2025年1月31日金曜日

私立高校無償化and1/31の出来事

 大阪府では所得制限なしの私立高校授業料無償化が現在の中2から始まります。ところで「無償化」という言葉が独り歩きしていますが、高校に支払う費用が0円になるわけではありません。学費はほとんどの私立高校で無償化でも、その他諸々の費用として3年間で120万円前後は必要です。もちろん、予備校代や大学入試費用は別途です。この費用だけでも公立高校より80万円前後高いです。また、学費以外の費用は年々増加傾向であり、来年度以降は3年間総額120万円以上になっている可能性は十分にあります。ワンセの受験生の保護者の方はご存じだと思いますが、くれぐれもお気を付けください。子どもが私立専願で行きたいと言っても、そこに大人として納得できるがなければ公立高校で充分です。

 そんな今日は、昼から赤本の出版社である英俊社さんの方とお話しました。頭の回転が非常に速い人で、話していて楽しく長話になりました。kawasemiという全国の過去問を著作権問題をクリアして使用できるコンテンツを持っておられます。これが今のワンセの「演習ノート」スタイルにマッチングしています。中3が使っているのですが、自分の欲しい問題を選べると非常に好評です。ただ、勉強する意志がない子には「猫に小判」で使いこなせないでしょう。また、経験のない大学生講師も然り。

 来客予定があったので、今日は早めに呼ばなかった(呼べなかった)のですが、自習室開放と伝えていると緑MYは2時ぐらいに現れ、その後緑SK、緑KK、緑SH、緑男子全員が続々とやって来て、定刻(5時)の一時間以上前に8割の子が黙々と勉強していました。学年末テスト最終日で、休みたい気持ちになるところを帰宅してすぐに来るのが偉いです。また、緑中全員、前回の二学期期末テストよりも手応えがあったと言っていたので、少し安心しました。その後、数学は女学院の過去問で昨日の桐蔭同様最も平均点の低い平成16年度のものをしました。トップは緑ISで過去最高点を10点以上更新。2番手以降は緑MY、鯰江MK、緑SH、緑HKが続きました。20年前はとても難しくていましたが、公立C問題の登場により易しく感じます。実際、やり方は全部わかっていた、という子もちらほらいました。その後の理科の過去問では緑OSが初トップ。10日後の入試に備えて健康管理が一番大切になります。

 その後、中2数学は平行四辺形の応用と「はこひげ図」についてしました。証明のロジックを緑INは理解できるようになっていますが、端的に書けるようになるにはもう少し時間がかかりそうです。数学的センスがある子は一度聞けばすっと書けるようになります。まあ、そんな子は全体の2割もいませんが。茨田TTは復帰後すぐは緊張による焦りでスピードにやや課題がありました。やっと慣れてきたのか、落ち着いて取り組んで良い状態になりつつあります。

2025年1月30日木曜日

1/30の出来事

 某同業他者の方針は私立専願者は実力テストに注力し、公立高校受験者はその対策に注力するらしい。合格が唯一無二のゴールだからそうなるのでしょう。文理学科元校長によると、高校入学後に燃え尽きるのは大手進学塾出身者が多いらしいです。文理・文理と猫も杓子も文理学科を受験させ、そこをゴールに設定していたらそうなりますよね。私は、教育業として塾屋をしています。高校合格も大学合格もただの通過点。社会に出るための準備期間です。卒業生が10年後、笑って毎日過ごしていることが一番の目標です。中1から進路指導をしますが、まずは将来にどんな仕事をしたいのか考えるところから始めます。そのためにはどんな最終学歴が必要なのか、何も決まっていないならば選択肢の幅を拡げるためにはどうすれば良いのか、等々です。何が言いたいのかというと、合格だけをゴールにするのは、一般的な塾なのでしょうが、腑に落ちないということです。

 私がみんなと勉強できるのは中学卒業まで。それなら少しでも知識を増やして、モラル・マナーも知って、協調性や周りを見ることも覚えて欲しい。もっともっと多種多様な経験値を積んで欲しい。成績は上がって当たり前、合格も当然。私立高校なら、特待生制度がある高校受験者は100%特待生で合格して欲しいですし、首席で合格してきて欲しいです。でも、勉強だけの塾ではなく楽しい思い出も残してほしいので遠足や卒業旅行・各種イベントをやりたいと言われたら、保護者の方の反対がなければ何でもOKです。知識だけ増やして、卒業したら名前を忘れられる先生になりたくないとずっと思っています。子どもたちにとって役に立つことがあるなら、出来る限り協力したいですね。そのためには自分の背中は美しく、模範的で、知的好奇心を失ってはいけません。子どもたちが成長するのに自分が止まっては恥ずかしいです。年齢を言い訳に発想が固まったり、新しいことにチャレンジしなかったり、時流に残された発言をするのは論外。

「温故知新」昔の知識から新しい知識の上書きを忘れてはいけません。自分自身への沢山の戒めがあります。真摯に「教育」に取り組んでいる自信があるだけに、冒頭の発言に対して「ワンセは絶対ありえない」と思った次第です。確かに私立高校の方が、専願者は気が緩んで入学する生徒が多いと嘆いているのはよく聞きます。せっかく塾に来ているんだから、出来ることを増やして欲しいです。中学生のときはめっちゃ勉強頑張ったと将来言えるようにと思っています。

 さて、今日は1時から緑中3年のテスト対策。前回の2学期期末は悲惨な結果だったので、ワンセ史上初めて学年末テストなのにプレッシャーかけています。プライドの問題ですね。鯰江中は全員悪くない点数で有終の美でした。その後、小5算数は円グラフ・棒グラフ。難しくない単元ですが面倒くさいことに時間がかかります。AHは字が丁寧で美しいので、小さい字を要求されるグラフ作成は少し手こずっていました。次の英語ではかなり早いリスニングとリーディングもばっちりです。いつから深い文法をしようか思案中です。

 中3は桐蔭数学にチャレンジ。トップは鯰江FRで歴代トップに近い点数。二番手以降は緑SK、緑ISが続きました。国語は公立過去問にチャレンジ。緑KKが初トップ。入試を10日後に控えて仕上がりは上々です。二番手以降は緑MYSKが続きました。入試本番に向けて、100%を出せるように頑張っています。

 中1国語は菫MHが良い読解力を発揮しています。彼に負けず、劣らず、全員白紙のない解答用紙です。この時期に高校入試問題にチャレンジしているので、容易ではない全問解答。しかも自分なりに考えて書いています。しっかりと育てていかなくてはいけないと感じます。

1/29の出来事

 昨日は昼間と深夜に雪が降っており、来週から日本海側では10年に1度の寒波が襲うらしいです。みなさまご自愛ください。ところで、朝からみんなの合格祈願に行って来ました。2週間義には合否が出始めています。正真正銘のラストスパートの真っ最中です。

 そんな今日は小4の授業から。新入生KYとは、今までの算数の基礎固めをしています。私はよく勉強をザルに例えています。取りこぼしがある内容は小1まで遡(さかのぼ)って埋めていかないと、水は漏れ続けます。小4とか中3とか関係ありません。基礎を固めないと今の内容が理解・定着するはずないからです。また、歩留まり率(定着率・覚えている率)は個人差があり、こちらも上げていかないと成績はあがりません。順番は前後しますが、中2緑WYは歩留まり率が上昇中です。ここに来て一気に上がっており、単元別の理科では結果が分かりやすいです。英語・数学等今までの基礎が追いつていていないと点数に表れにくいです。でも、このペースでやっていくと来年が楽しみです。新入生とは毎回のやり取りで色々な情報を感じ取り、対応しています。この技術はAIに永遠に追いつかせません。小4YNは脳の回転速度がととても速くなっています。来年の教材を変えようかと思案中です。

 中2国語は文法とメロスのあらすじ確認。前述のWYは反応速度が良くなりました。勉強の姿勢が良くない子は、まずシャーペン(ペン類)を手にしていません。知らない・わからない言葉が出てきたときにメモする習慣がないのです。新入生にはそんな話からしており、メモしていなければ「メモするところ」とその場で伝えます。ワンセの子は解説が始まるとすぐ聞く姿勢に入れますが、新入生は間が空きます。やはりその場で指導することを根気よく繰り返すことで、全てにおいてスピードが上がります。そうなると学校の授業を聞く姿勢も良くなり、好循環モードに突入です。ワンセの子たちの点数が高いのは、このような学習習慣の定着の賜物です。それに新入生が良い意味で流されていってくれます。

 中3は緑中が明日から学年末テストなので、「おくのほそ道」「論語」の確認をしました。定番問題の出題が多い単元な反面、同じ問題でも模範解答が学校毎で異なるという厄介な単元でもあります。テスト直前だと学校の先生がどう説明したのかわかるので助かります。今年の緑中の国語の先生は古典をしっかり教えるタイプのようで、短時間で濃い内容まで触れていました。緑OSや緑SKは学校の内容もよく聞いていたようで安心しました。緑MYも授業内容のメモはバッチリ。明日のテストに反映できると信じています。

2025年1月28日火曜日

1/28の出来事

 今日は確定申告の書類を税理士の先生に渡す日でした。ミスなく提出できるよう時間がかかりました。

 夕方、小6の授業。体験の子たちもおり、いつもと少し違った雰囲気でしたが、楽しく前向きでとても良いクラスになる予感。英語や算数は中学校内容を意識して、中学生になったときスムーズに新生活を過ごせるように準備期間です。

 中3は公立国語と関大北陽社会。国語は緑NYがダントツトップで歴代文理学科合格者平均も上回っていました。良い感じです。二番手以降は緑IS、緑KKが続きました。関北社会は緑SHと緑SKがトップタイ。SHはその前に桐蔭社会にもチャレンジし、ワンセの過去最高点を更新しています。ちなみに鯰江MKが続きました。これで数学は大阪国際(大和田)・近高が平成13年度から令和6年度まで各々24本分コンプリ―ト。公立国語は平成9年度から令和6年度まで解く予定です。解いているのは当然ですが、演習ノート(間違い直し・類題演習)をしており、それが血(経験)となり肉(知識)となっています。

ワンセの講師②

 田中は中2、中3を担当しています。中3は井川と田中と私が担当している学年。当然、それなりの課題は出ています。今の方針は全員共通の宿題は減らし、個々に見合った課題を出すことです。子どもたちの自由裁量になるので、管理にうるさい井川や私の教科時間をかけて田中担当の教科に時間を割かない時期がありました。井川や私は、思ったことを口に出しますが田中は「わかってくれているだろう」と考えるタイプであまり言いませんでした。でも、子どもたちへの思い・期待値は、誰もが他の講師に負けているつもりはありません。メッセージを書いて渡された子が、しばらく眼前にそれを置いていました。色々感じ取ってくれたのだと思います。何気ない出来事ですが、しっかり気持ちが通じ合っていることを感じて、非常に嬉しい気持ちになりました。

 最後に、もう社会人になった原。この4人に対してワンセの礎を示してくれました。学生講師としてのあるべき姿を見せてくれました。子どもたちへの愛情も、後輩へ向けた凛とした後ろ姿も。知的好奇心旺盛でポジティブ。責任感は充分以上にありストイックで余力を残す完璧なスケジューリング。私は「寄り添う」ことができる人は、人間がとてもできていて、誰よりも自分に厳しく、他人には人と場所・相手の状況を見て対応を分けられることだと思っています。校長で「寄り添う」発言をした人はほぼ例外なく人望のない空気を読めない人でした。自分が部下に寄り添ったことがないのに恥ずかしい発言です。でも、彼女だけは寄り添った言動ができると感じた唯一の人です。卒業生でもあり、色んなことを伝えましたが、今となっては彼女のほうが精神年齢が高く、年上のような錯覚に陥るほどです(笑)

 長文でグダグダ書きましたが、自信を持って言えるのは、全講師、愛情を持って子どもたちに接していることです。そんな環境を嬉しく、楽しく、微笑ましく感じています。スタッフには個人として出来ることは積極的に何でもしようと思っています。それを感じてくれたら、その分は自分の担当した子たちに返してくれる「恩送り」をループしていけたら最高だと思います。

ワンセの講師①

 競争率100倍以上の中から選りすぐりの講師です。今は卒業生ばかりで、ワンセのやり方を熟知しています。

 井川は、中学生のときから先生になると決めて同級生にも教えていました。「優しい人」と感じる人がとても少ないのですが、彼女は本当に優しい人です。優しさとは強さの裏側にあり、強さのない優しさもどきは自分が傷つきたくないだけの弱さだと思っています。気遣ったような言動も自分に責任を負わされないように逃げているだけです。普通の会社務めならそれで充分ですが、人を教えるなら、ワンセの教壇に立つならそれだけでは不充分です。みんなに伝えているのは時間をかけることではなく、気持ちを込めることです。授業が下手でも嘘を教えない限り聞いていれば理解できます。良い先生を育てるのは良い生徒・クラスの雰囲気です。一所懸命に、誠実に接していれば子どもたちは受け入れてくれます。井川は厳しく伝えることは苦手ですが、求めるレベルは高く、良い言い回しで伝えています。感受性も素晴らしく、どんな会社でも、学校でもやっていけます。それは苦労体験・失敗体験・傷つき体験を人よりもしているからです。ネガティブなことが起こったとき。それを糧に出来るタイプと、愚痴や恨みにしか感じないタイプがいます。苦労した分だけ、人に優しくも気遣ったりもできる上、教材研究は相手を見てするので、永遠に成長できる先生です。

 佐々木は好奇心旺盛でエネルギーの塊な反面、飽き性でもあります。そんな彼は、底がない教える仕事にずっぽりはまっています。直接的な指導はあまり多くしていませんが、成長速度の速さに舌を巻いています。話したことがそのまま相手が理解できていることではないと気づいてから、机間巡視やノートチェック、小テスト作成でみんなを知ろうとしています。私は、言霊を大切にしているのでシステムとして講師にさせるのは大嫌いです。気持ちを込めてやってくれないなら、宿題を出したり、ノート・ワークチェック、小テストはしないほうがマシだと考えています。研修の最初に小テストの結果は先生の力量であり、授業の結果だと伝えています。彼の子どもたちへの「理解して欲しい」「できることを増やして欲しい」という思いをしっかり子どもたちは受け止めています。だから、彼がいる日の授業後は常に子どもたちが質問攻めにして奪い合っています。人と人として真剣に向かい合える関係は素晴らしく、お互い良い経験をしていると思っています。

 松本は現中2だけをずっと見ています。最初から最後(卒業まで)見るつもりでいています。直接教えたり、補習する時間はどちらかというと短いです。でも、歴代の中でも担当教科である英語の平均点がずば抜けて良い。また、新入生補習も要領がどんどん良くなり、子どもたちの成長速度が上がっています。佐々木もそうですが、非常に褒め上手です。「凄いな」を口癖にしていますが、そこには言霊がこもっているのです。私には真似できません。長所を見つけて褒めています。心の底から発している言葉なので響くものがあるのでしょう。授業が終わっても教室から出て来ずに子どもたちと談笑しています。毎授業、提出物を隅々まで見て、時には長文のコメントを書いています。子どもたちにとっては「見られている感」がとてもするでしょう。

2025年1月27日月曜日

フジテレビに塾業界を投影、1/27の出来事

 フジテレビの醜聞が連日漏れてきます。自浄能力はない業界なので日枝相談役まで誰が深堀できるのか、誰もしないのか、私には全く関係ないので完全な傍観者です。

 翻って学習塾業界。相変わらず胡散臭いグレーな塾や真っ黒な塾が多く、マスコミと同じで自浄能力は全くありません。月曜日は塾チラシが多いのですが、本当に「バレなければ良い」という発想で書いていることとやっていることが全く異なり羊頭狗肉です。

「緊張した授業」でなければ成績は~というキャッチフレーズの塾は授業中に雑談が多く、自習室は言わずもがな。「全員合格おめでとう」は不合格者がどれだけ多数いても「合格した全員におめでとう」という意味です。小規模塾で不合格になった生徒のきょうだいは通塾していても責任を感じず、チラシのキャッチフレーズは残念な結果に終わったご家庭への「二次被害」です。授業中にインスタで前の子の椅子をける動画をアップしても、教え子に生徒に手を出す大手塾があっても、大きく表面化したのは京進の塾講師生徒刺殺事件ぐらいでしょう。地方紙に限定すれば毎年のように不祥事は発覚しています。私は塾業界が長いですが、この業界人は嫌いな人が多いです。

 まともな塾かどうか授業を見なくてもわかる質問があります。子どもに「授業中、みんな話を聞いているか」「自習室は静かか」と聞いてください。面白そうに「自分はちゃんとしてるけど○○はしゃべったりスマホ触ったりしてる」「自習室はうるさい」と言われたら授業が成り立っていない塾です。大手でも個別でも関係ありません。授業中、学生講師の武勇伝ばかりして「授業が楽しい」という子どももいます。

 ワンセのようなガチ授業をする塾はもう絶滅危惧種です。いかに楽しく・面白くして塾に来させて講習会で多くのコマ数を受講させるのかを競うのが塾業界の宿命らしい、とコンサルや業者の方がおっしゃています。私の考えは不変で、お預かりした全てのお子さまに対して責任を持って面倒を見る、ことです。世間が受け入れるかどうかではなく、卒業生が笑顔でいるかどうかだと考えています。

 そんな今日は、近高数学の過去問チャレンジ。トップは緑MYで緑OY、緑NYが続きました。入塾時より厳しい言葉をかけてきた子たちの成長は本当に感慨深いです。長時間の勉強が続いていますが、頑張れているのがいいですね。その後の公立C問題対策では、鯰江コンビが良いものが見え始めてきました。言っていた通り、2月下旬には仕上ってくる手応えです。

 プレイング(教える)マネージャー(管理する)として嬉しく思うことがあります。それは、各講師が愛情を持って子どもたちに接していることです。続く

2025年1月26日日曜日

1/26出来事

 今日も朝から近高英語、大阪国際社会、関大北陽数学にチャレンジ。結果、英語は緑SKがトップで、緑MY、鯰江MKが続きました。安定の上位層ですね。夕方からの公立C問題では鯰江FRが面目躍如でトップ。社会はSKが英語同様トップでFRMKが続きました。点数としては少し物足りなので、これから全体的にブラッシュアップしていってくれるでしょう。関北数学は緑ISがトップ。残念ながら満点ではありません。そろそろ過去問でも満点を取って欲しいところです。二番は本日ハピバの緑NY。モチベーターなので、本番に向けて良い状態で迎えられるように最終調整です。MKは難問以外の数学では安定した結果を残せるようになっています。

 夕方からは「確定申告」に向けて入力ミスがないか最終確認。沢山ありましたが、同日にチェックすると見逃しの可能性が高くなるので明日、本当の最終チェックをしようと思います。過去に何回か入力を終えたデータが飛んだ(消えた)ことがあるので、保存は慎重にしないといけません。

 転塾組の子と話していたのですが、以前の塾では(面倒を)見られている感じがしないと初対面のときに言っていたのを思い出しました。同じ進学塾でも「月とスッポン」「提灯に釣鐘」でしょう。何もしなくても北野高校行ける子をチヤホヤするのではなく、全員が「(色んな意味で)見られている感」があるのがワンセ。先日もお問い合わせの説明で「大手のようにシステム化されていないけれども、放置だけは絶対しない」とお伝えしました。受験生ならば当然志望校に全員合格。廻し合格なし、特待生制度有りの高校受験者は全員特待生、入試順位も1位を本気で考えています。受験生以外(中2以下)は勉強の仕方からスケジューリング・主体性を持って言動できる基礎固めをしてもらうために多種多様な知識を身につけて欲しいと考えています。

 

2025年1月25日土曜日

1/25の出来事

 今日は一応緑中3の学年末テスト対策endless。なので、少し控えめに朝は近高数学・国語、公立社会の過去問チャレンジ。数学はトップ緑MYで緑OS、鯰江MKが続きました。OSは初の2位ランクインです。国語は鯰江FR、緑SKがトップタイ。緑KKが続きました。KKも初のランクインですね。社会は緑ISと緑SHがトップタイでSKが続きました。これからも高いレベルでトップ争いをして欲しいですね。その後、公立国語にチャレンジ。20点分を占める論述(小論文のようなもので作文ではありません)で再提出にならなかったのがMKのみでした。これから公立入試まで数10本もの論述を書くことによって本番で助けてくれる点数を取れるようになります。みんなの努力を喜色満面の笑みに変えなくてはいけません。

 12時間頑張っているので、今日は早めに帰宅してもらおうと思います。すでに12時間後には塾にいるのですね。

2025年1月24日金曜日

1/24の出来事

  今日は鯰江中3のテスト最終日でした。有終の美を飾ってきたと信じています。そんな鯰江の子たちと公立C問題にチャレンジ。90点満点で大手前高校受験者ですら平均30点未満、四條畷では一桁での合格者もいた年のものでしたが、課題を大きく感じさせられる結果でした。補助線がまだ見え切っていないのが一番ですね。その後、全員で公立数学の過去問チャレンジ。トップは鯰江MKで大手前の合格点クリアです。二番手以降は緑MY、緑HK、緑SH、鯰江FRが続きました。HKは数学でいつ以来かわからない3位です。本番でもこれぐらい取って来て欲しいものですね。

 夜は中2数学。確率と証明をしました。緑INは少々(?)詰めが甘い。暗記や思考力も悪くないのに「これぐらいでいいか」という考えが勉強をする上では邪魔をしています。茨田TTは落ちついて考えれば難なくクリアできる問題を焦ってもったいないことをするのが玉に瑕ですね。新入生鯰江KYは毎回、英語数学理科の補習に呼ばれています。新入生の宿命とはいえ、最初は大変です。早く慣れてください。

1/23の出来事

 鯰江中3の学年末テスト中で、早い時間から遅くまで頑張っています。そんな今日は、小5の授業から。先週までは英検対策をしており、久しぶりに平常授業。AHはリスニングが良い感じ。常に2倍速で聞いているのに、ほぼ聞き取れています。算数は落ち着いて取り組めており、成長を感じます。ホームステイを受け入れてからポジティヴ思考になったようで、良い刺激を良い時期に受けました。

 その後、中3数学は大阪国際数学。平成13年以降の過去問コンプリートです。トップは緑MYで安定しています。2番手はお初の緑KK。ノーミスだったのが奏功しました。3番も安定の緑IS。国語は公立前期の難問で大手前と天王寺にだけ理数科があった時代のものです。トップは鯰江FRで五ツ木偏差値80を取った先輩に8点差。緑MYMYが続きました。二人とも確実に覚醒中です。

 夜は中1国語。菫MH、緑THRM(以後TM)が同点。この時期に6割超えは中3の五ツ木模試なら安定して偏差値65コース。正常進化してもらいたいところです。そんなTMは授業後、鯰江SIと遅くまで自習していました。普段は真ん中の座席を空けて広々利用しているのに、なぜかゼロ距離で「お邪魔しました」の雰囲気だったのは笑うところです。

2025年1月21日火曜日

1/21の出来事

 来年度の準備をしつつ、夕方は小6の授業から。1月から文法と単語の覚え込みに入っています。新入生YKは暗記の努力ができています。文法はYHに一日の長がありますが、努力で追いつける日は近そうです。YHは女子が入塾して嬉しそうで良いモチベーションになっています。

 その後、中3数学は関北過去問。トップは緑MYで緑IS、緑YH、緑MYが続きました。緑IS,MY、YHは良い感じで数学的センスが磨かれています。高校生になってからの伸びが楽しみです。ワンセの進路は圧倒的に理数系・医療系が多いので、正常進化を遂げてくれれば将来の選択肢が増えますね。

 昨日は中1数学で辛口なことを言っていましたが、この時期に空間図形の切り口や移動のイメージはできない子のほうが圧倒的に多いです。現在の中3でようやくイメージできるようになったレベルですから、中1でイメージできれば大したもの。早く難問を楽しく解きたいですね。

2025年1月20日月曜日

令和10年度(現小6)大阪府新高校入試選抜方法、1/20の出来事

 大阪府教育委員会は、現小6から実施される予定の新公立高校入試選抜について発表しました。基本的には秋にブログで紹介した内容とほぼ同じで、骨子は以下の通り。

1.現小6より大阪府公立高校入試時期を特別選抜・一般入試を3/1前後に一本化

2. アドミッションポリシー枠(仮称)を設け、5教科に加え、面接・ディベート・実技を各高校独自で実施し、定員の50%を上限に募集できる。なお、一般試験よりも合否判断は優先される。(試験日は同日程予定))

検討事項

1.入試機会が1度になるため、一度の入試で複数校志望(例:第一希望北野・第二希望大手前)できるようにする

2.私立高校も2/1前後で試験実施へ日程調整

秋に紹介した内容より深くなったのは、3/1前後に入試時期が実施される(可能性が高い)こと、アドミッションポリシー枠(仮称)も同一日程(筆記試験前後日)になること、合否決定は同枠入試が優先されること、です。関係者の話を勘案すると色々見えてきています。事実と憶測を明示しながら、後日アップしようと思います(3月予定)

さて、昼間に過去問の予習をして夕方からの中3の解説に備えました。まずは大阪国際大和田時代の数学から。トップは緑ISで緑SK、鯰江MKが続きました。高2の世代では満点が二人いたので高得点に期待しましたが、満点には至りません。そろそろ比を用いた問題と一次関数と、二次関数の融合問題の等積変形の正答率を上げたいところです。公立C問題の前哨戦になりますので、是非ともクリアしていきたい単元です。その後、社会は近高の過去問。トップはSKで緑SHが続きました。地理が少し深くて、平均点が低いです。高校入試問題では、歴史オタの大阪国際、地理オタの近高ですね。ちなみに大阪国際は国語もオタク気質で、かなり個性的な問題です。

 夜は中2社会。これまでの復習をしていましたが、来年がかなり案じられる状態。春から復習モードに入っていかなくてはいけません。2月に受験予定の五ツ木模試では社会が一番偏差値が低くなるのではないかと思いました。おそらく、生点が良い順に英語・数学・理科・国語・社会という予想。英語では五ツ木模試の過去問平均点が90点弱あるので、決して5教科としては悪くないのですが、どうしても直接教えている教科が芳しくないと気になります。

 中1数学は空間図形をしました。菫MHは「習っていない」と言っていましたが、発想を試される問題は常に未知のものばかりです。既知の引き出しを用いて導くのが理数系の楽しいところ。受験生ですら、夏の時点で同じ解説をしてイメージできた子は2割程度でした。それでも、解説を聞いて「分かった!」と明るい顔をしていました。この時期に解説して四割が理解できていたのよう充分です。聞いてもイメージできない子の方が圧倒的に多い単元です。


 

2025年1月19日日曜日

1/19の出来事

 今日も朝から問題演習。昼からはその解説で女学院数学からでした。トップは緑ISで鯰江FR、緑MY、緑MYが続きました。ISは数学において良いものが見え始めているようです。ノーマルレベルの問題はかなり強いですね。国語は関大北陽の過去問。FRがトップで、緑SKMY、緑OYが続きました。解答用紙を見ていると、読解力が養われ始めているのを感じます。

 読解力といえば、共通テストの問題傾向が変わり、グラフの読み取りになったらしい(まだ解いていない)です。久しぶりに時間を測って解いてみようかと思います。最近、漢字や歴史の年号が飛んだりすることがあるので、脳に刺激やストレスを与えないといけません。

 英語は大阪国際大和田の過去問チャレンジ。難易度は高いほうでなかなか高得点は難しいのですが、SKが91点という過去最高点を大幅に更新しました。記述が非常に良かったです。最近、国語でもリアルでも感受性のレーダー感度が非常に上がっています。精神的な成長と重なり、文系教科の伸びに目を細めています。この数値の陰に隠れがちですが、二番手MYFRの語学センスも良い感じで磨かれています。

 夜、2か月前となった卒業旅行のチケット分配をしました。昨年は原に任せていたので、私のほうがみんなよりアプリ操作に疎いです。今年は初日ディズニーランド・2日目ディズニーシー・3日目ディズニーシーと3日間ともにディズニーで過ごすことになりました。ディズニーシーに新エリア・ファンタジースプリングが未知の世界で、地図の確認のために入園する予定です。また、宿泊予定はホテルオークラ東京ベイでディズニーステーション駅前にあり、こちらも初宿泊です。受験勉強はピークが続きますが、ゴールは見えているので最後まで頑張りましょう。22時から雨の予報になったので、今日は早めに帰宅を促しました。それでも22時過ぎぐらいなのですが…。

1/18の出来事

 今日は(一応)endless。とはいうものの、受験生は優先順位が人によって異なるので別メニューをこなしている子もチラホラいます。冬期講習同様、午前中は過去問演習。昼一で近高数学の解説。トップは緑ISで緑OY、鯰江MKが続きました。数学ではISが高得点を安定して取れるようになってきました。OYの2番は久しぶりでミスが少なく良かったです。公立数学過去問もトップはISでした。2番手以降は緑MY、緑OSが続きました。OSも久々のこの順位です。緑NYは長いスランプをようやく脱出できたようでミスが減っています。関大北陽社会ではトップSKMYMKが続きました。MYは全体的にできることが増えています。国語はSKがトップですが、及第点はいません。それでも長文読解の記述に大きな差を感じました。中1の頃から国語力は大きな課題だった学年で、なかなか自分と向き合ってくれませんでした。そんな中SKだけは国語の演習の度に自分の考えを自分の言葉で書こうとしていました。当初は書いて欲しい内容からずれていたのですが、修正を加わった今。行間を読めるようになりつつあり、相手の価値観や考えを理解できるようになりました。そんなSKに追いつける可能性を感じたのが緑NHMYです。次点で緑OKOSも良かったです。緑YHや鯰江MKは少し時間がかかりますが、諦めずに考え続ければかなりブラッシュアップされるでしょう。

 ところで、新規のお問い合わせをいただいてる中で色々感じることがあります。親は例外なく、子どものことをどれだけ見てくれるのかを最も案じるもの。私は、心の中で『ワンセほど手厚い塾は絶対に存在しません』と思っています。うちほど子どもたちにとって集中できる場所・本気で切磋琢磨している環境・例外なく勉強している同級生に囲まれる塾はないでしょう。また、集団部門において勉強しないという選択肢は存在しません。集団授業ですが、かなり細かいレベルで一人ひとりを見ています。勉強面では、問題を見れば誰が分かって、誰がわからないか把握しています。説明中の自分の解説も誰がどこまで理解できているのか常に把握してます。保護者の方から、今日、何回指名されたか、挙手したか聞いてみてください。「数えられへん」と言われます。授業を聞く、のではなく集中して参加しています。でも、入塾前に欠席補習などのお約束はしません。塾をさぼって補習をお願いされても聞くつもりはないからです。信じています、という言葉が最も私たち講師を動かします。だから、入塾前に子どものやる気や性格を知る前に約束はできないのです。

 ちなみに、どんな面倒見の良い高校でも勉強しないという選択肢を選べば追いかけてきてはくれません。軽く「今やらないと後悔することもあるよ」といわれる程度です。それでも充分、面倒見は良い方でしょう。ワンセのケアを「面倒見の良い高校」を自負するところに望んではいけません。

2025年1月17日金曜日

1/17の出来事

 30年前、朝5時46分に激しい揺れがありました。当時二段ベッドの下で寝ていましたが、トランポリンのように体が浮くような激しい縦揺れの地震。あの強い揺れは未だに唯一無二です。東日本大震災は異常に長いゆっくりした横揺れから震源地の遠さと、現地を危惧しました。その日の夕方の小学生の授業で地震の恐ろしさは、火災と津波であることを言いました。特大津波が現実になるとは思いもせず。その次はまだ記憶に新しい2018年の台風7号による風被害。街中の信号機が横を向き、看板が降ってくるのは映画の世界でした。

 月日が流れ、リアルな戦争体験を聞ける機会は減りました。それでも日本で起こった出来事として語り継がなくてはいけないと思っています。被災経験も同様に臨場感を持って語れる世代が次世代に向けて情報発信していかなくてはいけないと思います。一度も訪れたことがなかった原爆ドームにコロナ明けに初めて行きましたが、日本にゆかりがある人なら見ておいて欲しい場所だと感じました。戦争の惨禍や被災地の惨禍は風化させてはいけません。

 今日、話していて思ったことを徒然なるままに書きます。ワンセは、時流を鑑みペナルティ制度廃止やエンドレスの在り方について再考中です。全員一律の宿題は元来好きではありませんので、さほど多くありません。子どもたちの主体性を大切にしています。ただ、小学生や中1に時間と場所を与えて自分で考えて勉強できるわけありません。かつて、大阪でトップクラスの規模であった塾は「自考力」をキャッチフレーズに質問に来た生徒にも「自分で考えろ」と言って自滅しました。主体的に行動できるようになるために様々な勉強のやり方を身につける必要があります。中1でそれができるとは思えません。中3でも出来る子とそうでない子に分かれます。

 主体性、の言外には「無責任」「放置プレー」という言葉が見え隠れしているように思います。私の言う自主性・主体性とは集中して勉強できる最高の環境と時間を提供する、自分でやることを決めて出来る子は自分で考えてする。自分で考えて結論を出せないタイプの子はこちらの決めたことをすることです。つまり、勉強しない選択肢を与えるつもりはありません。受験生は、中2まではいかに楽をするかしか考えていないようにも見えました。それが今や、こちらがストップして強制終了させないといつまでも勉強する子たちになっています。目的は「出来ることを増やす」「考えや性格も成長する」「行きたい進学先を選べるようになる」ことです。今年だけに限らず、ワンセは勉強する塾、というのが周知されているのも奏功している要因のひとつでしょう。

 そんなワンセは子どもたちの教科的なことは、ほぼ全て教科担当に任せています。補習の有無も講師判断です。欠席者全てに振替授業をすると、講師のモチベーションは下がるだけです。自分の正規の授業を休んだ子のために同じ説明をしてあげたくなるのかどうかは、子どもとの信頼関係に関わっています。補習をお願いして、マンツーマンの補習を再び休むと講師の心は離れるでしょう。それを止めることはできません。保護者が「最近休みが続いているので補習を」という依頼はあまりありません。言われる前に講師が動いているからです。もし、そんなことがあれば子どもが講師を裏切ったとき。講師の補習は愛情でできています。それを裏切り続けて、気持ちが冷めてから「今日から頑張る!」と言われても頑張って!と言われるだけで「一緒に頑張ろう!!」とはなりません。ワンセで一番面倒を見てもらえるのは「(信頼して)お任せします」の一言。期待されたら裏切ってはいけないという思いが糧になります。

ー閑話休題ー

夕方、4時ぐらいから続々と自習にやって来て黙々と勉強しています。流石、受験生クラス。そんな今日はまず関大北陽の過去問数学解説。トップは緑MYISが並びました。優秀な姉を持つ二人ですが、遜色ない結果です。特にMYは覚醒期を感じます。今から2ヶ月で偏差値10upも現実的です。少し緩やかながら緑OSにも同じものを感じます。国語では大阪女学院の過去問チャレンジ。緑SKが安定のトップ。それでも伸びしろしか感じない状態です。2番手以降は鯰江FR、緑HKが続きました。

 中2数学は確率と面積比についてしました。一次関数では良いところを見せられなかった緑INはその他の単元では悪くない結果。五ツ木の英数過去問では安定して9割前後ですが、正直満点取って来て欲しい状況。久々の茨田TTはスピードに戸惑いつつも頑張っています。自己肯定感がもっと高くなり、自信を持ってすれば、もっと楽に成績も上がり人生楽になれるのに、と思うほど力み過ぎを感じています。

2025年1月16日木曜日

1/16の出来事

 卒業旅行2か月前になりました。とういうことで、ついにディズニーランドのチケットが購入できる日です。気合い入れて全員分のチケットを購入。ディズニーのチケットを複数枚購入しようとするとカード会社からストップがかかるので、事前にカードデスクに電話。「沢山購入されるのですね(転売を疑っている)どういう人たちですか」「中学生の塾の卒業旅行なんです」「まあ、なんて素敵!!(本心か、フォローなのか)」みたいなやり取りを経て無事初日のチケット購入。

 夕方、小5英語は英検の問題演習。ようやく正答率が8割まで上がってきました。今週末の試験を無事に合格してきて欲しいものです。算数は円周の導入。難しくない単元ですが、円周率3.14の計算が少し面倒ですね。国語は漢字の読み取りを予告なしでしましたが、悪くない結果でした。

 その後、中3数学は大阪国際大和田の数学過去問チャレンジ。トップは緑SHで、鯰江MK、緑ISが続きました。見え方は悪くないのに点数に反映されていない、つまりミスが多いということですね。入試ではわかる問題を100%の確率で正解させることが合格への最短ルートでしょう。社会も同校の過去問でトップは同じくSHで緑SK鯰江FRが続きました。今年は数学が得意な子が少なく、歴代の文理学科合格者や偏差値70の卒業生と比較すると、理系の子にはやや劣るが、文系の子には勝っている状況。数学を直接教えておらず、数値の分析だけするなら充分な及第点です。ただ、直接教えている立場ではもっともっと出来ることを増やしたい、もっと初見で見える問題を増やしたい。

 中1国語は中3、高1と続いた国語力の低下を反省材料に長文読解に力を入れています。菫MHは中3と同じ問題(関大北陽の過去問)にチャレンジしても4番目のポジション。答え方も良いです。2年間鍛えれば久しぶりに読解力が楽しな子です。緑TRHMは彼に引っ張られる感じで、中1としては悪くない読解力を持っています。文としてまとめる力をブラッシュアップすればよいものになりそうです。

 そして、22時過ぎに中1が帰って行っても受験生の教室からは壁越しでも伝わる受験生独特のオーラで満ちています。周りが先に帰ってもまだ集中力が続く彼ら。本当は早く帰って健康第一でいて欲しいのですが、頑張りすぎる姿に少し心配になったりします。今日も一日お疲れ様でした。

2025年1月15日水曜日

勉強とダイエット

 かなり以前に同じタイトルで書いたことがありますが、よく似た内容です。勉強とダイエットは似ていると思うのです。努力していると最初は効果てきめんです。サボると体重は元に戻り、覚えたことは忘れていきます。努力を継続していると体重はどこかで現状維持になります。その体系を維持すると周囲に認められます。

 勉強が大きく異なるのは、現状維持だとサボっているように周囲が思うことです。努力を継続しているからこそ、現状維持できます。ここに大人の期待値が加味されて点数が上がらないと小言を発してしまうこともあります。すると、努力しても現状維持でショックを受けているのに、努力を認めてもらえないとモチベーションは一気に下がるでしょう。

 ワンセの子たちは努力しています。10年後、20年後、「(中)学生時代は本気で勉強頑張った。」そういうふうに周りに自信を持って言えることが人生の糧になって欲しい。達成感はストレスの向こう側にあります。自己肯定感も然り。偶然の産物の自己肯定感よりも、努力に裏打ちされたもののほうが強いです。さまざまなものと戦いながら得た結果はとても強い武器になります。

卒業生へ 

 継続した努力から得たものなんですか。入試や就活が落ち着いてから、現状を教えてくれると嬉しいです。

 

2025年1月14日火曜日

今日の出来事

 今日から中学校が平常授業なので、ようやく時間のゆとりができました。受験生は、冬休みが終わった水曜日から金曜日は中学校が実力テストがあり、連日2時から10時過ぎまで勉強。3連休は朝からする予定でしたが、インフルエンザが蔓延しており、食事を塾内で避けたかったので12時半スタートでした。そんな受験生の6日から13日の塾内勉強時間は最低72時間…。みんな頑張っています。彼らに言わせると、中2までにしていたendless(朝10時から夜まで)が楽に感じるほどだそうです。私も正月休みを終えてから長時間労働だったような気がするのは、気のせいではなかったようです(笑)

 先週末まで私立高校の先生は中学校の先生と相談の時期で多忙そうなので、今日から数校の先生方と色んな話をしました。普段、子どもとばかり話しているので大人と話す機会は貴重です。とはいうものの、卒業旅行の各種関係者と新年度向けの業者さんとの話は頻繁にしています。みんなの頑張りは自分のモチベーションににも繋がります。

 そんな今日は小6の授業から。英語は本格的に中学生内容の先取りに入りました。文法と単語の覚え込みが中心です。新入生YKは単語や漢字の努力がばっちりでした。英語好きなYHは教科的なプライドがあります。文法はYHに一日の長がありますが、みんなのプライドや負けたくないという気持ちがよくわかる結果でした。切磋琢磨しできる環境は成長への良い特効薬になります。

 その後、受験生に国語数学の解説。国語は関大北陽の過去問にチャレンジ。トップは安定の緑  SK。その後鯰江FR、緑NYが続きました。NYの国語の三位は久しぶりです。数学は緑MYがトップ、緑IS、鯰江MKが続きました。名無しの権兵衛子は0点ですが、名前さえ書いていれば79点で上位でした。ちなみに、ようやく平面図形が安定して見える(解き口が)子が増えました。空間図形が見えるかどうかは諦めない気持ちがあるかどうかです。そこまでくれば、昨年の先輩のように入試本番C問題で満点取れます。

 ちなみに英語では過去C問題平均点が70点を超えている先輩と比べても遜色ない結果を緑SKが取り、鯰江FRも近い点数を取れていました。英検2級取得者は当日テスト換算で72点になりますが、ワンセの英語C問題平均点は72点を超えいます。また、実力テストの返却日でもある今日、ほぼ全員が二学期よりも点数が上がっているのは努力を鑑みれば必然でしょう。

2025年1月13日月曜日

最近の出来事

 成人式の今日、みんなが問題を解いていると卒業生でもある井川・佐々木が成人式帰りに事務所に来てくれ晴れ着姿を見せてくれました。井川はみんなから「可愛い」と言われていましたが、男性である佐々木のスーツ姿はあまり珍しくないからか、黄色い歓声は聞こえませんでした(笑)小中学生時代の彼らを見ているので、感慨深いです。

 三連休合計20時間以上は集中して頑張っていた受験生。ワンセの子たちの勉強時間と質の高さは別格です。私が教えているのは国語・数学・社会なので、この3教科についてのコメント。まず国語では、緑SKの読解力が着実に良い感じで伸びています。中1の頃に感じたセンスが、ようやく開花している最中です。継続して考えることを怠らなかった結果です。また、ここにきて緑MYが良い読解の片鱗(へんりん)をみせています。同様に鯰江MKは読解できるレベルが上がってきました。今まで国語を毛嫌いしてきたのですが、苦手意識を払拭できれば、高校生になってから最も伸びる教科になるでしょう。

 数学では鯰江FRMKが共に出来ることを増やしています。半年前はC問題なんて全く見えない位置でしたが、何とか入試に間に合いそうな感じです。また、緑ISが数学センスを錬磨中。元来、悪くない数学的センスがあったのですが、やる気の波の荒さから安定した成長に繋がっていませんでした。卒業までしっかりと伸ばしていきたいですね。緑YHOSの見え方は光るものを感じます。独創性は貴重なので、しっかりブラッシュアップしていきます。

 社会が最も残念な状態で、褒められた出来の子は緑SKのみで次点に緑SH、鯰江FR、MKです。時期を考えると、まだまだ詰めていってもらわないと困る状態。社会は、入試で助けてくれることも足を引っ張ることがあり、他教科に比べて勉強時間と結果が伴います。

 でも、受験生の彼らを見ていて勉強以外の成長を嬉しく感じています。以前はZ世代らしく、権利の主張はしても自分の言動の責任には無関心な彼らでした。私は、世の中「give&take」で成り立っていると思っています。ここ数か月は「心の成長」「感受性」について話す機会を増やしました。中2までは、そのような話に耳を傾けるどころか「そんなことはダサい」ぐらいの尖ったものが見え隠れしていました。「このままでは色んな人から愛情をかけてもらえない人になるよ。」と遠回しに伝え、ある程度距離を取って見守っていましたが、歴代の子たちに比べてあまりにも話し込む機会・時間が短いことを反省しました。国語の読解問題で感情移入できない彼らを案じていましたが、周りが見え始めてきました。自愛よりも他愛を宣言している緑SHが最も影響を受けた一人です。また、SKも視野が広がりました。

 北野高校に合格できる子はどこの塾でも合格できる可能性が高いです。ワンセのウリ心の成長もできること。世知辛い世の中、親以外に真剣に接してくれる大人が一人ぐらいいても良いと考えています。

2025年1月2日木曜日

1/2の出来事

 今朝見た夢が初夢です。一富士、二鷹、三茄子と言いますが、そんな縁起の良い初夢見たことありません。ただ、初めて現役の子と保護者の方が夢の中に出てきました。

  そんな 今日、年始の挨拶回りが終わり、過去問を解き終わり、外に出ていると自習室を開けて欲しいとの要請が。ワンコ用品を買いにスギ薬局に行く予定があったのでついでに自習室開放しました。仕事していると起きてから眠くなることは全くないのですが、休みになると気が緩んですぐに眠くなります。初日に向けてピークにもっていけるように少しずつ身体を戻さないといけません。本当にアスリートみたいで、2日を越えて休むと勘がとても鈍っています。過去問を解いているのは趣味のようなものなので、ストレスに感じることはありません。ただ、国語の問題ををiPadで解くのは見にくくてややストレスにはなります。

 さて、夜に急な声掛けにも関わらず中3緑NY、NH、OY、中1OKが10時過ぎまで頑張って帰りました。私も過去問の予習がようやく追いつきました。ちなみに、ワンコ連れで買い物に行っていた途中でだったので事務所でみんなを見守っていました。明日は開放するのかどうか未定です。天満宮に行き、合格祈願と恒例の飾り絵馬を買ってから時間次第になります。

2025年1月1日水曜日

あけましておめでとうございます

 明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。

 さて、2024年は多くの方々と情報・意見交換させていただきました。教育業界においては明るい話題はなく、定額働かせ放題と揶揄されるている現状があります。後日、このあたりを詳しく書ければと思っています。

 ワンセの普遍は「お預かりしたお子さまをしっかりみること」です。25年目の今年も変わらぬ思いで精進します。