2014年10月11日土曜日

テスト結果

久しぶりにチラシを作ろうとネタを考えていました。得意分野である各種数値の精査をしていたのですが、普段は個々の成績に目をやり、全生徒平均はあまり気にしていません。新聞広告で掲載している数値は毎回その時限りのものです。ところで、成績一覧とにらめっこすると軽く数時間はかかります。ひとりひとりのデータの推移と本人の勉強姿を被らせると、まさにendless。

少し数値の紹介をさせていただくと、ウチのこだわりである「中学入学時より通塾いただいている中学生の良さ」では今福、諸口の全中2、中3を対象にすると3人を除き全員400点以上を1学期の定期テストで取っています。つまり、400点未満は各学年で1人いるかいないかであるということです。また、諸口では中学途中入塾者の全生徒平均の上昇点は127点でした。今福では400点弱の入塾組が多かったため平均値は下がり87点程度です。ウチのピークは全生徒平均144点アップでしたが、この数値は塗り替えられないと思います。当時は200点前後で入塾してくる子が最も多く、現在とでは平均点で50点以上差があり、現レベルを勘案すると現実的ではない数値となります。

ただ、気になるのは残り2%ほどの成績が上がらない子たち。そして例外ない欠席率の高さ。やはり休むと成績は上がりにくくなります。でも、欠席率の高い熱心なクラブに参加している子たちのデータは決して悪くありません。自覚、と言ってしまえばそれでおしまいですが何とか自覚を芽生える策を暗中模索の日々です。

あまり直接言えませんが、親御様の理解も必要です。勉強はやればやるほどできるものではありません。ダイエットと同じでどこかで必ず頭打ちになり、キープするにもかなりの努力が必要です。「成績が上がらない」と嘆かれたケースで入塾後半年入塾前比較97点アップ、最も活動時間の長いクラブに所属、かつ恋の病に陥っている現状を考えれば個人的には上出来だと思いました。麻疹(はしか)にかかっている中学生につける薬を私は知りません。でも、プライベートな事情は理解のない親御様には決して言えません。結局ご縁はなくなりましたが、モヤモヤだけが残ります。

まだまだ模範解答の見つからない私ですが、何とか全員を引っ張っていこうと思います。