2015年2月10日火曜日

優しさ

受験生の9時間後を考えると眠れないので夜のつれづれに書きます。

優しさって強さの裏側にあって普段は見えにくいものだと思っています。強さのない優しさもどきの正体は自分が傷つきたくないだけの弱さではないでしょうか。

大学の同級生はとてもとても気持ちのいい良い人が男女を問わずとても多かったです。でも、優しさを感じる人は数少なかったように感じます。ずーっとジェネレーションギャップなのかと悶々としていましたが、「熱さ」を感じる若者が激減しているのかもしれません。みんな気遣いができて居心地が悪くなくて本当に良い人。

優しさの中には様々なことから人を守るという意味も入っていると思います。その観点からすると「自分が傷つくのは嫌だ。だから相手を傷つける言動もしない。上手に距離を取る」そんな機会が急増したのでしょう。

普段、子どもたちの「○○って優しい」という言葉をよく聞きますが、何かあったときその人なりの精一杯で守ってくれるのか問いたくなります。