2015年9月21日月曜日

受験生

先週、今福鶴見の受験生たちと進路の話を個別にしました。話した子のほぼ全員が高卒後の自分像を持っていて安心しました。偏差値で行ける高校ではなく、行きたい理由が話せる彼らを頼もしく誇らしく嬉しく思っています。

私は子どもたちのことをできる限り知ろうと思っています。勉強に直接関係なくともその時々の状況は千差万別で、杓子定規的な判断はできません。例えば漢字の30問テストをして、暗記の得意な子が2.3問間違えたら手抜きしたと思い、暗記の苦手な子が2問間違いなら頑張ってきたと思います。学年トップレベルの子が一問間違いが続くと注意します。テスト慣れしていない新入生なら励ますか褒めます。

家庭学習の過程を尊重したいと思っているからです。そのためには子どもたち全員の実力を細かく把握する必要が有りますが、当然わかっています。どれだけの勉強時間でどういう結果になるのか常に意識しており、テスト結果も手応えを聞けばほぼ点数がわかります。

私は国数歴史公民を教えており、一教科を専業ではありません。地理や理科の知識は学校の先生に負けます。聞かれてわからない問題は自信を持ってわからないと応えています笑言った直後に調べますが社会用語が変わるのはしょっちゅうです。速攻でついていきたいとは思っていますが、大変です。ただ知識は簡単に伝えられますが、十人十色な理解度や好き嫌いを考慮して指導できる先生は1000人に1人もいません。面倒臭いことこの上なく、最後まで責任を持って見る覚悟がないとできないからです。だから、同じビルに同業者が入ることをNGにせず大歓迎だと不動産屋さんには伝えています。上辺を真似できても子どもたちへの愛情を真似することは絶対できませんし、負けません。私が負けるのは親から得られる無条件の愛情だけです。

閑話休題

好奇心の塊の私は子どもた全員に興味があります。感情移入しまりです。そんな彼らが15歳で志望校選びになったとき、ちゃんと自分の考えを言えるとが何より嬉しい。京大生でも阪大生でもこの時期にそんな自己表現できない子のほうが多いですよ。うん、ただのウチの子自慢です笑 ちょっと嬉しく思った先週の出来事を徒然なるままに書いみました。