

 中2は一年前を振り返ると非常に成長した学年です。塾がない日も、最も自習室を有効活用しています。昨年は残念ながら退塾勧告をした子が複数名いました。ようやく落ち着いてワンセらしく勉強できる状況になっています。常に言っている「自覚がないと成長できない」という意味が少し通じ初めてきたのかと思います。ただ、新入生の各種小テストに対する認識(満点取れる状況でないとダメ)が甘いので、それは大きな課題です。

 中3は全体的にまだふわっとした感じで、受験生らしさは芽生えていません。定期テストで450点前後は取れるかもしれませんが、実力では課題が多いです。志望校の早期決定が彼らのやる気スイッチオンになるのでしょう。教科的には数学では今津YIが頭二つ分ほど飛びぬけてきました。良い刺激を周りに与えてくれています。ただ、修学旅行が控えていて、例年この時期は同じ状況です。一生に一度の思い出創りはしっかりしてきてから受験生モードにれるように少しずつモチベーションを上げていこうと思います。