2014年10月23日木曜日

雷おやじ

かつて近所には怖いおじさんが必ずいました。悪さをすると「こらっ!」と叱ってくれる人です。ところが、今は何かといえば「お子様」扱いし、子どもはちやほやされ勘違いしている、というより温室育ちの子が急激に増えています。注意できない大人が増えていることも原因の一つです。本当に子どもが子どもを教えたり育てているように思います。

そんな中、私は教育業に携わる立場として諦めないことにしています。見て見ぬふりをして警察に通報するのが最近の主流かもしれませんが、教育者は逃げてはいけないと思うのです。雷親父は決して死語でないと気付いたことは直接言うようにしています。ここ最近で私がしたことを列挙してみようと思います。

①某学校近くのコンビニで、休日昼間にゲームしながら店内で鬼ごっこしている意味不明な小学生を店外に連れ出し訓話

②お風呂場でお湯の掛け合いをしている小学生に訓話

③関空で出国審査待ちでごった返す中、横入りを続ける韓国人客に訓話(英語)

④国道でバスを追走(数10センチの距離でバスがブレーキを踏めば絶対ぶつかる距離)している自転車の乗った20代後半男性がいたので停車時にバスの運転手さんに注意喚起と本人に訓話

⑤下の階段です横になって座り込む小学生と彼らと談笑する店員さんに注意

特に下の階段での出来事など、本来大人が指導すべきどころをマナー違反を率先されると注意したこちらが悪者のような感覚になります。子どもが子どもを教え、それを管理しなければいけないのかと思い複雑な心境になりました。上記の全ては今年あった出来事です。見ぬふりが流行る昨今ですが、それを指導者がするとその背中を見た子どもたちに決して良い影響は与えないでしょう。仕返しや逆切れが怖いというのはわかりますが、例え、雷親父と呼ばれようと今後も私は自分の中の良心に従って言動・行動します。