2016年2月28日日曜日

2/28の出来事

今日もみんなでエンドレス。鯰江・放出・門真7中は充実のテスト対策を過ごしています。普段の勉強が甘かったのでちょうど良いぐらいかもしれません笑 昨日今日で一部の子たちと三者懇談を実施。数日前のブログにて書きましたが、2択で悩んでいた子は、ほとんどレベルが高い学校にチャレンジすることになりました。ラストスパート頑張りましょう。

受験生は茨田北SRが体調不良とのことで少々心配です。ここ最近、最も頑張っている子の一人で結果もついてきています。早く元気な姿を見せて安心させてくださいね。例年3月に受験を残している子は片手で数えるほどだったのに今年は半分以上残っているので、勝手が違いますね。数学Bではトップ緑YKで緑MR、NM、鯰江NYが続きました。数学Aでは緑FYが初のトップ、茨田北ON、緑KHが続きました。国語では鯰江SAがトップ、NM、TMが続きました。国語はなかなかハイレベルで文理学科の合格点を余裕でクリアしています。

卒業生へ~贈る言葉~

鯰江MK
この学年の初期メンバーで明朗活発、笑顔が多いのが良い。時折てんぱるのはご愛嬌。でも随分メンタルは鍛えられことだろう。年相応以上の気遣いが長所だ。高校生になったら打ち込める何かを見つけよう。これからも良いアンテナで成長し「気遣いのできる良い女」になって一生笑顔の絶えない環境でいてほしい。


鯰江SA

10周年記念で見かけた第一印象とは随分変わった。今年の高校説明会では各校長やそれなりの地位の人から「あの子が欲しい」と言われたオジサマキラーだ。天真爛漫でかまってちゃん。正義感は強いものの時々変な方向に向かおうとすることもある。人徳があるので良縁があり色んな人に助けられるだろう。「情けは人の為ならず」

MR

男前キャラと女性独特の感受性を併せ持ち、周囲は大いに助かる。反面、びっくりさせられるマナー違反を目にすることが稀にある。ただ、長所が大幅に上回り注意されにくい環境だが、それに甘んじない心構えが肝要になる。各高校の校長に「指導者として十万人に一人の逸材で、この子がいれば数10年安泰だ」と言った言葉に嘘、偽りはない。

2016年2月27日土曜日

2/26.27の出来事

金曜日は過半数の中学校がテスト最終日、かつ夜は受験生が諸口で授業だったため非常に珍しく雑務がはかどりました。

小5は5年生として最後の授業。国語は快調でしたが、算数がやや遅かったため長めにしました。立体の切り口や面積・体積で難しい単元でしたがISが良いセンスを発揮していました。OSは少し慣れてきてワンセの勝手がわかってきたようです。今まで硬かった表情が少し柔らかくなってきています。TNは勉強スイッチが入っているようで良い集中力と家庭学習の形跡を感じます。最近、塾で課題をしていないSKは少々微妙な手応え。最高学年になるにあたってややの不安があります。6年生になったらもうひと頑張りですね。NMはマイペースながらできる問題が増えています。

中2とテスト対策をしましたが放出MMが良い吸収力でできることが急激に増えています。それでも勉強に対して貪欲な姿勢が良いですね。入塾後、初の定期テストとなる今回の結果が楽しみです。

土曜日のエンドレスでは中1数学をしました。図形および1年生の総復習なので努力が結果に結びつきにくい単元です。それでも基本問題はできないと受験に大きな影響を及ぼしますので、明日の日曜も問題演習と解説に時間をかけて理解を深めようと思います。門真7中SMは今福でエンドレス。足立とマンツーマンで英語を悲壮な顔つきで頑張っていました。

受験生は数学は緑YK、国語では鯰江SAがトップでした。標準問題のほうで合同条件や相似条件が怪しい子がいたので、明日には徹底できていることを信じています。

2016年2月26日金曜日

2/25の出来事

昼過ぎに痛ましい出来事が梅田で発生しました。NHKによると奈良県在住の会社経営者が大動脈解離で車を運転中に急死した可能性があるとのこと。大阪人には誰もが馴染みのある場所での事故に非常に胸を痛めています。運転中の急死だとすれば防ぐのは困難で巻き込まれる可能性もあり、あらゆる方向で考えさせられる出来事でした。遺族ならびに関係者に深い哀悼の意を表します。

さて、本日も来客応対に終われました。朝から同業者の部門の一つである求人サイトに興味があり時間を取りましたが、宗教に洗脳された人のように会社の美辞麗句をおっしゃっていました。ねずみ講の地方ボスと話しているような強烈な違和感で久々に人と会って時間の無駄を感じました。有意義な情報交換を期待していたのに非常に残念です。その後は近高の先生とお会いし有意義な情報交換をして口直しに良い会談ができました。

昼から中1、2の緑・横堤・蒲生・菫中がやって来て最終日に備えて勉強していました。中1緑HYを筆頭に今日の社会の手応えの良さを報告してくれました。中2緑は国語の手応えが良かったと報告。月曜日の点数報告が楽しみです。鯰江・放出中は来週からテストで、既にテスト中の彼らから良い刺激を受けており放出YHMMの結果に期待しています。

ついに受験まで2週間になりました。本番ではベストパフォーマンスが発揮できれば全員合格できます。秋以降、自分の担当教科以外でも解答用紙はチェックしており誰に何が起こればどんな結果になるのか把握しているつもりです。前述の残念な同業者はしきりにデータの分析をアピールしていましたが、子どもだましレベルでしか解析できていません。私は、うちの子たちに何が起こればミスをするのかも知っているつもりです。数値化できない部分も常に見ています。データを表面だけ見るのではなく、どうしてそのような結果になったのか解析するには全員の個性・性格を知っていなければ無理でしょう。勉強以外で抱える悩みがパフォーマンスに大きな影響を及ぼすこともあります。ところで、公立高校は上位になればなるほど私立高校ほどの個性はなく、無難に良い学校揃いです。行っては行けない高校なら全力で説得しますが、おすすめの中でなら偏差値ではなく行きたい高校を選んで欲しいと思っています。というアドバイスをすると最終的に上位高校を選ぶ傾向があります。どこを選んでも全力で頑張りましょう!!

2016年2月25日木曜日

最近の出来事

相変わらずピークが続き、定期テスト対策で各学年が入り乱れている状態です。身動きが取れない状態でブッチーが連日お手伝いをしてくれ非常に助かっています。というか、いないと回りません。鳴海も多忙な中、いつもよりシフトに多く入ってもらいとてもありがたいです。

ところで、今年ほどチャレンジャーの多い学年はありません。例年そのように思っていますが、評定・実力・競争率から全員合格はかなり確率は低く達成できれば奇跡でしょう。それでも昨年までの前期試験でも合格率は90%を超えており、充分奇跡の数値です。ちなみに進路指導で最も重要視するのは勘です。金言か格言に「勘は経験値の産物である」たるものがあったような気がします。私の勘は「最後まで受験生全員に少しの油断もしてはいけない」です。それに忠実に自分の時間を限界ギリギリまで彼らに捧げようと思います。合格可能性が低いから志望校変更することはなく、志望校合格を最後まであきらめません。もちろん、子どもたちが自分の意志で変更すればその限りではないです。

さて、久々に各学年の現状報告からです。小2、3はここ最近最も入塾者数が多く、季節外れの躾期間になっています。特殊な受験を除けば低年齢化するほど指導は難しく、経験とマニュアルに縛られないアドリブが必要になります。急増に対応するためしばらくこの子たちは私が算数国語共に指導しようと思っています。ワンセの子らしくなるためにしっかりと見ます。こんなことをしているからあっという間に週30コマ近くの授業数になるのですね。先日、某先生とお話の中で授業数の話題になったとき非常に驚かれました。まだまだ第1線で戦っています笑

小4は増えた時期がもう少し早かったので躾期間は完了。TTが良いムードメーカーとなり、さり気なくレベルの高いことをやっています。この1年で最も成長を感じる学年です。AYYMもすっかり明るくなってみんな楽しく取り組めています。新入生YSは戸惑いながらもついていこうと頑張っています。

中1は家庭学習の短さは嘆かわしいのにやる気はあるようで、早くから塾にやって来て頑張っており、先週予告したように月曜日からは基本的に帰宅後すぐに呼ばれる状態が続いています。横堤中の新入生は剛毅木訥(ごうきぼくとつ)でやる気オーラに良い意味で刺激を受けているようです。

中2は変わらず勉強への温度差のある学年ですが、少しずつ差が縮まっています。受験生へのお勤めは残り2週間。その後は新受験生となる彼らをびっちりしごこうと思います。先日、ツイッターにてつぶやきししたが、府教委の発表によると2017年度現在中2の特別選抜は2月20日、一般試験は3月9日と2016年度入試より早くなります。

受験生は公立過去問にチャレンジ。昨日の過去問では不安を覚えた緑YKがトップ、緑SK、そこにお初のKH、MRが続きました。国語前期Bの問題では緑NMがトップ、鯰江MK,SA,緑TMが続きました。前回、タイミングを逃して書けませんでしたが、緑MRが最も安定しています。自己申告書や記述ではあれこれ語っているのにブログはほとんど推敲せずにアップしています。ほぼ毎回誤字脱字があるのに気づいてもスルーしている現状。本当に学校の先生の添削って凄いと思います。添削や記述の採点をしているときに話しかけられると本気でイラッとしてしまいます。あ、朝刊がきたようです。中1,2が早朝のお願いをしなかったことに安心しつつ寝落ちします、、、







2016年2月22日月曜日

自己申告書、小論文

自己申告書や小論文の採点・選考をしたことがある人はどれぐらいいるのでしょうか。国語の先生は美しい言葉を使いこなし語彙力も非常に豊富です。でも、文学部の論文は型にはまらない自由度が極めて高いものです。そして、小論文を選考するケースはほとんどなく、選ばれるものを知らないことも多々あります。

地元中学で小論文対策のとき「書き方が大人びているからこどもらしく書きなさい」「言葉が難しいから易しくしなさい」という指導をしていることがあり、非常に驚いていました。今回の大阪府入試における自己申告書の扱いを現場の先生はあまりご存じないかもしれません。前回のブログで若干ぼかして書いたのは、ウチの子たちだけが有利になれば良いと思ったからです。

中学校とは陰と陽の関係だと認識しており、私は表に出ることを好みません。表の世界に憧れはあります。自己申告書の添削内容を見て、中学校の先生方の甚大な労力が推し量れます。それでも子どもたちの将来に大きく影響するので僭越ながら持論を展開します。

今回、非常に珍しく大阪府教育委員会より高校の校長にボーダーゾーンの子たちの扱いについて厳しいお達しが出ており、数値も明文化されています(これ以上は書けません。個人的に興味を覚えられた方は立場などを名乗っていただいたうえでメールしてください)ワンセにもボーダーに入りそうな子はいます。そんな子たちを自己申告書で選んでもらうには100人に1人以上の秀逸なものが必要です。

美しい型、無難に万人受けする自己申告書が上位校で選ばれることは絶対にありません。美しい型や無難な文章は最上位校レベルの子たちなら普通に書きます。そして、そんなものは5行読んだら心の中で捨てます。それが95%あるのです。他府県のように中学校までの経験をアピールするのは得策でありません。繰り返しになりますが「100人に1人」に選ばれなくてはいけないのです。自己申告書はエントリーシートのようなもので、書類選考で最初のふるいにかけるのが一般的ですが、大阪府は「極めて合致する」ものだけを選ぶのです。

文系の先生は一般的に自分以外の型を認めたがりません。自分の解答が最優秀であるというプライドがあります。対して理系は違い、美しい解法を見聞すれば、たとえ生徒であっても素直に感動します。小論文や自己申告書で客観的な採点をするとき、その論についての是非は採点外です。学生が極めて正しい論をもっているなんて専門家は絶対思いません。オリジナリティや思考の筋道がどれだけ通っているかがポイントです。その内容はアドミッションポリシーに極めて合致するかどうかが肝要で、言葉遣いや単純な思考でどうにかなるものではありません。今回では国家公務員試験の小論文で最優秀になるレベルに近づけなければトップレベル校では選出されないでしょう。

ただ、中学校の現場の多忙さや本来の役割から各学校ごとのアドミッションポリーシーを熟読して上位1%になるものを創作するのは違うと思います。でも、私は違います。全員志望校に合格させられるための敗者復活戦を設けてもらったようなもので、個々に対応します。もちろん中学校の先生の指導は99%以上正しいですし、労力に対して強い敬意を表します。

ご意見はoneself@wish.ocn.ne.jpまで

エンドレスの出来事

日曜日は諸口の子たちもやって来て今福で中1、2のエンドレス。土曜日は中2の部屋で小鳥のさえずりの中、後半は良い集中力で頑張っていました。勉強の仕上がりの悪さを案じていましたが、やらなくてはいけないという自覚はあるようでほんの少し安心。諸口の子たちは遠路遥々やって来ているので、色々解説をしようと張り切っていたのですが、日曜日までの課題を大量に持っておりそれらをやりたいと言うので自習の時間が長めになりました。初エンドレスの子たちは勝手がわからず、やや浮き足立っており他の部屋に連行された子を見てから地に足つけて勉強していました。

中2諸口は国語の漢詩を中心にしました。昨日までの今福国語の反省を受けて少し圧力をかけつつ講義を展開。今福鶴見と学力差がほとんどないクラスなのに正答数に大きな差が出ました。諸口の子たちのほうが圧倒的に良かったです。楽しく解説するだけではだめでバランスが難しいと実感しました。座って聞いているだけで賢くなれたらいいのですがね…

中1諸口も中2同様課題を超大量に持っており、国語科からも漢字を言い渡されていたのでそれの消化に必死です。定刻の6時過ぎになっても茨田MH、MY茨田北SYは遅くまで頑張っていました。それに引き込まれるように今福のほぼ全員が12時間の勉強。今福では横堤SYが入塾早々のエンドレスを達成感いっぱいの顔で帰宅。中2緑YMも2日で24時間塾で頑張っていました。かなりお疲れのようです。緑YRは22時まで集中力が継続できるようになりました。成長ですね。

少し受験生の近況を。公立受験組の中で最も安定しているのが緑YK、最近急上昇しているのが緑TMと茨田北SR。V字回復中なのが鯰江SANYです。そしてメンタル面で心配していた緑NMが安心な兆候が見えてきました。残り17日になり心身共に良い状態で入試に臨めるよう本当のラストスパートですね!

大手塾の同業者と話していると「前年対比○%にしないと」「目標が」「新入生の確保を」など新年度募集に95%以上の労力を割かれる現状(経験したいたのでよくわかります)を聞くたびワンセの新入生獲得に向けてのサボりを痛感します。せっかく体験に来ていただいても積極的な電話勧誘など一切なし。消極的なものもなしです笑 その時間があるなら既存生の定期テストアップや受験生指導に回している現状。結果、営業力の強い塾に負けているのは仕方ないと割り切る始末です。チラシを作るのだけで精一杯で、いつか載せたい文言

「真面目に子どもたちへ全精力を注ぎ指導します。それだけの塾でダメですか」

ダメですよね、営業努力しないと…それでも余暇が少しでも生まれれば、間違いなく既存生のために時間を使うでしょう。ワンセには経営者がいないようです笑 ところで、今日は非常に気分良く今から帰宅します。なぜなら、エンドレスを強制しなくても12時間ほぼ全員やり遂げ、一部受験生に成長の兆しが見えたからです。

2016年2月21日日曜日

最近の出来事

自己申告書はかなりハードです。1人分を見るにもかなり時間がかかります。質問三昧に遭っており、0から書いたほうが早いと感じることがしばしばあります。ネットの情報は玉石混合で全くのガセネタもあり、文字数を稼げばよいというような本末転倒な意見も散見していました。特にヤフー知○袋では大阪府の特性を知らない人が一般的な書き方を記してベストアンサーに選ばれるなど失笑しました。かつての作文では「正しい原稿用紙の使い方」に則って書くと減点されるという恐怖の(?)マイルールがあるエリアですよ。大阪府独特の自己申告書の扱いを知っている人はそうそういないでしょう。来年から他塾生を対象に「正しい自己申告書の書き方」講座を志望校別に超少人数で開講しようかと思います。1講座10万円で内部生は無料です笑 ただ、選ばれる書き方を伝えても書けるかどうかは別物です。1年半前に自己申告書の導入が決定した大阪府教育委員会では議会が珍しく白熱し「通塾している子が有利になるシステムになるではないか」と懸念していましたが、その場で聞いていた私は「きっちり対応するし!」「ワンセの子だけが有利になるやん」と思っていました。現実に指導にあたると想定以上に文章を創作できないことにびっくりです。

さて、金曜日は合間で雑務をこなしていざ小学生の授業。国語はまとめのテストをしました。算数では最後の単元である角柱の色々についてしました。この後の中2でもそうだったのですが、授業中の集中力や復習の度合いにかなりの温度差を感じます。殊に転塾組の新入生にその傾向が顕著で「覚えこみ」「復習」という課題があるとき、今までの悪習慣からか適当に見るだけ、やったつもり、だけの結果が出ないことをしています。ワンセに来たのだから通塾時間=単純な勉強時間が長くなるのは当たり前。実力をつけたり課題ができるようになるには「良い勉強」が必要です。それは理解できていなかったことをできたり、知らなかったことを覚えることです。それを転塾組の子たちは「今までより勉強時間が長いから頑張っている」と自分に言い聞かせて結果の出ない手抜きをしているわけです。

中1では通塾して安心しているのか、依存しきって塾での滞在時間が勉強時間だと勘違いしているきらいもあります。中だるみとは言わないですが、私の気持ちが受験生に傾いている分、上手に手抜きを覚えたのかもしれません。もっと受験学年以外にもしっかりとかまっていかなくてはいけなかっと強く反省しています。ということで、来週中1、中2は学校帰宅後すぐ通塾、10時まで勉強が基本です。もちろんテスト終了後はありません。さて、明日もエンドレスがんばろう!

2016年2月19日金曜日

2/17.18の出来事

数日間、精力的に動き回っています。私立高校の校長先生方とは入試後の情報交換を、公立高校の校長先生方とは入試改革のデリケートな話を、マスコミ関係者とは高校・学習塾業界における情報交換を、中学校の現場の先生方とはそれらを受けての率直な意見交換を行っており、情報の精度と量を増やしています。ところで、自己申告書は「all or nothing」でワンセでは少々縁遠いエンパワーペントスクール以外、付け焼刃では通用しません。イメージとしては国家総合の小論文合格基準レベルです。中学校でもかなり自己申告書には力を入れているようで指導されているようです。

各業者さんとの話し合いも多く、授業以外の雑務が一気にきています。もちろん、受験生の授業に学年末テスト対策、そして新学年準備と落ち着くところがしばらくありません。という言い訳を散々させていただて、授業の様子はまた後日まとめて…

2016年2月16日火曜日

私立高校総括

無事全員合格おめでとう!!

今年もこのフレーズを使えてとても嬉しく思います。今年の専願率は4割で6割は公立進学です。今年は大和田高校受験者が最も多くS特進へ過半数が合格。S特進で合格すると公立トップ校へ全員合格しています。真ん中の特進、更には英数があり、英数でも寝屋川高校合格レベルです。知名度と比べると近年のレベル上昇は目を見張るものがあります。そこへS特進での合格は幸先の良い結果です。次いで近高ですが、特進Ⅰと進学コースで合格者がいました。250名以上の不合格者が出る状況で体調不良ながら無事全員合格できたのは良かったです。開明高校は専願のみで競争率の低さと受験者のレベルから、正直心配要素はありませんでした。上宮高校受験者も無事合格。大阪高校では特待での合格者も数名いて親孝行ができ良かったと思います。大和田高校でも同様に多数の特待生が出ました。大和田特待は公立トップ高校への大きな目安となります。

さて、総括です。唐突ですが推し高校はいくつかあり、その中でも例年、桐蔭・近高・開明・大和田でほぼ過半数が定番でした。受験生の春から夏にかけての一番人気はダントツで近高で、秋になり突然大和人気が顕著となりました。最大の要因は特待生制度の充実でしょう。各校の特色として、桐蔭は勉強一筋、予備校が高校経営をしているような感じで、型にはまれば伸びます。反面、大手塾と同じで無謀な京大・阪大受験を呼びかけられた結果、中途半端なことになる子が半数近くいます。近高は近大がほぼ確約されているというのが最も大きな魅力でしょう。反面、一部の子たちは高校で勉強しなくなる弊害があります。開明高校は勉強オタク。良くも悪くもオタクです。国公立大学への進学率の高さと在校生の偏差値を考慮すると大阪府内で最も勉強させられる環境の高校かもしれません。大和田は元女子校の名残で各種校内行事が比較的充実しており、最も勉強とのバランスが良いです。ただ、近年のレベル上昇に舞い上がりトップの朝令暮改で現場が混乱しています。それを個々の先生の指導力で補っている状況です。

桐蔭高校の問題が表面化しましたが、ここ数年トップの現場の知らなさから少々違和感を覚えていました。今年度校長と長時間会談しましたが、違和感は増大しました。私は、私立高校を大きく3つ「お勧めできる高校」「公立と変わらなが悪くない高校」「行ってはいけない高校」に分類しています。それでも桐蔭高校は(ギリギリ)お勧めできる高校の一つです。ただし、確実にⅠ類にいけるレベルでないとお勧めしないでしょう。行ってはいけない高校については話題にしないことにしておりますのでご了承ください。それでも、高校は上が変われば現場も変わるので交流はさせていただいております。

「もの言う塾」として高校サイドには忌憚のない意見を申し上げるようにしています。大切な子たちを預けているのにいい加減なことをされたら最悪です。今年はシステムの不備や業界ルールなどで納得のいかないものがあります。もちろん、直接改善できる立場の人と責任を持った話し合いをする予定です。来年以降も多数預かっている子どもたちを安心して預けられる高校が増えるように積極的に活動していきます。

2016年2月15日月曜日

2/15の出来事

私立高校が終わり全員合格を無事果たし、ほっと一安心です。そろそ溜まりに溜まっている雑務や事務系をしなければいけませんが、受験生を最優先し後回しにしていた各種関係者や業者さんとの対応で手帳がどんどん埋まっていきます。朝からの予定で移動が多く、講師業に専念できることはありませんね…ところで私は「塾長」と呼ばれることや生徒保護者の方以外から「先生」と呼ばれることに未だ抵抗があります。そこまで偉いわけでもなく、先生と呼ばれていいのは学校の先生とお医者さんぐらいだと思っています。

授業前、英会話の講師であるラルフが数学の補助線を引き錯角を用いて解く問題について質問してきました。「錯角」「同位角」の英単語を知らずまだまだダメだな、と実感。

さて、夕方今福で小2国語。長文読解で答え方を中心にして1ヶ月弱ですが、TEOSは急成長を感じます。新入生FSは彼女たちを見てできることが増えています。切磋琢磨ですね。小3も人数が増えて一気に集団授業らしい雰囲気になっています。こちらもまた新入生の子たちがワンセの子らしくなれるよう既存生を見てできることが増えたり、勉強に対する意識が高くなっていることがわかります。宿題のプリントを忘れた子がいて、いきなり涙ぐんでそのことを言い出してきました。とても勇気が必要だったと思います。それだけでも充分な罰だと思いましたが、規定通り家に取りに帰っていただきました。おそらく一罰百戒となり同じことをしないよう気をつけるでしょう。小3にしてそのような自覚が芽生えたのは非常に良い経験になったのではないかと思います。ただ、怖い顔をして取りに帰るように言いつつ、焦って事故に遭わないか戻ってくるまでずっとやきもきしています。小4算数は最終単元の直方体立方体について解説しました。展開図を頭で組み立てるのは非常に難しいですが、TTはできており嬉しいびっくりでした。

諸口へ移動後、中1数学は少し難しい単元の復習や先日の受験で初めて出題された中央値や平均値について解説すると意外に(?)みんなあっさりクリアしており安心しました。大阪府の数学入試や各種テストは全国レベルでも難しいです。それに対応できるようしごいていくしかないですね。

最後は中2国語。まずは走れメロスの漢字テストから。若干名を除いて勉強してきた形跡がありギリギリ及第点です。教科書内容をすると茨田北FYが学校の授業をちゃんと聞けているのがよくわかりました。逆にその他の子はもう少しは学校のことをきとんとしてほしいですね…

2016年2月14日日曜日

2/14の出来事

朝から一本の吉報が届きました。鯰江IDが無事上位学科で合格とのこと。おめでとう!!

さて、今日はバレンタインデーですね。みんなからたくさんのお菓子に囲まれて間食に困りません。今年は手作りではない豪華なものもいただき食べるのを楽しみにしています。この時期にしか発売されないウイスキー(ブランデー)ボンボンが好きで、ずっと贈ってくれる人がいるのも嬉しいです。

昨日の出来事ですが、多くの中1中2が自主的にやって来ました。中1では鯰江SRや菫NY、中2緑IHは早い時間から黙々頑張っていました。その傍ら(別室)で中2緑NRが五ツ木に自宅受験を塾でしていましが、五教科を休憩なしで一気にやり遂げました。集中力がそれだけ持続できるのがすごいですね。もう私はそこま持ちません。放出MYや緑YMは英単語の覚えこみで呼ばれていましたが、自宅学習をしっかりしてきたようで短時間で終了していました。夜からは諸口からサッカー部が団体でやって来て今福では珍しい「男くさい」部屋になり、その中に緑HA・Hが加わって勉強に勤しんでいました。

日曜日は公立数学の過去問をしましたが、及第点が緑YK、MRのみという結果。他の子はミスが目立ち、私立合格で少し浮かれているのかもしれません。続く国語でも及第点がいないという状態で少し不安を残す結果となりました。しばらく雑務がおざなりになっているのでこれからそちらに専念しようと思います。

2016年2月13日土曜日

2/13の出来事

今日も朝から吉報がなり続けました。まずは鯰江HRが特待での合格!ブッチーも上位学科で合格!そして鯰江SA、MKMSからも吉報!その後緑FY、FH、ARNM、AA、KH、茨田GA、MYからも続々吉報が届きました。お昼前後には緑MR、WT、EAからも朗報です!諸口の子たちはやって来てから合格の報告。嬉しいですがやはり即行で連絡をもらいたかったです。

昼からは受験生がやってきてまずは公立数学後期試験から。トップは緑MRYKNMが続きました。社会ではMRがまたもやトップ、NM、TMがそれぞれ大手前合格基準以上で続きました。まだ発表していない国語ではTMがトップ、鯰江MK、緑NMの順位となりました。

今日は今福鶴見・諸口でホワイトボードの設置工事を行いました。15年間活躍したホワイトボードが新品になりました。経年劣化の小傷は良い思い出です。諸口浜校舎では2階がLED化しましたが、今福鶴見校では防犯カメラの設置工事と併せて総LED化を前向きに検討中です。

2/13夜現在一部の子の合否がわかっておりません。早めにご連絡をください。

2016年2月12日金曜日

続2/11、12の出来事

11日は電話対応に追われ続けました。まずは開明高校の吉報が緑SK、四條畷KHが到着!!おめでとう!!その後は多種多様な人とコンタクトを取りバタバタな一日でした。

12日は茨田北YM、SR、ONが合格報告をくれました。本命の公立に向けて全力で取り組めますね!無事高校生確定おめでとう!!

夕方、小5の授業は国語長文。最近語彙力を中心にしていたので、久々の長文でしたが記述の仕方ができていなかったのが残念。耳にたこができるほど伝えているはずの「答え方」をまだ徹底できていないのが気になりました。算数は円周について導入しましたが、比較的順調に理解できているようでした。さり気なく高レベルなことでもさらりとできるのがいいですね。

その後中3数学をしましたが、9割の子が合格発表を控えて心ここにあらずでした。明日にはほぼ全員結果がわかるので、土日で気持ちを入れなおして頑張ってくださいね。鯰江HRはわざわざお手伝いだけをしに来てくれました。ブッチーや緑MR,NMは授業後に残って頑張ってくれました。とても助かりましたよ!ありがとう。

夜は中2国語の授業から。冒頭で今の受験生の子たちは自主的に勉強をしに来ていた件、自習室開放を呼びかけたときの参加者は早い時期ほど印象に残ることを話しました。授業では漢詩の解説を少々急ぎ足でしたのに全部は追われません。来週はこれの残りと走れメロスをしようと思います。新入生緑YMや放出MMは少し慣れてきたようで笑顔も見られるようになってきました。

中2特進数学は面積比の応用問題をしました。慣れてきたようで今の中3特進レベルと遜色ないものをしましたが、手応えは悪くないです。今年の中2特進は本当にハイレベルなことをさらりとやっており、例年やっていなかった応用問題を積極的に解いています。このまま正常進化すれば来年の入試が楽しみです。




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2016年2月10日水曜日

2/10 私立高校受験の日

久しぶりに当日の朝、駅前に行きました。ここ数年は使用する駅が多岐にわたっていたのですが、過半数が今福鶴見駅を利用するとのことだったのと、久しく顔を見ていない子もいたので気がかりでしたので。冷え対策にカイロを準備していると中学校の先生と思しき人たちが子どもたちに声をかけています。良い光景だなあと思いました。まずは緑FHがいました。いつも通りの笑顔で少し安心しました。しばらくすると緑EAが友人数人と現れました。実は声をかけてもらうまで気づきませんでした。少々視力が低下しているようです。その後、緑YKがやって来て緊張した面持ちながらも平常心。鯰江IDも元気そうに手を挙げてくれました。鯰江SAが体調不良を訴えながら現れ、そこに鯰江MKHR、振り返るとAAも友人と来ました。その合間に久々に緑ARを見ました。緑NMも友人たちの顔を見て少し笑顔になっていました。緑SKを見つけられなかったのが少々心残りです。諸口の子たちや他駅利用者の顔が過ぎりつつ仕事に戻ります。

2016年2月9日火曜日

2/9の出来事

いよいよ12時間後には入試が始まっています。今年は例年以上に体調不良者が多いのが最も気がかりです。勉強自体の仕上がりは悪くないだけに杞憂に終わって欲しいものです。

さて、今日は諸口で2階のLED化をしました。図書ルームを整備して最大収容数をこの部屋にするつもりです。明るすぎるようなきもするほどなので、気になる期間が長ければ間引きしようと思います。

中3ネタはまとめてするとして、まずは小6算数。初めて見ましたが、なかなか素直なので今後の伸びが楽しみです。今後数回で算数の基礎を固めて中学生の導入をスムーズにしたいですね。中1国語は「少年の日の思い出」数十年来、教科書によく掲載される文章です。未だに不思議なのは非常に貴重で大切にしていた蝶を盗まれて壊されたエーミールが悪者風に書かれ、盗みを働き取り返しのつかない犯罪をした「ぼく」が美化されていることです。同様に「走れメロス」の口調も現代では野蛮で単細胞という冷静なうがった見方もできるでしょう。この2つの有名な文章は本当に謎です。ところで茨田YYは昆虫採集や魚捕りをよくしたらしいです。市内ながら自然の多いエリアならではですね。今津小・今津中出身の私もザリガニやメダカを捕まえに諸口浜近くの池によく行きました。懐かしい思い出ですね。

中3は諸口・今福ともに前日諸注意。今年の中3は定期テストでの学年トップは在籍していないのに五ツ木偏差値60以上が過半数。過去問結果でも歴代最高点をことごとく塗り替えています。ひとえに努力の子たちで先生冥利に尽きます。10年前の卒業生が思い出される彼らです。本当に素直で打てば響く子たちでプラスアルファを頑張ってやっていこいうと思えます。同時に、疲れ果てて受験生を見るのはもう最後にしよう!と毎年この時期に思いブログでも同じことを言い続けて何年経っているでしょう。きっと半年もすれば今の中2の子たちを今年の受験生同様にしごいているのでしょう。

昼間に講師1年目の日誌を見ました。見ていて恥ずかしくなるぐらい熱くて痛い内容でした笑 自分のほぼ全てをかけて体当たりで臨んだ1年目。自意識過剰と指導に悩む姿を読むのは羞恥プレーですね。経験を重ねて経験でしか得られないものは多数あります。でも、猪突猛進で迷いのない馬鹿は面白いほど痛かったです。中2病の先生版でしょう。経験からくる諦めはあります。でも、誰よりも悪あがきをして最後まで何とか手を差し伸べ続ける先生でありたいなと思います。

頑張れ!受験生!

Do Your Best!

2/7.8の出来事

私立高校受験まで残り30時間程度になりました。心配事は体調不良者が急増中なことです。インフルエンザ発症者もいます。ただ、インフルは体力のある子たちは重症化しにくく完治もわかりやすいので、ひどい風邪のほうが性質が悪いかもしれません。日曜日は最後の開明数学をしました。トップは緑YKSKMRが続きました。相変わらず良い感触で有終の美を飾り、月曜日の英語でも常翔過去問で平均70点を超え、軒並み及第点で心配なのは体調不良のみとなりました。

月曜日の小学生も体調不良が続出。例年よりも遅いインフルが猛威を奮っています。公立の試験のときにかからないことを祈る限りです。まず小2国語はまとめプリント。カタカナや送り仮名の確認をしましたが、そこそこ良い感じでした。そろそろ集団授業形式に慣れてもらおうと思っており、制限時間で問題演習をこなして答えを発表し、丸付けと間違えた個所の答えを素早く記入できることが大切です。小3国語は知識を問う演習をしばらくしていたので文章読解をしました。新入生と比べるとできる問題が多いのがわかります。例年3月が躾の期間ですが、少し早く新入生への躾が始まっています。4年生は欠席者が多かったものの新単元を進みました。分数の概念から計算問題をしましたが、なかなか良いペースで理解できていました。

移動後、諸口で中2国語。走れメロスの教科書内容でしましたが、宿題として本読みを出したところみんなしっかりと読んでいました。解説をしたのですが、楽しく展開できました。課題をしっかりやると雰囲気が一気に良くなりますね。でも、電話中のトークは休み時間でも自粛してくださいね。

2016年2月6日土曜日

~贈る言葉~&2/6の出来事

緑SK

神経質そうに見えて大胆不敵な一面もある。勉強も好き嫌いが激しかったが、受験生になってようやく手をつけ始めたようだ。大学生になったら好きな勉強を好きなだけできるので、高校生までは基礎固めの時期として各方面の勉強をしておこう。人と上手な距離の取り方を少しずつ覚えてナイスガイになろう

四條畷KH

中学受験を経験し再び高校受験にチャレンジした。独特の個性は万人受けはしづらい。肝要なのは「自分のどの部分が他人と比べて変わっているのか」を自覚することだ。自己を第3者の観点で冷静に分析し、長所と短所を知り改善することが成長になる。

大和田SH

小学生のときより最もハードな環境にあった。私立中学に通いつつ、ワンセのノルマもこなすのは大変だが乗り越えられたことのは将来の財産になる。KYぶりを発揮した小学生時代からは随分成長した。それでも常に客観的に自分を見る目を養っていこう。

私立高校受験前の最後の週末です。まずは近高数学を解きました。果たして、トップは緑YKで約9割、2番タイに緑NM、MRそして数学では初めて名前の載る茨田北SRが続きました。約8割前後を取れているのがいいですね。また最低点も過去最高で平均点は近高合格最低点を大きく上回っています(単教科計算)その後の大和田国語ではトップが緑NMTMKHが続きました。国語では緑TMが高めで安定してきました。これを英語にも生かしてくださいね。そういえば大和田SHが英検2級の筆記を合格したとのこと。高卒レベルの英語をこの時期にクリアしたのは素晴らしいですね。

2/5今日の出来事

私立高校受験まで残り5日になりました。そんな今日は中3数学で最後の大和田過去問にチャレンジ。ミスの差がそのまま点差になったようです。トップは緑YK、緑SK、ブッチーが続きました。3人の数学は極めて順調な仕上がりと言えますね。ここまで努力で数学的センスのある子たちに立ち向かえるなったことに敬意を表します。

順番は前後して、夕方小5の授業は国語の語彙力プリントから。いやいやみんなよく調べてきています。漢字の難しい読み書きを宿題にしていますが「大変だった」と言いながら手抜きせず時間をかけてきているのがよくわかる解答です。今の中3は小学生のとき中学受験希望者がいたので「普通の子」でもできる最大限までレベルを引き上げて授業していました。特に国語では中学受験の最高水準レベルのものをさりげなく解かせていたのです。それが高校受験になったとき大きな糧になっているのがよくわかります。私の持論は「問題集のレベルで子どもたちのレベルが決まる」です。今年から難しくなった大阪府チャレンジテストの結果、府内の中学生のレベルは一気に上がります。再来年の全国学力テストで大阪は必ず大躍進します。早ければ今年にもその兆候が見られるでしょう。話は飛びましたがTNが前向きな姿勢で勉強しているのが非常にクラス全体に良い影響を与えています。中学生になったとき、彼らは必ず大幅に結果を出せるでしょう。今の中3も自信を持って「この環境で勉強できている子たちは幸せだ」と言えますが、彼らも然りです。

夜は中2国語。この時期にここまで長文に力を入れている学年は初めてです。その成果を見たかったので大和田高校の国語過去問にチャレンジ。詳細は採点できていないのですが、点数以上に内容の良さに軽く満足しています。この時期にここまで書けたなら上出来です。約2か月に渡ってやってきた結果ですね。国語指導歴は軽く20年を超えていますが、国語力の低下を如実に感じたのが21年前です。15年前まで通用していた指導方法が通じなくなり、試行錯誤を繰り返しています。そんな中でフルモデルチェンジした今冬、少し見えてきたような気がします。明文化できるほどの確証はないので詳細は控えますが、かなりの手応えを感じています。

その後の中2特進数学では面積比の問題をしました。緑HA・Hが良いセンスを発揮。横堤MMはとても良いと思うところと、それができないのか、となるところがはっきり分かれていました。緑NRマイケルはいつものように時間をかけて理解し、以後習得するという特性を発揮していました。私もセンスはなく亀のように愚直な進み方しかできませんでした。初見の問題は得意ではなかったですが、努力すれば亀でも9割以上のウサギに勝てますよ。

どこかの口コミサイトでワンセのことを「良い意味でオタクな先生」と書かれてあり、言い得て妙だな、と思いました。同時にどの部分に自分自身が強いこだわりを持ち、誰にも負けない「オタク」なのか考えてみました。「大阪府内の高校の情報量」うん、絶対に負けません。ソース(情報源)はほぼ全て大阪府・市教育委員会の内部データです。「大学の情報量」かなり増やしました。普通レベルの予備校担任レベルには負けないでしょう。「各種就職情報」就活生の相談やES、小論文の採点は分野別にでき各業界の簡単な歴史なら言えます。高校に限らず進路相談のジェネラリストになりたいと思っています。また、情報収集と分析は趣味の域ですね。特に「物の最安値」はテープのりの1m単価からビル1棟にかかる費用まで多岐に渡り調べています。おそらく色んな情報にダボハゼのように興味を示し、自分で調べないと気が済まない性格に由来しているのでしょうね。モノですらこれほど興味を示すのですから愛情全開の子たちには様々な強い関心があります。

ふと気づくともうすぐ朝刊の時間です。気をつけていても無理がたたる時期になりました。不幸中の幸いは私の体調不良はほぼオーバーワークによるもので風邪などではなく、みんなにうつすことがないことです。みなさまはくれぐれもご自愛ください…

2016年2月5日金曜日

2/4の出来事

入試まで残り6日です。今年は軒並み公立高校が人気で私立高校は専願率が低下しています。今日は朝から諸口浜校舎でLED化を図ろうと業者さんに来ていただきました。来週火曜日には工事に入る予定です。

夕方、小6算数はいよいよ学校内容が終わり残り2回は社会や理科の興味付けをしようと思います。物心ついたときに「太陽はなぜ毎日昇るの」「雨はどうやって降るの」など「どうして病」が発症し保護者の方を困らせたことがあるでしょう。そういった「なぜ」を雑学として伝え中学生社会や理科に興味を持っていただければと思っています。今は小学生ですが、中学生になるにあたって「勉強しなくちゃ」「大変だ」「頑張らないと「嫌だなあ」と葛藤しているのがよくわかります。そんな中でもSAはその状況を一足先に抜け出し意欲的に見えます。ARは反抗期なのか口ではすぐに「無理」と言いますが、それなりの努力をしているのは知っています。思春期独特の一言が玉に瑕ですね。新入生AKはみんなに負けないように各種小テストの勉強を頑張っています。

夜は中1数学から。モードとメジアンの導入でしたが若干時間にゆとりがあったので深くやりました。普通に大学レベルまで引き上げてやっていたのです(国立大の統計学の講義)が、解説中の集中力が非常に良いですね。さすがに授業態度の躾を散々言われてきただけあります笑 諸口の子たちもそうですが、聞く姿勢はとても良くなっています。体験の子や新入生が座っていると、保護者の方が外から見てもわかるほどに違います。前を見ているという点は同じですが、一目見て「眼力」がこもっているのがいいですね。

2016年2月4日木曜日

2/3の出来事

今日は節分です。昨夜は中1で講師の橿林が鬼役で、今日はノリの良い子たちで豆まきをしました。中1は比較的控えめに投げていましたが、中2,3は少しずつ力がこもっていきました。昨年もそうだったのですが画像をアップするといじめにしか見えないので自粛します笑

水曜日は中3の日。まずは近高数学をしましたが、トップは緑FHで2番タイが緑YKと鯰江HR、3番タイに鯰江NY、ブッチーNMが続きました。素点で70点を超える結果は同校のスカラシップ(特待生)基準点をクリアしています。0また先日実施した上宮高校理科でも点数の良さが目立っています。じわりと全体が伸びている感じです。ちなみに公立国語ではトップブッチー、緑NMが続きました。

その後ゆっくり事務仕事ができるかと思いきや全くはかどりませんでした笑 雑務より眼前の子どもたちにしか目が行かず色々仕事がヤバい私がいます…

2016年2月2日火曜日

2/2の出来事 脱線して長文失礼

まずは昨夜の諸口の出来事から。中1数学は前回に続き中央値やヒストグラムの解説から。統計学の話ですが、非常に奥が深すぎて中学生には表面上のことしか教えられません。この応用が偏差値の話になるわけです。順番は前後しますが、火曜日は中1国語をしました。

新入生にありがちですが、集団授業を受け慣れていないことが気になります。勉強する=座って前を見る、ではありません。知らなかったことを知ったり、新たに理解が深まることを勉強だと思っています。もちろん、宿題が勉強だと思っていません。最近急増した新入生を見て本当に今まで塾に放置され続けてきたのだと思うケースが多いです。講師の話を(集中して)聞く習慣がなく、わからないことをメモする習慣もない。なぜ高校に行くのか、勉強するのかもよくわかっていない。自考力や自主性という言葉に換えて教育者としての責任放棄をした挙句、責任を子どもたちに転嫁するこの業界の風潮に辟易としています。

感情に任せて昨夜あった嫌な出来事を書きます。帰路の道中、コンビニに晩酌の素を求めていると、書籍コーナーで「アスペルガーの~」というタイトルの本を見て非常に興味をそそられ購入するつもりでパラ見をしました。アスペルガー(以下AS)の人の日常やその特性を漫画に描いていました。「アスペあるある」をアピールしたかったのでしょうが、極めて不快な気持ちになり棚に戻しました。本当に近しい人がそうなら、そんな着眼点では描けません。ASの人は闇の中にいて、心の中がいつも迷子です。そして「わからない」「人に嫌な思いをさせるなら人付き合いをしない」「親に叱られるのは嫌われている、要らない子なんだ」と物心ついたときから感じています。近しい人がそうなら常に多種多様な葛藤があるでしょう。愛情表現も上手ではなく、気遣いはできません。もう知らん!と思いながら見返りのない愛情を注ぐこともあるでしょう。当事者もパートナーも悩んでいるのです。

自分の人生の最後は研究者でいたいと思っています。おそらく発達障がいに携わり、現場を見る中で眼前の人に最大の感情移入をして、傷つきながら進み続けるのでしょう。優秀なお医者さんほど感情をコントロールでき、傷つかないように深入りしません。傷ついたとき次の患者さんへ冷静な判断ができなければ困るからです。

ASについて持論を書きます。本当はこれを論文にして発表したいのですが、その域にはデータとして未成熟で達していません。「冗談の通じない子」は冗談を冗談と「学習」していないからわからないのです。冗談をパターン化し、理解させ表情の読み方をタイプ別に解説すれば必ず理解できます。アスペ=冗談が通じない、確かにそうですがちゃんと毎回毎回冗談の仕組みを解説してあげれば必ず「成長」し確実に自分のものにします。ただし気が遠くなるような時間と労力は必要です。親以外がするのは本当に大変です。

未成熟な間はパートナーからの信頼を勘違いし、何をしても普遍だと信じて野生に負けて浮気することもあるでしょう(もちろん個性があり全員がそうなわけではありません)。協力者には独特の苦悩がありますが、解決方法をアドバイスできる研究者になりたいと思っています。そういえば、アメリカの論文で発表されていましたが、ASと病院で診断された人の9割は誤診だったそうです。でも、周囲の人にとってはASかどうか病的な診断はどうでもいいのです。どのように接すればいいのか、どうすれば思いが伝わるのかを知りたいわけです。机上の空論をかざす研究者ではなく、現場の人たちと個々人の個性を見ながら色んな場面でコミュニケーションを図れる潤滑油になりたいと思っています。

1/31.2/1の出来事

入試まで早くも10日になりました。まずは日曜日、受験生三昧の一日。土曜日に続き3教科解きました。まずは大和田数学は暫定トップの大和田SH、実質トップは緑YKSK、FHが続きました。次の近高国語では緑NMがトップ、2番手に緑TM、3番タイで緑ブッチー大和田SHが続きました。社会は歴史の流れを確認していきましたが、諸口の子たちが全般的に怪しかったです。来週末は近代史を確認しようと思います。

昨晩は少々無理がたたったようでゆっくり休みました。疲れているときは不思議なほど長時間眠れてしまいます。

お知らせ関係を作成して雑務をこなしていると、あっという間に小学生の時間です。最近、お問い合わせを多く頂き嬉しく思っていますが、電話にでられない機会が増えたことが申し訳ないです。授業前後の来客も多く千客万来ですが同様です。

夕方、小3の国語から。最近、漢字調べを宿題に出すようにしています。既知の文字をパターンが変わっただけで「習っていない」という彼らに少しがっかりでしたから。今日から新入生が二人いたのですが、既存生と比べると問題慣れしておらずスピードも答えも既存生に圧倒されていました。やはり1年近くこなしてきた量の差ですね。逆にそれがなければ成長がないということになってしまいますからね。新入生や体験の子が来るたび、成長を実感させられます。

小4算数ではFHが体調不良での欠席を心配していましたが、以前よりも集中力が大幅にアップし遅れた分を取り返そうと必死なのがよくわかりました。この姿勢が定着すれば正に怪我の功名ですね。

諸口中学生は明日まとめてアップします…