2024年7月24日水曜日

夏の夜の夢

 たまにはネタの比較的最近見た夢の内容3連発です。面白く、起きても忘れないほどのインパクトがあったものです。

「野球編」…巨人の選手の一員としてレフトまたはショートを守り4番を打っている場面です。なぜか甲子園のほうが東京ドームよりも(夢の中の)出場回数が多いです。ちなみにイチロー氏と共にWBCに出場したバージョンも見ています。

「MC編」…これは初めて見たパターンで、司会を務めていて、隣に明石家さんまさんが控えているという豪華な(?)夢でした。私は、先生はMCみたいなものだと思っています。下手くそなMCは、ひな壇の芸人の中で出番がほとんどなく終わる人を作ります。授業も同じでへったくそな先生は生徒を一度も指名しないどころか、見もせずに終わります。8割以上の高校の先生がそうです。一番マシな高校が常翔啓光で2番手候補は劣化しても大阪国際です。話が逸れました。

「橋下徹編」…橋下氏が我が家にやって来て飲んでいました。ちなみにチューハイ2口でトイレ直行していました。リアルの橋下氏は新地で鍛えられているので私の10倍は飲めると思います。日本や大阪の教育について談義していました。

2024年7月23日火曜日

良い高校

 今春は高校訪問及び塾対象説明会にほとんど参加していませんでした。時節柄、高校のテストが終わったこともあり、新年度について来られる先生方が多かったです。秋には恒例の高校レポートをする予定ですが、「良い学校」について私見を述べたいと思います。

 公立高校は、基本的に公立中学校と同じで勉強面では期待できません。たとえ文理学科でも、高2の夏から塾・予備校に行かないと現役での国立大学は厳しくなります。ちなみに毎年100名程度は浪人してるのが現状です。一般的に高校生活を満喫しているので、学校として勉強する雰囲気ではありません。そんな中で、自分だけがりがり勉強するには精神力が必要です。

 私立高校無償化が一気に有名になりましたが、授業料が無償化されてもその他の費用で私立高校には3年間で100万円以上の費用がかかり、多いところでは200万円以上必要になります。また、授業にしても上手な先生が多いわけではなく当たり外れが大きいです。しかも、当たりの先生がいない高校もたくさんあります。

 ちなみに私は、高校を大きく3つに分類しています。「お勧めできる高校」「行っても後悔しない高校」「行ってはいけない高校」です。割合は2:4:4ぐらいでしょうか。最近、高校の先生と話したなかで「お勧めの高校の基準は何ですか」と聞かれました。即答で「私が自分の子どもだったら行かせたい高校です」と言いました。男女別や偏差値ではなく、預けたくなる高校がお勧めできる高校です。

 私は、15年ぐらい前から旧大阪国際大和田を推し高校にしていました。高校レポートの教授力5は当時の大和田高校が基準です。こんな授業をしている高校があるなら塾・予備校は要らないと感嘆したほどです。どんな進学校でも当時の大阪国際大和田の足元にも及びません。大手前理数科にレベルの子をお任せし「予備校なしで勉強しろと言わなければ京都大学に行ける子です」と申し送りをし、京大に行けました。

 現在、京大・阪大・神大・大阪公立大に予備校なしで行ける学校はありません。どこの高校も教授力が下がり、高校にお任せで大丈夫なところはなくなったからです。では、高校の力だけで現役で上記の大学に行き易い高校はどこかとなると、消去法で大阪国際が残ります。近畿大学付属高校のスーパー文理や桃山のスーパーも予備校依存度が高いからです。現役合格率は上記3校の各最上位学科が北野高校よりも上です。

 次に、国公立大学への現役進学になるとお勧めできる高校の選択肢が増えます。常翔啓光の特進Ⅰ、興国のプレミアムアドバンス、常翔のスーパーです。ここに好文学園女子の特進のシステムが加われば良い感じになります。

 エスカレータで良いのは関大北陽・近畿大学付属の2校です。指定校推薦の枠の多さでは上宮プレップ、大阪国際、大阪信愛、城南などで、早稲田大阪はあの偏差値で早稲田大学に行けるとは超バーゲンです。

 そして、意外と少ないのが、なかで面倒見がよく、関関同立に導いてくれる高校です。これは大阪産業大学高校一択です。たいていの私立高校は偏差値50程度で行けるわけがないのに国公立大学を目指すといいます。そんな高校は信用に値しません。同様に偏差値40少しで関関同立も厳しいです。現実的な目標を立て、しっかり導いてくれるのは大産大高校ぐらいです。

 私は、隠匿体質のある高校は無条件にお勧めしません。いじめがあっても加害者をかばったり、学校の体裁を気にするところです。今回は、固有名詞は避けますが、来訪されたら良い情報も悪い情報も子どもたちには伝えていきます。全くどこにも忖度しません。親視線で行かせたくない学校は例え100万円の鞄を接待で受け取っても「お勧めしない高校」に変わりありません。



2024年7月20日土曜日

演習ノート

 数年前から宿題よりも重視しているのが演習ノート。演習ノートとは間違い直し(なぜ間違えたのか、二度と間違えない自分へのメモ必須)+類題演習です。宿題を出来るだけ減らし、確認テストと間違い直しの徹底を図っています。最悪な演習ノートは間違えた問題の答えだけ写したもの。記号でAだけ書いても賢くなりません。最初はそんなことをする子もいました。歴代の先輩の演習ノートを参考にしてもらい、ようやく自分にとって役立つノートを作れるようになります。耳にたこができるほどつたえていることが「勉強とは知らなかったことを知ることや、理解できなったことをすることであり、宿題や問題を解くだけでは勉強時間ではない」ということです。300本以上の過去問を解きますが、解いてからが勉強の始まりです。自分の苦手分野を知り、優先順位をつけてすべき勉強をすることが重要です。

 それがワンセ卒業後の主体的な勉強ができる下準備なのです。演習ノートはそのための重要なもの。主体性など、普通の小中学生にあるわけありません。主体性のつけかたを指導するところから始めています。演習ノートや各種問題集のチェックはかなり細かくしています。大人の本気を子どもは試しますので、甘えの余地はありません。

 演習ノートは自宅でも塾でもどこでやってもいいですが、手抜きは見逃さないです。自学自習の第一歩として、かなり手間はかかりますが定着させたいことの一つです。

2024年7月15日月曜日

最近の出来事

 先週末で懇談会がほぼ終わりました。一部のご家庭でお伝えし忘れたことの確認です。10月よりワンセはもちろん、YAMAHA、英会話部門でも使用できる「大阪市習い事・塾代助成カード」の申込受付が、7月中旬より所得に関係なく全員始まります。忘れずにお申し込みください。小5、6はきょうだい割引併用で月謝2,100円になります。YAMAHA部門でも月謝・教材費その他費用として使用できます。また、日本版DBS(性犯罪者登録)システムに登録します。元来、少しでも怪しい人は採用しない方針で競争率は数100倍です。誰でも教壇に立たせるのではなく、責任を持って教えることができる人だけが教えています。

 さて、超久しぶりに各学年の出来事。中3は例年よりも公立希望者が多く私立・公立比率は6:4ぐらいです。また、公立受験者の50%が文理学科受験予定という数値もここ数年の近似値です。授業では緑SKが自覚が芽生えてきたようです。鯰江MKは最後の大会に向けてハードな時間の中、できるだけ時間を取って勉強しているのがわかります。緑OSやOKも少しエンジンがかかってきたようで、今後の伸びが楽しみです。受験前に息切れしないように頑張ってください。対照的に男子がまだまだ良くない状態で、自分より出来ていない人だけを見て「みんな〇〇だから」と言い訳から入る状態。自分が出来ていない自覚が芽生えるのと受験のどちらが早いのか…。ところで、全体的に演習ノートの質が上がりました。女子はほとんどの子が良い状態で、良い演習ノートは、時間はかかっても間違いなく成績が上がります。緑NYKKの良さが光ります。

 中2は今津YIが緑INと並び学習奨励賞(480点以上)とくにYIはできることが増え、急成長を感じています。文理学科に合格できる子は継続した努力ができる秀才型か、天才型のどちらかで彼は前者です。茨田北MOが再び良いモードに入りつつあります。あとは演習ノートをしっかりやって自分で勉強できるようになることですね。

 中1はようやく落ち着き始めました。望むレベルが高いのはわかっていますが、全員が集中して与えられた時間を勉強するのは、ワンセなら必然だと思っています。出席率90%超えて全生徒平均450点を余裕に超え、9割の子が450点達成者です。当たり前なのは、真面目に勉強しているからこその結果だということです。塾に普通に通塾し、宿題・課題をこなすだけで450点取れて志望校合格率100%継続中なら、勉強する意志だけ持って来ればいいだけです。残念ながら、2年ぶりの退塾勧告者が数名でました。断腸の思いでしたが、自習室で集中して勉強できず、嘘をつき続けるのは許容できません。菫MHが非常に良い状態を継続しており、良いムードメーカーになってくれています。

 小学生はまたの機会に。

2024年6月20日木曜日

続・大阪府公立高校入試改革考察

 書ける範囲でぶっちゃけトークです。

そもそも、大阪府(教育委員会)は公立高校を強くしたい政策でした。その中でも上位層を私立に行かせないシステムが数10年前から構築されています。それは今でも有効です。そして、数年前から公立下位層の不人気校は私立に行かせたいという考えになりました。そこに私立無償化が重なり、本来思惑通りに公立上位高校の人気は上昇し、中下位層の高校は廃校が続いています。今年、私立人気が上昇したことにより公立高校の定員割れがネガティブなニュースとして報じられることが増えました。その結果、慌てて公立人気回復を旗印に拙速な入試改革をしています。

 ここで、大きな矛盾があります。本来、予定調和であったはずの公立下位層不人気(のニュース)を問題視する一部層が出てきたことで、朝令暮改の政策があり、現場が放っていかれているのです。

 今回の制度改革も「大阪府学校教育審議会」「大阪府教育委員会」「大阪維新の会」のそれぞれの思惑が異なることによって足並みが揃っていません。入試時期にしても、府教委は一部の民間の意見を聞き、審議会は中学校の現場を知らない自称専門家の大学教授が考察しています。そこに、世論を非常に気にする政治家もいて本当にぐちゃぐちゃです。

そんなことも含めて、ワンセは情報収集に努めて、何があっても公立も私立も対応できるように常に準備するだけです。

大阪府公立高校入試改革

 早ければ2026年度(現中2)から始まる大改革の討論が本格的に始まりました。ポイントは大きく3点。

・入試時期を2月末に一本化

・公立高校内で第2志望まで合否判定する

・特色入試でボランティアや部活動を評価する

以上です。詳細は懇談会でお聞きください。

2024年6月2日日曜日

最近の出来事

 ようやく最後の鯰江中学のテスト対策が終わりました。来週から通常授業です。ただ、再来週から再び鯰江中学はテスト対策に突入します。充実のテスト対策の結果、ワンセでは通常授業が1か月続くことがほとんどありません。

 ところで、自宅に新規個別塾のチラシが入っていました。18年間、個別塾の雇われ店長(コンビニ店長レベル。唯一の社員=店長)でほんの少し集団塾経験をあるらしいです。集団授業のことを一斉授業と表記していたので、業界レベルが推し量られます。そんな塾のチラシの文言に「塾はどこでも授業のレベルは同じです」と書かれていました。そりゃ未経験の大学生を研修なしで授業させ、一番の目標は辞めさせないこと・コマ数を増やすことを中心に教育として18年間過ごせばそうなるでしょう。私は、個別指導専門塾を同業だと思ったことはありません。真面目に授業している塾を知らないからです。でも、世間では個別も集団も同じ学習塾という認識です。授業ではなく雑談ばかりの個別塾と、成績アップを真剣に考えている塾を同等に並べるな、と言いたい。少なくとも私は、ワンセは、一緒にされたくない。

本当は6/3(月)の高校説明会でワンセの現状について話す予定だったのですが、大幅に予定を変更しました。秋の高校説明会に一本化するつもりで、春は初めてフリートーク形式で時間をあまり気にせずに話す予定でした。また、今まではオープニング担当で、主に高校の先生方にお話していだいていたのですが、今年は私・常翔啓光・興国の順番で20分ずつ話すことになりました。かなり練習して削りに削っているのですがなかなか21分ぐらいから削れません。今までよりやや早口で話すかもしれません。

 土曜日にスタッフwith原で滋賀のクラブハリエに行き満点賞の副賞と先生方への手土産を買ってきました。その後、みんなでラウンド1でボーリングを10G以上するという暴挙に出てしまい筋肉痛でテキパキ動けません。リハーサルは絶賛実演中ですが、ロボットのような動きしかできなかったらどうしよう…。