今週、石破首相が改めて公立高校入試改革について意見を述べていました。吉村知事はノリノリなので、大阪府公立高校は二転三転しています。結局、当初案の「一度の入試で第二希望まで選択できる」方式になる可能性が高くなりました。現在の中1から始める予定ですが、政治がからむと、どんでん返しもあるので注意しています。まあ入試の時期が早くなるとか別に大した問題ではありません。その時期は仕上がっています。問題は現行のABC問題がどのように変わるのかと、国語の論述がどうなるのかですね。大阪府公立高校は「作文」「小論文「論述」と変遷してきました。次は何になるのか戦々恐々です。ワンセは何が出ても大丈夫なように対応するので現中1は全パターンすることになります。初年度なので諦めてもらうしかありません。作文時代は、同じようなお題が出題されると言っていました。もちろん、知っていたわけではなく数をこなして、似たようなタイトルが出題されるわけです。初年度は量で勝負です。職人個人塾の小回りの利き具合はどこにも負けません。
さて、最近の最近の出来事。まずは小学生。今まで英語は読む・書く・聞く・話すを満遍なく楽しくしていました。今夏より、単語を書く・覚えるモードに入っています。I you he she be動詞等の基本的なものです。今の中学生の教科書は小学校で習った単語は知っているものとして授業やテストが展開されます。英検ばかり気にして文法や単語から逃げてツケが回ってくるのが中高生の受験になります。すでに中学入学時点でどうしようもない差になっており、今後この差は拡大の一途でしょう。悩みましたが、単語の暗記はしてもらうと決めました。本当は楽しく授業だけしていれば楽なんですけどね。そんな英単語テスト、小5TNと小6OKがノーミス継続中です。中学生と共に塾リンピックと銘打って行っています。金メダリストは満点とその他では副賞に大きな差をつけると言っていますので、結果が楽しみです。ちなみにいきなり名前を平仮名で書いたり、姓しか書かなかった子は全問不正解です。毎回伝えていたのに残念な出だしの子がいました。具体的な覚え方、勉強の仕方も当然伝えています。きちんとしていたのが
中1国語は初の入試問題にチャレンジ。平成9年度、つまり現在44歳の人が現役のときに解いた問題です。この時期は国語数学共に易しく、当時の大手前高校合格点をクリアする子は多いです。難易度が大幅に上昇しています。数学は方程式の文章題にチャレンジ。理系センスのある子はいないので、頭を抱えている子が目立ちます。しっかり脳を使って考えれば、受験生になったときに努力が芽生えます。使わない脳は進化しません。
中2国語は去年より始めている入試問題チャレンジ。近畿大学附属高校、通称近高にチャレンジ。トップは菫MHで菫YA、緑HRMが続きました。今後、どれだけ国語力を磨いていけるか楽しみです。他教科では今夏に伸びている子と、何となく過ごしている子の差が顕著になりつつあります。
そんな彼らは、学校の5教科の宿題の提出期限が明日です。中1は連日YHが塾に来て着実に減らしています。水曜日はYKもやって来ました。TFは分からない問題がると自主的に授業前に質問しに来ています。中2は昼間に来た子はいません。明日、どれだけ出来ているのか楽しみです。中3は茨田TT、鯰江KYが連日早い時間にやって来ています。今津YIや茨田北MO、緑UMも自分で考えて早くに来ています。緑INは部活との兼ね合いで時間をやりくり中。全体的に演習ノートの精度は高いです。クラス平均点は高く、悪い点があまりありません。当初案じられていたトップ争いも時期を勘案すればYIとINは悪くありません。ここからどれだけ伸ばせるかです。