2016年3月8日火曜日

3/7 今日の出来事


一本前に授業外について書いたので、授業のことだけ書きます。

躾重要期間として全力で気を張り巡らせています。そんな中、小3は遅刻者がいました。少し緊張した面持ちで理由を尋ねると「学校から帰宅するのが遅くて遅れた」とのこと。それは全く本人に非はありません。その子が泣きそうな顔で理由を話すのを聞き「この子は怠慢で遅れてくることはないな」と嬉しく思いました。入塾時は時間の概念がなく、大きな課題だったからです。入塾説明会で「小学生になったら宿題をしないのも時間の概念がなく遅刻するもの自己責任。親が宿題管理や時間管理をしないでください。もし、忘れたりしたら本人が注意されて懲りて、次からしないことにつながる」と伝えています。親離れして自己責任を意識してほしいとの思いからです。それが実践できたことが嬉しいのです。また、小3の大きな課題としてスピードアップと言われたことをすぐにできる勉強習慣を挙げており、4月いっぱいぐらいかかるかと思っていました。でも、良い緊張感があり言われたことをきちんとしようという姿勢がとてもいいです。春休み中には良い状態になっていそうな感じですね。来週は卒業旅行の引率で私が見られないのが残念です。3年は授業しっかり聞く習慣さえできれば結果は必然的についてきます。

4年生も人数が増え躾期間の真っ最中です。それでも入塾時に約束事を徹底していたからか、みんな真面目に取り組んでいます。3年生までは国語を見ていたので算数は久しぶりに見ました。NFNRにとても成長を感じました。先週の宿題が3年生内容のまとめで、私の知っている彼女たちならもう少しミスが多い印象でしたが正答数多くて嬉しかったです。新単元の折れ線グラフも比較的スムーズに解けていました。少しややこしいところもあるので宿題の正答数は気になるところです。

受験生は社会の歴史を流しました。緑MRに並んで緑NMが非常に良い感じで仕上がっています。テスト結果としては緑KH、鯰江MKも良かったです。また、最後になる国語の過去問では緑TMNMが満点でフィニッシュ。全体の最低点が50%で平均点は80%あり国語科として有終の美を飾れました。満足しています。寝屋川高校受験組は全体的に最後の伸びがあり安心材料です。

中3数学は展開の続きをしました。繰り返し書いていますが、集中力のアップが最大の課題で少しの聞き逃しも許さない、という姿勢を見せています。集中力さえつけばほとんどの問題は理解できるはず。そこを飛ばして授業のスピードを上げるのは愚の骨頂です。あ、受験生は「愚の骨頂」を漢字で書けるようになってくださいね。骨頂は間違いやすいです。欠席者が気になりますが、毎時間進み続けるといったので有言実行します。あ、受験生は「不言実行」が正しい四字熟語で造語が派生してできたのが有言実行だと覚えておいてくださいね。そうそう、前回の授業を休んでいた、
遅れてきた、は免罪符ではありません。勉強が遅れた自覚を強くもち、それを何とかしようという意思は必ず持ってきてください。来週私がいない日を休みにするか振替授業にするかは今週のみんなの頑張りで決めようと思います。テスト対策がかなり長丁場で少々かわいそうな気もするのでお休みをプレゼントしてもいいと思っているのですが、金曜日のみんなの出来映え次第で決定です。

中2数学も新単元を進んでいます。計算問題はさっさと終わらせて応用・発展問題に取り組みたいと思っています。ところで、4月からの時間割編成で週1回演習の時間を設けるつもりです。5教科を全て週1回ずつの解説中心の授業をして、演習の時間を1時間設けて問題慣れさせようという考えです。そこで最低限度(定期テスト90点レベル)理解してほしいことを用意し塾内で勉強。できなかった分は家庭学習or家でできない子は塾でやらせる。これは今年の卒業生で私立中学に行った子と公立中の子の圧倒的な単語量・問題演習量の差が実力差につながったことを多いに参考しています。また、数年前、某学校に預けた子が入学前に言っていた説明よりもはるかに緩いカリキュラムだったので校長先生に直接苦言を呈したところ、目に見えて課題がハードになりした。学校であれ塾であれ現場の先生の思いはダイレクトに子どもに影響します。だからこそ、熱い想いで接したいと思います。仏を作って魂を入れれば鬼に金棒ですね。