2014年9月25日木曜日

恋の病

美しい紅葉の秋はさまざまな季節ですが、受験生にとって大きな関門になりうるのが「恋」。
羽をのばしたいのか、春先の注意にも関わらず、見守るしかない状態の子が若干名でます。結果大切な追い込みの時期にスパートがかからなく、好きなことに夢中で勉強の気持ちが冷めるのは残念なことで優先順位を間違うのは非常にもったいないです。盲目で冷静になれない状態が続き、きっかけがないと、受験が終わるまで勉強冬眠モードの子もいます。

悩みどころなのはそれを保護者の方に伝えるかどうか。流石に踏み込みどころなく言えず仕舞いですが、成績下降を嘆かれると返答に困ってしまうケースもあります。恋の病は麻疹のようなもので一過性で、その時期に問題があるのです。理解のある親御様もいればそうでないケースもあります。本当にデリケートな問題ですね。

恋愛自体は良いことだと思っており、冗談めかして「自分より頭の良い子とつきあって良い刺激を受けなさい」と言っていますが半分は本年です。ただ、低年齢化するほどスパンが短く終わった時の後遺症も勉強の妨げになることがあります。

プライベートの充実は良いことだと思いますが。受験のスパートの時期とかぶると本当に頭を抱えることもしばしばです…