2024年12月11日水曜日

私立入試まで残り2ヶ月弱

 今日、過去問演習を残り何本するのか数えると、最低71本ということがわかりました。私立まで約9週間、公立まで残り約13週間です。

 一時期、少しミスが目立った鯰江FRですが、ここにきて復調気味。同様に鯰江MKも数学は悪くない感じ。数学以外では緑SKが伸びています。国語・英語が特に顕著です。また、緑SHも比較的安定して取れています。社会でこの4人が競いあって知識を増やしています。明日からは全中学校懇談会になるので満を持して2時過ぎから全員呼ばれます。今日も強化指名に選出されていた緑MY、NY、YH、OSと2時半から歴史チェック。MYは少し知識が増えていました。

 先週末まで懇談会と教育相談で慌ただしい日々でした。今は、中3の授業とその準備で結構詰んでいる状態です(笑)年内に解説する分の過去問の予習は終わりましたが、それでも全然追いつきません。関北・大阪国際・近高・女学院・常翔啓光の昨年分や久々に受験なので5年分を遡って予習しないといけない女学院。もちろん、公立はC問題を筆頭にB問題もあります。1本当たり軽く3時間はかかり、事務所で解いていると、みんなに「○○の問題を用意して欲しい」と言われてなかなかはかどりません。もちろん、授業やみんなの問題準備を優先しています。そこに、塾だとこの時間は空いているだろうとお昼過ぎから来客があり、落ち着く気配はありません。電話も取れていない状況があります。

 でも、みんなが来る時刻の前になると心がウキウキし始め、テンションが上がります。子どもたちの誰か来ると一日の始まりを感じます。みんなの結果に一喜一憂しながら授業して、夕方・夜になると小学生・中1中2の授業です。合間には志望校や進路について個別に話し、色々考えさせられます。喜怒哀楽の感情を揺すぶられ、充実感で満たされつつ、今年も志望校全員合格に向けての課題を考えると胃がキリキリする日々です。少しでも出来ること・知識を増やしてワンセを卒業していってももらいたいですね。

 ちなみに冒頭の過去問71本は数学のみで、ここに英国理社の4科目の演習も付け加わり、卒業時に段ボール2箱orゴミ袋2つ分の量になります。中学生時代は本気で勉強した、10年後・20年後にそう言えるように本当のラストスパートです。

2024年11月26日火曜日

最近の…

 茨田・茨田北・今津中学はテストが終わり結果も出揃いつつあります。解答欄がずれて大問の大半を失点した子が当該強化を大幅に落とした以外は現状維持です。物足りないですが、中1中2は中だるみな時期であることを勘案すると可もなく不可もなくというところでしょう。

 現在、テスト2週間前からテスト対策期間に突入し、まずは学校の提出物をテスト1週間以前の土曜日まで完遂してもらっています。その後、各中学校毎の漢字テスト・英単語テストと並行し塾の問題集(定期テスト用)をテスト前週の週末までに完遂。テスト直前は各々が課題を考えて勉強するスタイルです。もちろん、問題演習はそれなりにこなしています。その結果が毎回全生徒平均450点前後に繋がっているわけですが、個人的には満足できる点数ではありません。

 ところで、長時間勉強するスタイルは時代に馴染まないとも考えています。コロナ前は朝10時から夜10時までを全員に課していました。コロナ禍では、塾内で食べることを禁止していたので1時から空腹まで(8時前後)にし、再び朝10時からに戻しています。集中力が持続しないから持続できる範囲でさせるといつまでたっても持続力は身に付きません。筋肉と同じで、負荷をかけて鍛えるものです。私は、学校が表・陽であり塾は裏・陰だと考えています。塾のことを優先して学校のことを疎かにするのは本末転倒です。

 本来、家ですべきことを塾で管理して提出期限までに辛うじて完遂できている子もいます。塾のことが遅れても学校の提出物は優先。それでいてルーズな子ほど「また土日塾で大変だ」と言います。いや、塾で学校のことをやっと終わらせているだけで、放っておいたら絶対にやってないよね、と思います。それでワンセは大変、と思われるのは複雑な気持ちです。

 もちろん、大半の子は計画的に課題を終わらせ、自分のための勉強を1週間前からしています。その結果、出席率90%以上で全生徒平均458点です。ちなみに個別を含む出席率90%未満の子の平均点は380点程度なので差は歴然。ワンセの普通をこなせるかどうかが450点を取れるかどうかの目安でしょう。

 時流を鑑みワンセの開校以来の三大原則「時間厳守」「宿題・課題はきっちりと」「授業は集中して聞く」に関してできていない子に対する注意の仕方を優しくしました。すると定刻に数秒遅れて到着する子が出始めました。非常に悲しいことです。その行為(遅刻)によってどうなるの考えられないのでしょう。近々、個別に呼んで話す予定です。指導の仕方として、みんなの前で注意することも個別で対応することもあります。それは個々の性格によって使い分けています。

 そんな話を高校の先生としていると、打てば響く(理解して態度を改める)子ばかりで信頼関係を感じる、と言われました。正直、話したり注意したりして理解してもらえないとか考えたことがありません。大人が本気で話している(伝わるまで話す)のだから理解してもらえないわけないという考えです。

 学生時代、教員になるのか塾で独立するのかで後者を選びました。この仕事を教育業と本気で思っています。「学習塾」という言い方は便宜上使用しますが、勉強だけの塾、と言う意味のようで好きではありません。塾だから、成績は当然上げます。それ以外の人間的な成長を、ここでしかできない成長のお手伝いをしたいという思いは不変です。

2024年11月9日土曜日

受験生の出来事

 金曜は希望者で大阪女学院高校へ行き、校舎見学や授業見学をさせていただきました。学校は人と同じでビビッっとくる縁があるところがあります。言語化できなくても良縁があれば、わかるので感じるものがあれば大切にしましょう。

 中3は入試前の最重要テストである実力テストと五ツ木模試が近づいてきました。ここである程度の実力を示しておかないとチャレンジ権を失うこともあります。他塾生から12月になって進路相談を受けることがありますが、ワンセ生なら絶対にストップがかかる範囲の高校を言いました。関北がいい、だめなら近高、最悪常翔でもいい、そんな言い回しをした子はその全ての高校がかなり厳しく、常翔啓光の進学がぎりぎり届くかどうかの位置でした。勉強せずに上位高に合格したいと言っていたので、無理難題だと感じましたが、正直、うちの子ではないので他人事でした。でも、例年必ずそういう子は出現します。

 ワンセ生は11月のテストの重要性を理解している(はず)なのでラストスパートの真っ最中です。現在の高1で昨年の春先に文理学科にチャレンジしたいと言ってきた子がいました。時期的にかなり遅いのと、中2までの成績では5教科全てが届きません。それでも「今から頑張る」の言葉に偽りはなく一年前の11月の五ツ木では偏差値70オーバーまで上がりました。最終的には北野高校合格圏内まで上昇。際立って良い成績の子はおらず、小粒だと感じていた学年が五ツ木の全生徒平均偏差値61で、50未満はいない状況になりました。ひとえにみんなの努力の賜物です。

 翻って現中3生。中1からそれなりに勉強し、安定して微増を繰り返してきました。ただ、志望校選びでは最も悩んでいる学年でもあり、受験生としての本気の勉強をしている子はまだまだ少ないです。いや、高い基準での「少ない」なので受験生の名誉のために付け加えておくと、10月の平均塾内勉強時間は160時間を軽く超えています。みんな集中して勉強しており、これ以上ない時間と環境は提供している中での物足りなさです。勉強効率に問題があったり、ミスや集中力の持続に課題があったり、まだまだ出来ることがあるだろう、という期待値に高さからきています。

 歴代、文理学科合格者は寸暇を惜しんで勉強していました。例えば、明日の五ツ木の後は大本命の実力テストが直近に控えているため、全員呼ぼうかと思いましたが、敢えて自主性に任せました。勉強に対するストイックさは教えて身につくものではありません。国立大学も同様です。頑張れるときだけ頑張る、それでは壁は突き抜けられないこともあります。今年の受験生は、絶対合格したい気持ちが少し負けているのかもしれません。今日ぐらいは、今まで頑張ったから、そう感じる子と 、実力テストに向けてスタートを切っている子の差は非常に大きいです。さて、明日は誰が来るのか楽しみです。

 

2024年11月5日火曜日

今日の出来事

 一昨日、緑中の吹奏楽部が最後の定期演奏会を終え、全員引退となりました。お疲れ様! 

 さて、今日は中3の五ツ木過去問演習から。国語・社会トップは共に緑SKでした。中1の頃に良い読解センスがあるなと感じつつ、若干のずれがあり点数に反映されていませんでした。それがようやく解消され、これからの国語の伸びが楽しみです。社会も緑SKが無難な仕上がり。ほんのり緑ISも伸びてきました。

 今回の本命は中1です。数学の授業をしました。「名誉を○○する」「汚名を○○する」指名して間違えたら、次に正解して名誉挽回するものです。HRMは汚名を何度も挽回すると言っていたのは今は昔。本日は菫YAが汚名挽回すると言い、緑HRMは変わらず名誉を返上し、ついには鯰江SIは汚名を献上すると申し出ていました。みんな、語彙力は大切ですよ。もちろん「名誉挽回」「汚名返上」です。逆にすると、どんどん名誉が汚れていきます(笑)

 小6YHは英語の授業を楽しそうに受けています。同じぐらい自信を持って算数・国語もすればいいのに少し自信無さげです。YHは逆に算数国語は、早くできるのですが、英語の発音が少々恥ずかしいようです。ただ、集団なので周りを意識して互いにできることを増やしています。

2024年10月30日水曜日

秋の高校レポート⑩大阪女学院

  最後の卒業生が既に31歳で、長い間ご縁が遠のいていた学校。独特な校風の女子高で万人受けはしないでしょう。ではレポート校風3、授業態度2、教授力2、お勧め度3。数値では示せない魅力のあります。北摂の追手門高校(追手門大手前ではありません)と共通ですが、欧米風の考えの高校がどこまで大阪風土に馴染むのか興味津々です。制服のスカートの短さは大阪1ではないでしょうか。自由な校風ながら指定校推薦で大学進学を促す大阪では稀有なスタイルです。早慶・MARCH・関関同立の指定校推薦の枠のは非常に魅力的です。国公立を考えないなら勉強漬けでない青春と卒業という出口のバランスは良いです。

2024年10月22日火曜日

受験生の出来事

「ダイコクがまだ開いてる!(閉店時刻は23時)」先日、受験生が勉強を終えて踊り場から向かいにあるダイコクを見たときの一言です。連日17時に始まり、22時30分過ぎには帰宅を促すように声掛けをしています。23時には絶対帰宅して欲しいので、かなりしつこく帰宅を促しています。夜ご飯の準備が非常に気がかりで、21時になるといつ帰っても大丈夫と伝えています。それでも22時過ぎまで集中して勉強している姿を見ると、親御様のお気持ちや空腹状況を推し量ると複雑な気持ちになります。  

 春からずっと理科社会の復習の重要性を説いてきました。例年なら春先から勉強し始める子がチラホラ出てくるのですが、今年は非常にスタートが遅く夏休みにも受験せらしさは感じませんでした。9月に入り、ようやく焦りを感じた一部の子がやり始めた感じです。そんな中、過去一重要な、運命の10月実力テストが返却されました。緑中学は社会の平均点が高得点で、真面目に勉強してきた子に陽の目が当たりました。SH、SK、KK、HKが良かったです。また、緑MYがここに来て急成長中。継続して努力しているOYは実力や模試で結果が出るにはもう少し時間がかかりそうです。それでも諦めなければ必ず伸びるので、結果がでなくとも下を向かず上だけ見ましょう。明けない夜はありません。

 今年は数学が得意な子がいない状況で鯰江FRがミスが少ないです。緑ISMYの見え方も悪くありません。地道な努力の継続が今後の数学の伸びに繋がります。できることを増やすことに専念しましょう。演習ノートは勉強のやり方をしる貴重な手段です。国語は、緑SKが少し飛び抜け始めています。

 ブログを打っている23時でも勉強している受験生。頑張りが色々な形で報われるますように。早く帰るように強く促してきます。

最近の出来事

 中間テストが終わり、学校平均点も発表されつつあります。また、受験生にとっては最重要課題である11月の実力テスト五ツ木模試が近づいてきました。受験生独特の雰囲気は既に感じます。

 まずは、中1、2のテスト結果総括。1学期中間テストは全学年平均で445点、特に出席率90%以上の生徒の平均点は460点であり、ワンセで真面目にすれば450点は取れるということです。そして、期末テストでは中1が素点で中間比-30点、学校平均点との差では+9点、今回の2学期中間テストは1学期中間テスト比で学校平均点との差が+21点になりました。学校平均点との差は中学校順位のほぼ比例しており、生点よりも成績結果が分かりやすいものです。中2は学校平均点が出揃っていないので、今回は割愛です。

 小学生は、ここ2年間の受験生国語の急落を受けて、指導方法を変えました。学校現場では、読解に力を入れていないのに文科省が「読解力向上」指令を出す迷走ぶり。国語の授業外で読解力向上の時間(総合等)を設けて、本来の国語の授業では文章読解をしないという本末転倒ぶりです。地元中学の国語の先生は優しくて、生徒の記述に対して全て正解とする人です。週4日国語の授業でそうされると、週1回の授業で修正しようとしても不可能です。また、小学生のときから、読解せずに答えを書いている場所を探す作業ばかりしていると思考力が全く育まれません。その結果、行間どころか字面すら読めない子が急増中です。9月に入り、文章を読み込むところから始めています。

 受験生は長くなりそうなので、次回に回します。


2024年10月19日土曜日

秋の高校レポート⑨上宮高校

 新校舎も見慣れてきました。では早速レポート。校風2、教授力1.5、授業態度2、お勧め度3.5。お勧め度だけが高いのは指定校推薦の数が絶対的であるプレップコースがあるからです。ポイント制度で明確な基準を設けて透明度の高いシステム。校風は自由度が高く、勉強したい子には向かない環境です。

2024年10月9日水曜日

秋の高校レポート⑧信愛学院高校

 本日は信愛学院高校にお邪魔しました。この業界が長いやり手校長と教頭ペアがぬるま湯気質に抗い、改革の真っ最中です。では、レポート。校風3、教授力1.5、授業態度2、お勧め度3。元名門女子高で共学になり、多くの進学先と交流があるので有効活用できれば良い学校です。反面、教授力や私立ならではの授業には期待できません。ただ、何かあったときの対応は伝統ある私立高校として誠実です。

秋の高校レポート⑦興国高校

 今、勢いのある高校ランキングトップクラスである興国高校。偏差値の幅は20以上あり、コース毎の特徴が顕著です。では、レポート。校風4、教授力3.5、授業態度3、お勧め度4。爽やかな男子校という、矛盾しているキーワードが成立している学校。私が興国をトップクラスに推す理由は進路指導の素晴らしさ。開明や桐蔭I類、北野等々文理学科と違い馬鹿の一つ覚えのように合格できない京大・阪大・旧帝大を目指す雰囲気でないことです。リアルに目指せる国公立大学を本人の適正を調べて勧める進路指導は唯一無二。今時のスタイルでありながら今後も堅実な合格実績が望める高校です。

2024年9月25日水曜日

速報・大阪府高校入試選抜方法、受験生の出来事

  大阪府教育庁は拙速な入試選抜方法だという多数の批判を受け、実施時期を最短で令和10年(現小6)からとすることに決まりました。一度の試験で第二希望まで出願できることや、アドミッションポリシー選抜入試(仮称)を新設するという強い意向は変更なし。ただ、私立高校や大阪府教育委員会との意思統一は全くできておらず、今後の迷走が予想されます。ちなみに、現中1までは現行の入試制度で公立高校はABC問題を維持する可能性が高くなったので、その点では一安心です。現在小学6年生以下のお子さまがいらっしゃるご家庭は今後の動向に注視してください。

 そんな状況で中3は進路相談をしています。ワンセはかなり早い段階から進路について考える機会を用意し、高校合格がゴールにならないよう話をしています。今年の卒業生に、昨年最も注意したのが志望校について考えていなかったことです。毎年毎年耳にタコができるほど言っていますし、昨年の受験生が志望校を考えていないという発言をしたときにどのような対応をしたのか現中1、2は聞いたいたはずです。そんな中、水曜日から個人面談を実施。今回の最大の目的は11月の実力・五ツ木の結果が出て、志望校に到達できていない場合、第二希望の学校を決めることです。もちろん、少し偏差値を下げて考えることになります。9月になってからずっと、考えてきて欲しい旨も何度も繰り返し説明してきました。昨日は6人しか話せまんでしたが、3名が「第2希望は考えていない」という発言。3名中2名は偏差値的にかなり届かない学校を希望し、1人はぎりぎり合格できるかどうかのところです。ちなみに3名とも志望校合格を目指すには全く勉強量・質・気持ちが届いていません。

 私は、私立の先生方にワンセで真面目に勉強してこなかった子のことを「この子はワンセとして恥ずかしくない子です」と絶対に言いません。それが高校側への礼儀であり、信頼関係だと考えているからです。名前を出して相談しなかった子たちは、やはり高校でご面倒をかけていることが大半です。

 ワンセの最大の目標は志望校に絶対全員合格。偏差値が足りないから志望校を下げるという考えはありません。偏差値10上の学校を志望校として口に出したなら、それに見合う課題を伝え、努力してもらいます。努力出来ないなら引導を渡しますが、足りないだけで諦めるのはナンセンスです。ただ、前述の3人は自分が至っていないという現実を受け止めることなく、漠然と「合格できるだろう」と考えていたようです。高校訪問をするたびに「この校風に合いそうな子は誰だろう」と考えています。大学や将来の夢についてヒアリングし、実現できる可能性が高くなる高校を勧めたいと本気で考えています。アドバイザーであり、進路の押しつけをしてはいけないとも思っています。でも、その理論が通用しなくなったことに対して、気持ちの整理をしなくてはいけません。よく「愛情=補習」と言っていますが、重い思いを冷ます必要があるのでしょう。自分の進路なのに周りの大人(親・私)だけが焦っているのは色々感じることがあります。

2024年9月21日土曜日

続・大阪府高校入試選抜変更

 大阪府教育員会に提言された内容。1.入試時期の前倒し2.一度の出願で第2希望まで受験可能3.アドミッションポリシー(以後AP)選抜(仮称)です。順番に考察していきましょう。

 3月に誰が発言したのか「大阪府公立高校の定員割れはけしからん」という内容。これを受け、なぜか、入試時期を早めれば公立人気が回復するという究極の謎理論。それに伴い招集された議会では教育委員会・現場の意見は全く反映されない内容。その提言・答申が冒頭です。

 来年度は2月20日に行われる大阪府特別選抜(5教科以外の専門学科を課す高校)。再来年度よりこの時期に一般入試と一本化するの本命です。すると、2月10日に行われている私立入試もコロナ・インフルによる予備試験(含1.5次試験)の段取りを勘案すると1月末に実施する必要がある。そうなると、公立中学校と私立高校の話し合いが、3学期早々に行われている(近隣他府県は12月)時期を早めることを検討しなくてはいけない。等々、多くの機関を巻き込みます。

 次に、一度の出願で第2希望まで可能にする方式ですが、これは私にとって大きな興味の対象です。現在公立一般入試の英数国ではABCという3段階のレベルの入試問題が作成されています。文理学科は3教科共にC問題なのでわかりやすいです。第一希望北野、第二希望天王寺と書けば、北野高校には不合格でも天王寺高校の合格基準点に達していれば合格できるということです。ただ、問題採択がB・Cで異なる東・清水谷高校などの組み合わせでは整合性が取れなくなります。すると、現行の3種類の問題から旧制度のAB2種類になり出題内容も根本的に変更される可能性があります。また、出題傾向も大幅に変更されるでしょう。一年目は大変です。例えば、国語では作文・小論文・論述と変遷されてきた歴史があります。作文に戻ることはないでしょうが、文字数やタイトル・条件などが新傾向になることを考慮して授業しなくてはいけません。英語はリスニングや英語のみの問題になるかなど様々な形式を視野に入れた指導が必要です。

 そして、第二希望まで書けることにより上位公立人気につながるでしょう。果たして、甚大な影響を受けるのが、現在文理学科からの戻り率(公立不合格)が高い私立高校です。偏差値60少しで国公立大学合格実績を稼いでいる層がいなくなれば、生徒集めの死活問題になる高校も出てくるでしょう。反面、下位公立高校の不人気により、校風の安定した私立高校は人気が出て、私立無償化の恩恵を最も受けるかもしれません。私立高校の思惑は理念の相違により、大阪府私立高校として一枚岩になることは難しいです。

 AP選抜(仮称)ですが、現在公立一般入試において入試順位90%~110%の層がボーダーゾーンと呼ばれており、高校独自の基準(AP)と自己申告書で選抜できます。ただ、文理学科ではこの制度で合格するのは一校一名いるかどうかでシステムが形骸化(無意味)されており、この制度を活用しているのは総合学科ぐらいです。そこで、新制度では1.ボーダーゾーンの撤廃2.AP選抜(仮称)を優先枠で設る3.入試科目・実施方法など高校独自で決定。更にAP選抜(仮称)で出願しない生徒への自己申告書廃止するという答申です。検討時期として、大阪高専前期の1月末という案はなくなったよう少し安心しました。AP選抜(仮称)も同日に行い、同一校で異なる選抜方法をできるようにする可能性があります。大阪高専の前期・後期を同日に行うイメージですね。

 ただ、現在の中2から実施するにはあまりにも拙速な判断が求められます。遅くとも毎年8月に行われているOMMビルでの説明会では完全に私立・公立共に詳細を決定し発表できなくてはいけません。そのためには春先には入試時期・選抜方法について決定しておく必要があります。逆算すると、今から議論しては間に合わず、ある程度上意下達になります。今の議会の構成メンバーを見ていると、府教委・市教委・私立高校の意見に耳を傾ける意思はなく、現場を知らなかかったり、ニッチな現状を針小棒大に取り上げるようになるのでしょう。少なくとも、今回の入試制度改革にボジティブな意見を現場サイドから聞いたことはありません。


2024年9月20日金曜日

秋の高校レポート⑥常翔学園高校

  車検に車を持って行き、色々修理箇所を指摘され想定外の出費に追われそうです。そんな、今日は常翔学園高校にお邪魔しました。校長補佐の力が強く、目の色が黒い間はより良い方向に導いていくでしょう。ではレポート。授業態度3、教授力3、校風3.5 お勧め度3.5。今風の私立で無難な高校です。

2024年9月19日木曜日

秋の高校レポート⑤常翔啓光学園高校

 中秋の名月が終わり、6時前には日暮れになるのに残暑が厳しいです。30分ほど早く到着し、座って涼める場所を探していましたが、意外とないものです。さて、レポート。授業態度3、教授力3.5、校風4お勧め度4。国公立大学合格実績が非常に伸びており、職員室の風通しが良いです。後日、書こうと思いますが、教育として成り立っている学校は非常に少なく、稀有の教育している高校ですね。授業の質もその名の通り上昇傾向です。

2024年9月18日水曜日

秋の高校レポート④関大北陽高校

 今、大人気の大学付属である関大北陽高校。北陽から関大北陽になった頃は内部進学率の低さが話題になったこともありましたが、今は昔。関大系列3校の中でも最もバランスの取れた高校です。また、レベルが年々上がり専願での合格難易度も大阪でトップクラスです。ここより高い私立高校はほとんどありません。ではレポート。授業態度2.5、教授力2.5、校風4、お勧め度4.5。志望者の95%以上が内部進学で関大に行けるのは、その他の全てを凌駕する魅力です。楽しい校区生活、真面目に過ごせば保証される関大。人気が出ないわけがありません。ただし、授業のレベルは決して高くはなく、高校の授業だけで関関同立(関大以外)や国公立には導いてもらえません。近高同様、国公立大学を狙うならば予備校必須です。

2024年9月17日火曜日

秋の高校レポート③近畿大学附属高校

 今日は中秋の名月です。月を見てみましょう。「月がきれいですね」と言われたら夏目漱石を思い出し、心ウキウキです。知らないと絶好の機会を逃すことになるかもしれませんよ。ちなみに満月は明日18日です。

 そんな本日は近高にご訪問。2年生に在籍している子たちの課題を聞きました。来年は吉報をお願いしたいのでしっかり頑張ってください。ではレポート。授業態度2.5、教授力2、校風3.5、お勧め度4。全ての評価を凌駕する近大への進学率は唯一無二です。近高の進学や関北を希望している保護者の方にはお伝えしているのは「本気で勉強するのは中学生で最後の可能性が高い」ということです。近高・関北共に希望者の大半は内部進学できます。本気で学問したい子は医療系以外にはあまりいません。昨今の子どもたちなので授業妨害する子は皆無です。辞めることさえなければ、大学卒業の安心なパスポートをゲットできるのですから、魅力的です。これからも人気が衰えることはないでしょう。

2024年9月14日土曜日

秋の高校レポート番外編大阪桐蔭・好文学園女子

  大阪桐蔭は起死回生を狙ったエクシードクラスの第一期生が卒業し、東京阪神への合格率では推定大阪トップになりました。そんな大阪桐蔭の無常観について。

 旧大阪産業大学附属大東校舎のとき、偏差値40前後で第二次ベビーブームでピークで生徒集めに困らず左団扇(ひだりうちわ)でも、あぐらをかいていても教室が足りないほどの時代です。教員の年収も今よりはるかに高かったです。そんな時代が永遠に続くと無意識に夢見ているのが普通なほどバブルでした。いち早く、少子化を予測し、男子校から共学化、それに備えて野球部を創設し甲子園で初優勝して一気に知名度が爆上がり、ミーハーな(死語)女子高生が集まりました。同時に平日夜遅くまで強制的に勉強させ、入口の偏差値からはあり得ない程の合格実績を出し続けました。特色を出して選ばれる高校創りのパイオニアですね。

 ただ、経営については度々マスコミを賑わせました。「塾接待に100万円バッグ」「模試費用の流用」「大阪産業大学を大阪桐蔭生は全員受験」などは、大きく報じられた代名詞でしょう。体質はかなりブラックですが、対生徒に関しては真剣な時期、手抜き時期、クラスによって対応が大きく異なる時期があります。高校部門ではⅠ類Ⅱ類の生徒が全然集まらず、大半の生徒がⅢ類という状況になっていました。

 好文学園女子は旧大阪福島女子で、昭和の末期から大きく変わった学校です。福女時代から生活指導面で推しの高校の一つでした。偏差値は30少しだったので、偏差値70前後の高校と同じベクトルでは考えていません。一番の目安は退学率です。当時、退学率3%前後が平均で偏差値に反比例していましたので、退学率が3%未満なら良い高校です。生徒指導に力を入れ、学校が落ち着いてからは新たな学科を増やし、学力も向上しました。何より、学科毎の特色が明確で、お預けした卒業生を例外なく伸ばしてくれました。これは大きなポイントです。全盛期の大阪国際大和田もそうでした。

 勢いが衰えていくと、例外が出始めます。件の大阪国際大和田では特待生レベルを専願でお預けしても結果が出ない子が数年続きました。合格実績が良くなり、学校の先生方が予備校に行かなくても大丈夫!と言い続け、予備校に通った子の合格率が高く、そうでない子の合格率が低迷しました。何度も「予備校なしで大丈夫」と言わないで欲しい、旨を伝え通塾率が上がり合格率も上昇して落ち着いたところで合併と新校舎移転で人気を博します。それでも勢いは止まり、安定して良い高校になりました。

 好文学園女子はどうなるのでしょう。校長一人のマンパワーでは目の行き届く限界を感じた今年。授業見学はしておりません。期待値は高いものの、盛者必衰になるのか、不死鳥の如く羽ばたくのか、非常に注目しています。

2024年9月13日金曜日

秋の高校レポート②大阪産業大学附属高校

 本日は大阪産業大学附属高校にご訪問。早速レポート。校風3、授業態度3、教授力3.5、お勧め度3.5。弟分の大阪桐蔭がエクシードクラスを作って大成功をおさめ、兄貴分の意地として特進Sを新設します。偏差値55~60ぐらいの東高校レベルの子で、本気で勉強したい・引っ張っていってもらいたい子には良い高校です。大阪産業大学附属大東校舎(分校)から大阪桐蔭になり、偏差値40代から叩き上げて進学校になったノウハウを生かせば、今後近隣の一番手校になれる可能性を感じます。お勧め度3.5ですが、特進Sに関しては4.5or4相当です。

2024年9月11日水曜日

秋の高校レポート①大阪国際高校

 いよいよ訪問する時期になりました。校長が変わって良くなる前兆がありました。前校長には多くの苦言を申し上げましたが、改善されれることはなく、就任前に危惧したことが具現化されるという残念な結果でした。そんな大阪国際のレポート。校風4、教授力4、授業態度4、お勧め度4。長らく授業見学をしていますが、Ⅰ類の授業では非常勤率が低下したのか、下手くそな授業をする先生が減っていました。公立との差を歴然と感じます。授業とは全く関係のないことですが、若い女性の先生が露出高めの服装だったのは時代の流れ。髪の毛の色はあまり、というか全く気になりませんが、女性の先生がそういう服装をするのは男子高校生にはあまり良くないという考えがハラスメントに抵触するのでダメなんでしょう。でも、やっぱりワンセの緩い服務規程でも露出高めは控えてもらいますね。

最近の出来事

 9月に入り、卒業生やその保護者の方と偶然すれ違ったり会う機会が何度かりました。既に卒業生が「親」になっていたり、保護者の方が「じいじ・ばあば」になっていたりで時の流れを感じます。親になった卒業生は「この先生はめっちゃ怖いから〇〇したらあかんねんで」と異口同音に言っているのが面白いです。私は、変わらず元気に楽しく教壇に立っています。たまの日曜日の夜には、事務所に行きたい衝動に駆り立てられる「サザエさん症候群ワンセバージョン」に陥ります。勉強を教えいている時間が何より好きなのでしょう。ただ、学校の先生と塾で悩んで塾を選んだのは、自分の伝えたいことが伝えられるからです。教育に対する思いはかなり深く、熱いです。勉強面で成績を上げるのは当たり前。一番成績を上げているからこそ、色々なことを教えられると考えています。教えるためには指導者である自分の背中が美しなければいけません。また、何歳になっても情報のアップデートを怠ってはいけません。そんな思いは教壇に立つ限り不変です。ただ、子どもたちに「教育」できる知識を追求することを止めてはいけません。
 
 ブログネタは多いのですが、どこまで書いていいのかデリケートなので一旦切って授業ネタ。受験生は鯰江FRが良い感じで、できることが増えています。緑SKは社会で、緑ISは数学が良い感じです。部活を完全燃焼させた緑OKや鯰江MKは常に早めにやって来て良い勉強をしています。志望校がほぼ決まりつつある中で、合格に向けてモチベーションを上げていき今年も志望校全員合格継続させます。中2は少し中だるみを感じる学年。小テストに対する意識や勉強に対する意識が低下気味。まあ一般的な中2といえばそうなのですが、少々歯がゆいです。ただ、ここでお尻を叩くと大切な受験前に息切れする子が出てくるので、最低限度のことをしてもらって来年の追い込みに期待します。中1は夏休みにペナルティを復活させました。あまりにも小テストに対する意識が低い子がいたからです。すると、ペナを溜めて次回のテストを迎えて勉強をして来ずペナが雪だるま方式になる子がいました。それでも何もして来ず、LINEでペナができなかったので減らしてください、提出を延期してください、とよくわからない交渉する子がいました。何もやって来ず、今後も何もせず、一方的に悪びれず自分の主張をすることに当惑しました。これがZ世代なのかと感じました。ルールを守れず、一方的な自己主張をして嘘で塗りためた言い訳をした子のことを思い出しました。当たり前が通じにくい時代になっているのですね。それでも教育者が諦めたら子どもは学びの機会を失いますので、時代に合った注意の仕方をしていこうと思います。ちなみに中1は菫MHと緑THMが良い感じでできることを増やしています。

2024年8月22日木曜日

大阪府高校入試~後編~

 前編では事実を中心に書きましたので、後編は主観100%でいきます。

もうね、日本の教育は迷走中です。文科省のお達しは教育の現場を知らない人からのものでずれまくっています。アクティブラーニングに代表されるように、肝いりの企画もあっという間に無き者にされます。次の無き者はバカロレアでしょう。海外の大学に通学するのが前提の学科に、大阪府だけで1000人規模の希望者が出るとは思えません。

 今回の大阪府高校入試改編には文科省・大阪府教育委員会・政治・私立中高の各々の言い分があるわけです。でも、それらから一応独立した機関である大阪府学校教育審議会が今後の大阪府の教育の在り方について「提言」しました。

 維新が大阪の府政をになったときもそうですが、それまでの事前準備は全て白紙になります。昨年、私立の無償化に吉村知事が非常に強いこだわりをもち、具現化しました。結果、私立専願者が大幅に増加し公立高校の約半数が定員割れ。本来は、大阪府において上位校を公立にしたい府教委の思惑通りです。そこに、公立高校が不人気であると聞き、口を挟んだ人の意見を、マスコミが思いの外報道して「大阪府公立不人気を解消しないと」という流れになります。ただ、現場として誰がそれを望んでいるのでしょう。

 府教育委員会や大阪府学校教育審議会を聞いていると、有識者は本当に現場を知らず、引っ掻き回しているだけだとも思います。現場を知らない教育委員会も然り。私立中高は、昨年度は無償化問題で、今年は高校入試の時期について大阪府と丁々発止の最中です。

 私から、乾いた笑いしかでない、公立(文科省)私立の方針について。文科省は中学校現場に読解力の向上をスローガンに掲げて授業時間外に対策をするよう要求しています。現場としては、そんな時間やノウハウがないのでかなり苦労しています。何より、国語の授業で考えさせたり、心情理解について意見を聞いたり、正しい文章の作り方をしていないのが一番の問題です。週に4回ある国語の授業で生徒たちが頭を使う授業をすれば思考回路が養われます。これは、週に1度の塾の授業では残念ながら徹底できません。授業を疎かにして、補講するとは笑止千万です。

 また、私立高校は質の高い教育はお金がかかると言っています。つまり、授業外で有料の講座を設けるということです。一見、まともな意見に聞こえます。そもそも、私立にしろ公立にしろ、質の高い授業をしている学校がありません。これは、毎年継続して学校現場(授業)を見に行っている人間として感じていることです。自校の授業レベルを低下させておいて、質の高い教育にはお金がかかるとは本当にどうしようもありません。今、「予備校なしで国立大学に導いてくれる高校はどこですか」と聞かれたら「残念ながらなくなりました」と答えます。

 私は常々、学校は表、塾・予備校は裏の存在だと考えています。だからこそ、中学校の先生の立場を優先しています。それでも、北野高校や、京大に合格しようとしたら大多数の人に塾・予備校は必須なのです。塾業界に身を置く人間ですが、非常に嘆かわしい。研究熱心な先生方が多い学校もありますが、そこに指導できる人がいないのです。何を指導すれば学力向上につながるのか全く知らないのです。理想は塾などなくても学校教育だけで進学できることです。

 今回の高校入試システム変更で「大人の事情」により多くの受験生が大変な状況になります。ワンセに通塾している子たちは対応できても、情報をしっかり持っていない受験生は何を勉強してよいのかわからない状態になるでしょう。特に一年目は未知なものに効率良く対応できるはずがありません。腹立たしいことに、焦る受験生の親につけこんで〇〇ゼミという全く役に立たない有料補講を増やす塾が一気に増えます。ぼったくり塾が幅を利かす時代はまだまだ続くでしょう。耳当たりのよいフレーズと塾生が多いという理由で塾選びして、塾ジプシーが増えると思われます。全うな学校と塾だけが残るの理想です。

2024年8月18日日曜日

大阪府高校入試~前編~

 8月16日(金)に大阪府学校教育審議会が行われました。大阪府の今後の教育方針について、色々審議する機関で、教育委員会とは異なる独立した組織です。今回の審議会では大きく3点の公立高校入試選抜改革案が提言されました。

1.アドミッションポリシーを重視する(以後「AO」)入試選抜方法の模索

2.入試時期の早期化及び実施回数

3.複数受験

 順番に考察していきましょう。まずは1について。AO入試選抜は大学で広く導入されています。現在、公立高校では入試順位90%~110%の受験生に対し、高校がAOによる独自基準で合格者を選抜できる仕組みがあります。例えば、募集人数が300人の高校に330人の応募があったとします。点数が330番目でも「自己申告書」の内容が自校のAOに非常に似つかわしい場合に一発逆転で合格になる方法です。実態として、文理学科では400名~500名超えの受験者でAOによる逆転合格は1年に1人いるかどうかの究極の狭き門です。ただ、一部の総合学科のように1割前後をAOで合格させる学校もあります。元来、普通科と異なり、特色のある総合学科ではアドミッションポリシーが独特のため、選抜しやすいという背景があります。大半の高校で有名無実化し、受験者の負担が重い自己申告書を全員に強制させるのをやめ、AO選抜志願者のみ書かせるということです。また、受験方法自体を高校に一任し、大学の公募推薦のように各高校独自の入試方法で受験できるようになるということです。

 2「入試時期の早期化」について。令和7年度の大阪府高校入試スケジュールは次の通りです。

2月10日私立高校

2月20.21日公立特別選抜

3月12日一般入試選抜

現行の 公立入試は一般的に「特別選抜」「一般」の2回受験する機会があります。そこに含まないものとして大阪公立大学工業高等専門学校(通称「高専」)と公立高校2次試験がありますが、こちらの詳細を知りたいかたは直接ご連絡ください。特別選抜と一般選抜を一本化、つまり2月下旬に行うということです。

3「複数受験について」上記により受験機会が減少するので、受験生の機会損失にならないよう第二希望まで出願できるシステムです。現在は東高校の理数科・普通科に出願すると理数科の合格最低点に到達していなくても普通科の合格最低点に達していれば普通科生として「廻し合格」と似ています。大阪の私立高校では広く導入されているシステムですね。これを公立高校では異なる学校への「廻し合格」できるシステムです。例えば第一希望を北野高校、第二希望を大手前高校にした場合、北野高校の合格最低点に不達でも大手前高校の合格最低点に達していれば大手前高校合格できるということです。1度の入試で2校受験できる利点があります。

 以上が、現在の中2から改革を予定している内容になります。AO入試導入が寝耳に水の内容で、今後注視して各高校の情報収集に努めます。AO選抜では高校毎に教科・実技有無・自己申告書比重を自由裁量で決定できるので、初年度の対応は極めて難しいものになるでしょう。また、大阪府私立中高連合会は私立入試時期の早期化の検討を宣言しました。私立・公立の競争を避けるために早期化をしない方向、という前言が撤回されたようです。予想では、私立入試が1月25日頃、公立AO入試は高専方式で1月下旬実施、公立一本化入試が2月20日頃です。予想なので、外れても恨まないでください(笑)。現中2からの実施になると、決定後、早急な対応が必要です。「廻し合格」は便利ですが、策略が必要ですね。確実に公立高校に合格したいならば、第二希望の高校は少し下のレベルにする必要があります。一か八かなら、よく似たレベルの学校を選択するでしょう。天王寺と大手前などですね。

 ただ、小回りの利く個人塾なのでワンセは有利な状況です。また、入試時期の早期化は、私にとってどうでも良いことです。日程が決定すれば、そこにピークを持っていく調整をするだけです。大手塾にとっては3月の公立対策が2月の私立対策ができなくなり大幅減収になるので、猛反対していますが、そんな民間意見など全く耳を傾けることはない機関にたかが民間企業は意見できません。私の興味は入試問題の難易度です。現在のABC問題になり10年が経とうとする中、C問題の対策が確立できたものが白紙になります。ちなみに、かつて前期試験で国語の小論文が課された元年は、横書き・縦書き文字数・時間などあらゆるバージョンを練習して量で勝負しました。初物が出題されるならば、多種多様な情報があり、対応できる余地のあるワンセは有利です。情報量は絶対的な自信があります。

後編では主観に満ちた内容をアップする予定です。

https://news.yahoo.co.jp/articles/98bac3f6dd888f721f6c915412b71eaac3961208?source=sns&dv=sp&mid=other&date=20240816&ctg=loc&bt=tw_up

2024年7月30日火曜日

7/29の出来事

 昼から中3数学の先週行われた出来た者帰りを5回中1回も合格できなかった人がendless再テスト。この日は因数分解特集でした。少し応用問題で、高校生になって一番最初に習う単元でもあります。毎年、秋冬になっても正答率の低い子は低いままの単元で、今年は一念発起して全員に出来るようにしたいと考えています。国公立大学も医療系・理系・経済学部が多く、文系のほうが少ないワンセ生。中学生のときに理系センスを感じた子は1割程度です。センスを磨けるかどうかは、いまから卒業までの向き合い方で決まります。

 そんな今日は公立前期理数科数学にチャレンジ。当時、天王寺・大手前に存在していた偏差値70オーバーで北野高校よりも格上の学科でした。トップは緑SHで緑SK、ISが続きました。良い感じで数学が見え始めてきた2人に続き、点数以上に期待値のある緑YH。中学生時代には花が開かなくても、同じ努力を継続すれば高校生で大きく飛躍できるでしょう。

中1国語は係り結びの法則をしました。宿題・課題の不徹底が課題のクラスで、2年ぶりにペナルティ制度を復活。本当はネガティブではなくボジティブに勉強して欲しいのです。ただ、自分に甘い子を優しい言葉で引っ張っていく方法を知りません。巷で褒めて伸ばす、という話をよく聞きますが、大半の子は褒められると、勉強しなくなります。夏期講習が1クール目が終わり、及第点は菫MHぐらいでしょうか。全く勉強してこない子はいませんが、言われたことの8~9割程度する子が多いです。これが人によっては6割程度になり、この数値を全員10割にするのが当面の目標です。

2024年7月29日月曜日

最近の出来事

 夏期講習会に入り、暑さが尋常ではありません。そんな中、五ツ木模試速報版が届きました。緑中の学年上位60%がワンセの子たちでした。5位以内も10位以内も60%です。全く、満足のいく点数ではありませんでしたが、うちの子たちは今からきっちり仕上げにかかります。もし、2月に五ツ木模試を受けたら全員7月より偏差値10程度は上がっていると思います。それほど冬の成長は著しいです。令和6年度の公立高校の平均点との乖離は数学理科が非常に良かったです。数学はB問題が平均51.8点に対しワンセ生平均72点、数学C問題は50.8点に対し同84点でした。理科は全体平均51.8点に対して71.7点という好結果。文理学科受験者平均は364点なので全員北野高校に合格できた数値です。ちなみに2年連続で北野受験していても全員合格だったと思われます。高1は、中2の時期まで文理学科に合格できるような位置にいる子は1人もいませんでした。夏から急成長しました。私立に行った子も私立トップレベルクラスの学校で一番になっているらしく、晩成型の先輩でした。

 さて、中学生は数学の出来た者帰りと英語の塾リンピック(英単語テスト)を頑張っている日々です。中1では菫コンビのMH、YA、緑KSが2連続満点中。中3は実力問題から始まることもありますが、2連続満点なしという寂しい結果です。

 そんな中学生は(小学生も)7月末までに学校の宿題を終わらせるのが優先事項です。21日28日は日曜日ですが、自習室を開放していました。中1は、半数ぐらいが参加。中2中3は一部が参加でした。

 中3数学は三平方の定理が終わり、いよいよ受験問題演習に突入です。初回は関大北陽の過去問演習をしました。トップは緑ISで鯰江MKが続きました。文理学科希望者は、過去の文理学科受験者最低点を大幅に更新しているので、これからしっかりと追い上げていかないといけません。また、計算ミスが目立ち、点数を取らなければいけにところで取りきれていないことも気掛かりです。

 国語は全学年古典の導入。しばらく古典・文法をして余裕があれば長文読解にチャレンジしようかと思っています。歴史的仮名遣いからしましたが、「あ段(母音が’あ’)」「あ行(あいうえお)」の違いを知らない人が年々増えています。中途半端な英語教育をするなら国語に力を入れれば良いのにと思います。ちなみに文科省は「国語力・読解力の養成」に力を入れて授業時間以外で新たな試みをしています。そんな時間を取るより、国語の授業に力を入れるだけでもっと国語力は養えるのに、正に本末転倒です。

2024年7月25日木曜日

chatGPT

 毎年恒例の「関西教育ICT展」に行って来ました。流行りはchatGPTです。同業者は「何て便利なんだ」と言っていますが、私は導入の意志が全くありません。教壇に立つ限り、毎日毎時間子どもたちと直接やりとりし、多種多様な生きたデータを入手しています。それをその場でフィードバックできる環境にあるわけです、

 熟練された職人さんが作った一点物に工場製品が敵うわけありません。私にchatGPTを勧めるのはバット職人の匠に「うちの工場のバットを使って(売って)ください。」と同義です。日々、精進している職人さんにAIは一生勝てないのです。AIにデータを与える立場でい続けないといけないのです。

 そんな覚悟で教壇に立っていますが、私以外はAIに頼って楽をしたいと考える人が大半でしょう。AIでも素人には勝てますから。常に情報のアップデートをしている職人にAIが勝つことはあってはいけないことです。残念なことに、そんな職人さん魂を持っている人は学校にしろ塾にしろ天然記念レベルで少ないです。

2024年7月24日水曜日

夏の夜の夢

 たまにはネタの比較的最近見た夢の内容3連発です。面白く、起きても忘れないほどのインパクトがあったものです。

「野球編」…巨人の選手の一員としてレフトまたはショートを守り4番を打っている場面です。なぜか甲子園のほうが東京ドームよりも(夢の中の)出場回数が多いです。ちなみにイチロー氏と共にWBCに出場したバージョンも見ています。

「MC編」…これは初めて見たパターンで、司会を務めていて、隣に明石家さんまさんが控えているという豪華な(?)夢でした。私は、先生はMCみたいなものだと思っています。下手くそなMCは、ひな壇の芸人の中で出番がほとんどなく終わる人を作ります。授業も同じでへったくそな先生は生徒を一度も指名しないどころか、見もせずに終わります。8割以上の高校の先生がそうです。一番マシな高校が常翔啓光で2番手候補は劣化しても大阪国際です。話が逸れました。

「橋下徹編」…橋下氏が我が家にやって来て飲んでいました。ちなみにチューハイ2口でトイレ直行していました。リアルの橋下氏は新地で鍛えられているので私の10倍は飲めると思います。日本や大阪の教育について談義していました。

2024年7月23日火曜日

良い高校

 今春は高校訪問及び塾対象説明会にほとんど参加していませんでした。時節柄、高校のテストが終わったこともあり、新年度について来られる先生方が多かったです。秋には恒例の高校レポートをする予定ですが、「良い学校」について私見を述べたいと思います。

 公立高校は、基本的に公立中学校と同じで勉強面では期待できません。たとえ文理学科でも、高2の夏から塾・予備校に行かないと現役での国立大学は厳しくなります。ちなみに毎年100名程度は浪人してるのが現状です。一般的に高校生活を満喫しているので、学校として勉強する雰囲気ではありません。そんな中で、自分だけがりがり勉強するには精神力が必要です。

 私立高校無償化が一気に有名になりましたが、授業料が無償化されてもその他の費用で私立高校には3年間で100万円以上の費用がかかり、多いところでは200万円以上必要になります。また、授業にしても上手な先生が多いわけではなく当たり外れが大きいです。しかも、当たりの先生がいない高校もたくさんあります。

 ちなみに私は、高校を大きく3つに分類しています。「お勧めできる高校」「行っても後悔しない高校」「行ってはいけない高校」です。割合は2:4:4ぐらいでしょうか。最近、高校の先生と話したなかで「お勧めの高校の基準は何ですか」と聞かれました。即答で「私が自分の子どもだったら行かせたい高校です」と言いました。男女別や偏差値ではなく、預けたくなる高校がお勧めできる高校です。

 私は、15年ぐらい前から旧大阪国際大和田を推し高校にしていました。高校レポートの教授力5は当時の大和田高校が基準です。こんな授業をしている高校があるなら塾・予備校は要らないと感嘆したほどです。どんな進学校でも当時の大阪国際大和田の足元にも及びません。大手前理数科にレベルの子をお任せし「予備校なしで勉強しろと言わなければ京都大学に行ける子です」と申し送りをし、京大に行けました。

 現在、京大・阪大・神大・大阪公立大に予備校なしで行ける学校はありません。どこの高校も教授力が下がり、高校にお任せで大丈夫なところはなくなったからです。では、高校の力だけで現役で上記の大学に行き易い高校はどこかとなると、消去法で大阪国際が残ります。近畿大学付属高校のスーパー文理や桃山のスーパーも予備校依存度が高いからです。現役合格率は上記3校の各最上位学科が北野高校よりも上です。

 次に、国公立大学への現役進学になるとお勧めできる高校の選択肢が増えます。常翔啓光の特進Ⅰ、興国のプレミアムアドバンス、常翔のスーパーです。ここに好文学園女子の特進のシステムが加われば良い感じになります。

 エスカレータで良いのは関大北陽・近畿大学付属の2校です。指定校推薦の枠の多さでは上宮プレップ、大阪国際、大阪信愛、城南などで、早稲田大阪はあの偏差値で早稲田大学に行けるとは超バーゲンです。

 そして、意外と少ないのが、なかで面倒見がよく、関関同立に導いてくれる高校です。これは大阪産業大学高校一択です。たいていの私立高校は偏差値50程度で行けるわけがないのに国公立大学を目指すといいます。そんな高校は信用に値しません。同様に偏差値40少しで関関同立も厳しいです。現実的な目標を立て、しっかり導いてくれるのは大産大高校ぐらいです。

 私は、隠匿体質のある高校は無条件にお勧めしません。いじめがあっても加害者をかばったり、学校の体裁を気にするところです。今回は、固有名詞は避けますが、来訪されたら良い情報も悪い情報も子どもたちには伝えていきます。全くどこにも忖度しません。親視線で行かせたくない学校は例え100万円の鞄を接待で受け取っても「お勧めしない高校」に変わりありません。



2024年7月20日土曜日

演習ノート

 数年前から宿題よりも重視しているのが演習ノート。演習ノートとは間違い直し(なぜ間違えたのか、二度と間違えない自分へのメモ必須)+類題演習です。宿題を出来るだけ減らし、確認テストと間違い直しの徹底を図っています。最悪な演習ノートは間違えた問題の答えだけ写したもの。記号でAだけ書いても賢くなりません。最初はそんなことをする子もいました。歴代の先輩の演習ノートを参考にしてもらい、ようやく自分にとって役立つノートを作れるようになります。耳にたこができるほどつたえていることが「勉強とは知らなかったことを知ることや、理解できなったことをすることであり、宿題や問題を解くだけでは勉強時間ではない」ということです。300本以上の過去問を解きますが、解いてからが勉強の始まりです。自分の苦手分野を知り、優先順位をつけてすべき勉強をすることが重要です。

 それがワンセ卒業後の主体的な勉強ができる下準備なのです。演習ノートはそのための重要なもの。主体性など、普通の小中学生にあるわけありません。主体性のつけかたを指導するところから始めています。演習ノートや各種問題集のチェックはかなり細かくしています。大人の本気を子どもは試しますので、甘えの余地はありません。

 演習ノートは自宅でも塾でもどこでやってもいいですが、手抜きは見逃さないです。自学自習の第一歩として、かなり手間はかかりますが定着させたいことの一つです。

2024年7月15日月曜日

最近の出来事

 先週末で懇談会がほぼ終わりました。一部のご家庭でお伝えし忘れたことの確認です。10月よりワンセはもちろん、YAMAHA、英会話部門でも使用できる「大阪市習い事・塾代助成カード」の申込受付が、7月中旬より所得に関係なく全員始まります。忘れずにお申し込みください。小5、6はきょうだい割引併用で月謝2,100円になります。YAMAHA部門でも月謝・教材費その他費用として使用できます。また、日本版DBS(性犯罪者登録)システムに登録します。元来、少しでも怪しい人は採用しない方針で競争率は数100倍です。誰でも教壇に立たせるのではなく、責任を持って教えることができる人だけが教えています。

 さて、超久しぶりに各学年の出来事。中3は例年よりも公立希望者が多く私立・公立比率は6:4ぐらいです。また、公立受験者の50%が文理学科受験予定という数値もここ数年の近似値です。授業では緑SKが自覚が芽生えてきたようです。鯰江MKは最後の大会に向けてハードな時間の中、できるだけ時間を取って勉強しているのがわかります。緑OSやOKも少しエンジンがかかってきたようで、今後の伸びが楽しみです。受験前に息切れしないように頑張ってください。対照的に男子がまだまだ良くない状態で、自分より出来ていない人だけを見て「みんな〇〇だから」と言い訳から入る状態。自分が出来ていない自覚が芽生えるのと受験のどちらが早いのか…。ところで、全体的に演習ノートの質が上がりました。女子はほとんどの子が良い状態で、良い演習ノートは、時間はかかっても間違いなく成績が上がります。緑NYKKの良さが光ります。

 中2は今津YIが緑INと並び学習奨励賞(480点以上)とくにYIはできることが増え、急成長を感じています。文理学科に合格できる子は継続した努力ができる秀才型か、天才型のどちらかで彼は前者です。茨田北MOが再び良いモードに入りつつあります。あとは演習ノートをしっかりやって自分で勉強できるようになることですね。

 中1はようやく落ち着き始めました。望むレベルが高いのはわかっていますが、全員が集中して与えられた時間を勉強するのは、ワンセなら必然だと思っています。出席率90%超えて全生徒平均450点を余裕に超え、9割の子が450点達成者です。当たり前なのは、真面目に勉強しているからこその結果だということです。塾に普通に通塾し、宿題・課題をこなすだけで450点取れて志望校合格率100%継続中なら、勉強する意志だけ持って来ればいいだけです。残念ながら、2年ぶりの退塾勧告者が数名でました。断腸の思いでしたが、自習室で集中して勉強できず、嘘をつき続けるのは許容できません。菫MHが非常に良い状態を継続しており、良いムードメーカーになってくれています。

 小学生はまたの機会に。

2024年6月20日木曜日

続・大阪府公立高校入試改革考察

 書ける範囲でぶっちゃけトークです。

そもそも、大阪府(教育委員会)は公立高校を強くしたい政策でした。その中でも上位層を私立に行かせないシステムが数10年前から構築されています。それは今でも有効です。そして、数年前から公立下位層の不人気校は私立に行かせたいという考えになりました。そこに私立無償化が重なり、本来思惑通りに公立上位高校の人気は上昇し、中下位層の高校は廃校が続いています。今年、私立人気が上昇したことにより公立高校の定員割れがネガティブなニュースとして報じられることが増えました。その結果、慌てて公立人気回復を旗印に拙速な入試改革をしています。

 ここで、大きな矛盾があります。本来、予定調和であったはずの公立下位層不人気(のニュース)を問題視する一部層が出てきたことで、朝令暮改の政策があり、現場が放っていかれているのです。

 今回の制度改革も「大阪府学校教育審議会」「大阪府教育委員会」「大阪維新の会」のそれぞれの思惑が異なることによって足並みが揃っていません。入試時期にしても、府教委は一部の民間の意見を聞き、審議会は中学校の現場を知らない自称専門家の大学教授が考察しています。そこに、世論を非常に気にする政治家もいて本当にぐちゃぐちゃです。

そんなことも含めて、ワンセは情報収集に努めて、何があっても公立も私立も対応できるように常に準備するだけです。

大阪府公立高校入試改革

 早ければ2026年度(現中2)から始まる大改革の討論が本格的に始まりました。ポイントは大きく3点。

・入試時期を2月末に一本化

・公立高校内で第2志望まで合否判定する

・特色入試でボランティアや部活動を評価する

以上です。詳細は懇談会でお聞きください。

2024年6月2日日曜日

最近の出来事

 ようやく最後の鯰江中学のテスト対策が終わりました。来週から通常授業です。ただ、再来週から再び鯰江中学はテスト対策に突入します。充実のテスト対策の結果、ワンセでは通常授業が1か月続くことがほとんどありません。

 ところで、自宅に新規個別塾のチラシが入っていました。18年間、個別塾の雇われ店長(コンビニ店長レベル。唯一の社員=店長)でほんの少し集団塾経験をあるらしいです。集団授業のことを一斉授業と表記していたので、業界レベルが推し量られます。そんな塾のチラシの文言に「塾はどこでも授業のレベルは同じです」と書かれていました。そりゃ未経験の大学生を研修なしで授業させ、一番の目標は辞めさせないこと・コマ数を増やすことを中心に教育として18年間過ごせばそうなるでしょう。私は、個別指導専門塾を同業だと思ったことはありません。真面目に授業している塾を知らないからです。でも、世間では個別も集団も同じ学習塾という認識です。授業ではなく雑談ばかりの個別塾と、成績アップを真剣に考えている塾を同等に並べるな、と言いたい。少なくとも私は、ワンセは、一緒にされたくない。

本当は6/3(月)の高校説明会でワンセの現状について話す予定だったのですが、大幅に予定を変更しました。秋の高校説明会に一本化するつもりで、春は初めてフリートーク形式で時間をあまり気にせずに話す予定でした。また、今まではオープニング担当で、主に高校の先生方にお話していだいていたのですが、今年は私・常翔啓光・興国の順番で20分ずつ話すことになりました。かなり練習して削りに削っているのですがなかなか21分ぐらいから削れません。今までよりやや早口で話すかもしれません。

 土曜日にスタッフwith原で滋賀のクラブハリエに行き満点賞の副賞と先生方への手土産を買ってきました。その後、みんなでラウンド1でボーリングを10G以上するという暴挙に出てしまい筋肉痛でテキパキ動けません。リハーサルは絶賛実演中ですが、ロボットのような動きしかできなかったらどうしよう…。

2024年5月27日月曜日

今日の出来事

 緑中1中2・菫中のテストが返却中です。今回は満点が多く非常に嬉しいです。中1には厳しい小言が多かったのですが、平均約450点程度と結果が出て安心しました。緑THMは英語理科満点。緑THTは理科、菫YAは英語、菫MHは理科で満点報告。菫MH、菫YA、緑THMは480点以上の学習奨励賞の可能性があります。中2は新入生緑IOWYが共に入塾前より大幅アップ今津YIは悪くない結果ですが、満足できる内容ではなかったので次回に期待。既存生も緑UM、NYを筆頭に自己ベスト更新の可能性が高い子が大半です。中3は前回も書いたように一人を除き1年の1学期中間テストよりも点数を上げています。緑ISは数学、緑SKは英語、緑OSは理科で満点。二人に一人は450点以上です。努力が数値化されて分かりやすいのは社会でした。緑SKSHNHの努力が目立ちました。この3人は1年生から自己ベスト更新を何度も繰り返しています。一般的に一年一学期中間テストはサービス問題で点数を取り易いです。そこよりも上げてくるというのは実力がしっかりと伸びている証。また「例外を出さない」という根幹が崩れなかったことも安心しました。努力は裏切りません。ワンセっ子の結果は努力の賜物です。

2024年5月21日火曜日

最近の出来事

 今津・茨田北中学校全員、緑中は3年生のみテストが終了し返却されています。今回は集団部門のみの考察です。1人を除き全員400点以上、更に2人に1人以上は450点(ペース)で平均450点。中3に至っては自己ベスト達成者が約8割でした。ちなみに中1から在籍者は中1の中間テストよりも下がった子が一人のみで、ほぼ全員上がっているという良い状態です。学年末テストが悪かったので、今回は色々な思いを秘めていましたが、結果が出て一安心です。中1・2緑中、鯰江中はテスト対策真最中で、昨年度の学年末より下がる要素を感じていません。ちなみに、途中入塾者で入塾前350点未満の子たちの平均点281点から391点に110点アップとなっています。

 そんな中3ですが、中1のときからやるべきことが徹底出来ていたわけでありません。endlessの自習中も例年通りに叱られる子がいました。2学期期末・学年末は日曜日や午前中を自宅学習OKにすると、ほぼ全員がどちらのかのテストがワーストになり、昨年より10時から夜までの長時間endless復活の原因になりました。例年、中1の勉強習慣の定着に四苦八苦し、3年生になると自学自習できるようになるのがワンセの法則なのでしょう。

 中1はやはり小言の多い学年です。テスト2週間前から学校の課題・提出物をしてもらっていますが、持ってくるのを忘れたり、丸付けをしていなかったり話を聞いていない子が散見しています。ワンセで耳にたこができるぐらい言われるのが「間違い直し・覚え込みの徹底」です。問題演習をして間違いを発見してからが勉強の始まり。解きっぱなしで知識は増えません。それでも「やることがない(だから帰ってもいいのか)」と言う子がいます。過去にこのような発言をして課題をきちんと出来ていた子はいません。案の定、間違い直しは「赤で答えを写しただけ」で漢字すら覚えていません。それでいて、することがないとはどうすれば伝わるのか。

 満点以外不合格のルールなので、当日解いた演習問題・試験範囲の漢字・英単語がノーミスだったら帰れる「新・出来た者帰り」を実施すると、ようやく「二度と同じ問題を間違えない間違い直し」の意味がわかりつつあります。

 中1や新入生は大半がかなり適当な丸付けをします。模範解答をほぼ見ずに○ばかりつけてやるべきことをしたとアピールしますが、問題演習を超絶適当にする悪習慣が定着しているので改善は時間がかかります。何がダメなのか理解できていない子が多かったです。これも口癖ですが「自覚があることは直ったり成長できる。自覚がないことはどうしようもない」です。

 例年通り、中1・新入生に正しい勉強のやり方を伝えるのは時間がかかりますが、時代に合わせた新しい取り組みで「全員の成績アップ」にこだわっていきます。


2024年5月13日月曜日

5/13の出来事~大阪府教育委員会~

 コロナ前を最後に久しくご無沙汰していた大阪府教育委員会に行って来ました。当時は向山氏が長となっていましたが、モラハラが酷く女性軽視・蔑視の委員会でした。今日の委員会には女性が2名参加。発言も積極的で「会議」として成立し、公務員気質からの脱却をしなくてはいけないと維新が感じているのがよくわかりました。以前は「シャンシャン会議」で議題を読むだけ、議題成立のための挙手を促すだけの会議でしたが、内容があるものに変わっていました。後日、私見を述べたいと思います。

 その後、6/3(月)の高校進学説明会に向けて資料作成。細かいデータがなかったので、興国高校にお願いして、いただきました。今回のメインは「費用」「私立・公立の違い、選び方」です。費用では「高校3年間にかかる実費」「高等教育(大学)無償化について大学生活でかかる教育費実費」「2025年度3人きょうだいの長子における補助金の詳細」「新児童手当」について詳細を話す予定です。また、大阪府高校入試のシステムが大幅に変わります。時期・教科数・配点など過去と比べても非常に大きな変更になることが予想され、最新の情報について話そうと思います。春の高校説明会は、今年で最後にするつもりなので有終の美(秋は実施予定)を飾れるようにしっかり準備に勤しみます。

 また、学年末テストは、平均点がやや下がっているので、V字回復のためにいつにも増してテスト対策期間の時間の使い方を管理して、恥ずかしくない結果を全員が残せるよう頑張っています。

2024年5月2日木曜日

最近の出来事~中学生~

 今のワンセは中3は女子比率が高く、中1は男子ばかりです。注意の仕方一つとっても接し方が全く異なります。昨年度から叱る回数を大幅に減らして対話路線にしていました。気になることは伝えて「これからは気をつけよう」というスタイル。ただ、男子ばかりの中1は対話路線で話しても「十を聞いて一、二届く」状態で3月のスタートダッシュで大幅につまづきました。

 第26代になる中1は男子らしく、丁寧にする勉強とは縁が遠い子たちでした。言ったことを理解できているのは菫MHのみで、基礎が定着していないのに「これでいいやろ!」みたいな自信過剰なところや、小テストがあっても勉強が適当な小学生気分の延長という雰囲気でした。例年なら「きちんと」勉強する習慣の定着は1か月ほどで終え、全体の1~2割程度が手抜きする感じでしたが、今年は5月になってようやくワンセの中学生らしい雰囲気になりつつあります。1年以上対話路線では勉強習慣の定着ができなかったので、少し厳しい目で見ていき精神的な成長を促します。

 ちなみに、それを見ていた中だるみ気味の中3。空気を読める子が多い彼らは、次は自分たちが注意されるとピリピリムードでした。別にルール違反をしていなければ注意されることはありません。ただ、思い当たる節がある子は何かを感じて良い子ちゃんモードになり、何も言わずに済んで非常に楽です(笑) そんな中3は、二次方程式を2日(木)に終えて、ようやく中学生で習う計算問題が終了です。7月には教科内容を終わらせて、入試問題に取り組みます。

 中2は学校の授業態度が案じられます。緑中の社会は先生の話をしっかりと聞いていないと点数を取れない問題です。塾や市販の問題集で表面的な勉強をしていても点数が取れません。国語も同様で学校の先生の言い回しをしっかりと聞かないと90点を安定して超えるのは難しいです。反面、英数理については小テストをしても結果は悪くなく、学年末を超えられそうな感じです。

 新入生が入塾し、毎回感じるのは既存生との差です。例年、どの学年も350点前後が集団授業のワーストになるのですが、内部生に追いつくのに時間がかかります。ワンセではオールorナッシングなので満点以外は不合格の小テストや、正解するまで帰れない「出来た者帰り」があります。日頃より満点以外はだめ、と言われ続けたワンセっ子と2.3問間違いだと「これぐらいでいいか」と思う他の子の差は学年を重ねる毎につきます。長期間お預かりしているなら、それなりの差をつけていないとだめだとも考えています。そんな「ワンセの普通」に慣れることが志望校合格や高得点の近道です。みんなと同じことをするだけで結果はついてきます。

しばらくサボっていた(中1の基礎の徹底にずいぶん時間・気力を費やした)ので、これからは更新機会を増やしてきます。


2024年4月4日木曜日

新年度

 新年度が始まり一ヶ月が過ぎました。新体制になりたてで、新中1を中心に獅子奮迅中です。

 小学生の間は聞く姿勢を中心とした勉強への基本的な学習習慣定着に気をつけています。それができれば学校では困らないレベルにはなれます。逆にテストの点数だけ良くても学習習慣や聞く姿勢が疎かだと、どこまでつまづく可能性が高くなります。勉強でなくても社会人になってからでもです。

 だからこそ、基本的なことを忠実にできることが大切だと考えています。主体的に勉強できるのも基本知識と勉強方法の引き出しの数を増やすところからです。勉強するかしないかすら本人任せににしてスマホやゲームより勉強を選ぶ子がどれほどいるのでしょう。ある程度、勉強する方向への誘導やレールを大人が敷いてあげることは必要です。

 新中2、中3はすでに基本は出来つつあるので、自分で考えて勉強できる環境作りの真っ最中です。勉強の引き出しを増やし、場所と時間を提供し課題を考えることができるようにすることを強く意識しています。管理しないと出来ない子に「勉強しなくても良い」という選択肢を与えるつもりはありません。全生徒平均445点の彼らですから、勉強へのプライドはそれなりに持っているでしょう。若干名、勉強から気持ちが離れつつある人が気がかりですが、しっかりと引っ張っていきたいと思います。

 例年、新中1は非常に手間のかかる学年です。勉強に対する意識が低く復習や宿題に対しての姿勢ができ上っていません。満点以外は不合格の各種小テストですが、合格者が少ないです。昨年度より、ペナルティ廃止・再テストできるだけ廃止の方向性ですが「テストあるから勉強してくるようにだけで満点狙いの勉強を全員がしてくるようになるのはまだまだ時間がかかります。そうなるまでは「見せ鞭」としてペナや再テストが短期的に有効なのも事実です。また。20回書き程度の少量のペナは「テスト満点でなくてもペナすればいいんでしょう」という満点を取れる勉強をしてからテストに臨むという目的から異なる方向にいくこもでます。また、再テストも同様で「再テストで合格すればいいやん」となりがちです。また、勉強の不出来を授業後に残したり、後日提出させる手法も否定的です。そのような対処療法で改まった例があまりありません。次に同じ過ちをしないような根絶療法が必要です。

 今の中3は中1の頃からendlessの改善やペナ制度の改善についてみんなで話し合ってきました。ペナの廃止によってテストへの意識の低下が案じられましたが、そんなことはありませんでした。新高1の子たちも提出物や課題の精度はかなり向上していました。唯一変わらなかったのは、小テストの勉強をあまりしない子の割合が1割だったこと。つまり、ペナや再テストがあろうとなかろうとしない子はしないということです。

 中1はまだまだ自分に甘い学年なので、まずは家庭学習を疎かにしていることへの話し込みから始め、改善されないようだと仕方ないのでペナ・塾へのお呼び出し等々様々な方法で良い方向へ導いていこうと思います。ワンセにない方針は「放置すること」なのでベストを模索し続けます。子育てに模範解答なし!

2024年3月19日火曜日

合格発表の出来事

 朝一の吉報はKYから!第一希望の学科で無事合格!続いてはRSからの吉報!!直後にはTHも廻し合格なしで第一希望での吉報!!そしてOYROからの吉報が続き、MAからも実は入試の手応えがとても良かったという話と共に吉報が舞い込み、公立一般7年連続、文理学科8年連続全員合格です。しなければいけないことは多いのですが、少し余韻に耽ってsay to oneself.

 今年の卒業生が中1のときは遅刻・宿題などに厳しく対応してきた時代でした。1年生のときに退塾勧告をした人も数名いました。小6のときからコロナ禍でアルコール消毒のお願いをしても守ってもらえない子がいて、なぜか医療従事者のご家庭ばかりでやきもきしたものです。世界中が健全な状況ではなく、心のケアの必要な子が多かった時期でもあります。

 受験生の秋になる頃には受験一色で頑張っていました。理科担当原、英語担当井川、また福島・佐々木のサポートがありました。全講師が一丸となって勉強を鍛え、その他気づいたことは耳が痛くとも注意していきました。打てば響く子たちですから。

 結果、公立も私立も無事に廻し合格なしで全員合格は何にも勝る吉報です。難関私立でも公立B問題でもC問題でも合格者平均点を上回る点数を取ってきていると信じています。咲くやこの花と都島工業、東がB問題ですが、おそらく全員の平均点でも東理数高校の合格点は余裕で届いているでしょう。全員、東理数の合格最低点を上回っていても驚きはありません。C問題では数学は全員、全部解けたと言っていました。理科も満点宣言をしていた子がいるほどです。

 本当に英語理科の伸びが顕著な一年間でした。経験からくる諦めがない若い講師なのが奏功したのでしょう。数学・国語も貯金を作れる教科になっていました。「授業に力を入れている塾」のキャッチフレーズに偽りがなかったことを、みんなの結果で証明できたのは非常に喜ばしいです。

 私の感想は喜びと安心が半々です。喜びは言わずもがな、あれだけ時間を割いて鍛えておいて万一の結果になったらという不安は常にありました。8年連続合格を換言すると9年前に残念な結果に終わったのがC問題元年。9年前の発表日、涙を浮かべながら開口一番の言葉が「ごめんなさい」でした。力量不足で合格に導けなかったのは私の責任なのに、謝られるとは。あのときの感情はずっと忘れません。申し訳なさ、信頼に応えられなかった不甲斐なさ。C問題2年目も充分な結果にはなりませんでした。過去は変えられない分、全てを糧に受験生に全力に対応していきます。発表日の第一声「ごめんなさい」を聞かなくて済むように。

2024年3月12日火曜日

受験生

 今日は公立入試日でした。全員合格を信じて頑張ってきましたが、やはり19日までドキドキが止まりません。今週は卒業旅行もあり、コンディション作りと授業準備、4月カリキュラムで非常にバタバタしています。それでも、先日も書きましたがとても楽しいです。悩みも含めて悩める環境があることに感謝するほど楽しいです。また、全講師が授業準備を怠らず、充実した前向きな授業をしていつつ、明るい事務所の雰囲気もとても嬉しいです。

 叱られる機会がぐんと減って一年経ちました。勉強の質の向上と、時間と場所を提供することに専念すると決めました。それでも、やるべきことをやっている実感はあります。一年間でこれほど全生徒の成績が上昇した学年はありません。ただ、中1のときにはルールの徹底を厳しくし、退塾勧告も複数名いました。オールorナッシングを求めいた時でした。

 彼らには各先生がかけている愛情の大きさについて、よく説いていました。先生に見切りをつけられる言動をしてはいけいということです。信頼関係や性善説で出来ているワンセは、その気持ちを裏切られるとその子に対する成績向上への気持ちが冷めます。そんな話をしました。

 普通の塾では言われませんが、人の信用や信頼を裏切ることは一番してはいけないことだとも伝えました。裏切り行為が何になるのかは人によって、時と場合によって異なります。それも考えないといけません。

 それを子どもたちに言うのですから、私や講師は当然出来ていて当たり前です。勘違いやボタンの掛け違い、事務的なミスなら誠意を持って対応すれば致命的な問題にはなりません。

 悪意を持って信用を裏切ったら、その行為者に対する気持ちは冷めて無関心になります。ずっとそんな話をしてきました。勉強は大切、でももっと大切なことは沢山あります。同様に、高校進学も大学進学も社会人になることも全て通過点です。目的意識を持って、学生生活を過ごして欲しい。

 そんな話も全部してきました。自信を持って言えます。勉強は過去最高に上昇した受験期でした。でも、その他の成長も同様に著しい一年でした。

 ワンセ卒業おめでとうand受験お疲れ様!


2024年3月10日日曜日

卒業生へ~贈る言葉後半Ⅱ~

 緑RO

 入塾時は卒業できるのか案じていた。きちんとしないと遂行とみなされないワンセルールが大変だったのだろう。

 そのとき感じたストレスの向こう側を知り、学生時代に知って欲しい課題を着実に完遂しなければいけないことを覚えた。おおよそで良いこともあるが、言われたとおりにしないといけないことも世の中には多い。

 勉強も、それ以外のことも大きく成長した学生時代。ほんの少し、面倒だと感じてもトライしてみて経験値を重ねて欲しい。

 緑RS

 地道な努力の継続を忍耐強くできるところが素晴らしい。できることが増え続けるのを見ていて楽しかった。

 勉強面において、素直に前だけ向いて取り組んでいた。自分のことはしっかりできたので、その体験を伝播しよう。まだまだ伝えたいことが沢山ある中で卒業を迎えた。

 もう少し早く来ていたら、もっと多くのことを伝えられたのにと感じることもしばしばあるのが心残りだ。あ、声は大きめがありがたいです笑


2024年3月9日土曜日

卒業~贈る言葉後半~

 緑TH

 相手の価値観を批判的に捉えないのは充分な長所だ。独特の感性があり、小中学生時代は苦労もした。視野が狭い反面、見えた範囲での気遣いはできる。

 アイデンティティや居場所は視野を拡げることから見つかる。自分の価値観を共有したいならば、相手の価値観をしっかり見定め、自分との乖離を常に考察することだ。自分の感想や思考だけ押し付けてはいけない。

 和して同ぜず。同調しなくても良いが、協調することは肝要であり、何よりはそれを考えることを諦めてはいけない。

 緑OY

 中3になったとき、文理学科希望を聞いて課題の量を勘案すると厳しい現実があった。課題を明示すると急上昇した。

 本気で集中したときの瞬発力は素晴らしい。C問題数学でも満点を取れるまで成長した。この成功体験を糧に、本気の努力を継続すれば結果は伴うことを覚えていてほしい。王貞治さんは「努力は実る。実らない努力は努力ではない」と言った。

 成功体験や自己肯定感は努力の結果得られるもので、偶発的に得たものよりもより効果的だ。何事にも精進を続けて欲しい。

 鯰江KY

 不器用ながらも課題をこなそうと努力してきた。時間がかかることはあっても前を向く姿勢は継続できた。

 晩成型は幼少期の成長曲線が緩やかなので苦労することもある。ただ、成長期がくると覚醒し、様々な能力が一気に伸びる。そのためには努力を諦めてはいけない。受験期には努力で結果を出した。

 まだ、本格的な覚醒期は訪れていない。前だけをしっかり見ていれば、報われる時が必ずやって来る。

2024年2月22日木曜日

最近の出来事

 今年の各学年の振り返りです。

 小4は幼さが残り、時には自分に甘くなる時期でもありました。それでも、国語を中心に学力が伸びると、算数でも出来ることがどんどん増えました。来年度は、気持ちの波を高め安定できるようコントロールしていくのが課題ですね。よく成長できました。

 小5は、当初算数が良くできると感じていましたが、圧倒的に国語力がつきました。既に国語だけで一般的な進学塾の通年教材の3冊分以上を演習し、更には私立中学最難関の問題集にチャレンジ中です。課題であった英語の苦手意識もなくなりつつあり、今が一番良い状態です。

 小6は打てば響く子ばかりで楽しいです。ちなみに楽しいクラスは手がかかる子が多いのが特徴です(笑)。課題も多く、短いスペースでは書ききれませんが、どこまで成長できるのか本当に楽しみです。出来る限り引っ張っていこうと思っています。

 中1は中だるみながらも自分の甘さと戦いながら頑張っている真っ最中。一学期中間テストが点数、または学年順位がベストだった(つまり成績が下がっている)子は1人もいません。ワンセらしく、じわりと上げる中2でありたいですね。

 中2は緑MYSK、SHに良いものを感じます。緑MYNHも悪くありません。クラス全体としても成績が大幅に下がった子は1人もおらず、一年生よりも良い点数を取った子が大半だった一年間でした。

 中3は今年も廻し合格なしで全員合格。特待生率も昨年度と同じ63%で、4年連続50%超えです。例年ですが、冬場からぐんぐん伸びているのがワンセの特徴。五ツ木の模試が2月にあれば、全員自己ベストを更新している自信があります。

2024年2月9日金曜日

楽しい

 最近(ずっとですが)この仕事をしていて楽しいです。

 小中学生を見て既に30年を超えました。ど根性ガエルの町田先生が「教師生活25年~」から始まるフレーズを、当時は永遠のように長期間だと感じていましたが、一瞬です。ちなみに何が楽しいって、子どもたちの成長です。どこよりも成績を上げ、どんな塾よりも真面目に授業している自信がある私だから言えます。「勉強は大切だけれど、もっと大切なことはある」と。挨拶がきちんとできる、約束を守る、親に感謝する、悪意のある嘘をつかない、自分を信じてくれる人を裏切らないetc…。

 私が決めているマイルールの一つに信頼を裏切らない、というものがあります。ワンセは基本的に全て性善説です。最近、ミーティングをしていると、一部の子たちに少し中だるみの兆候があるように感じます。私以外の担当は優しい講師が多いので、みんなにそんな話をしました。「〇〇先生が、授業終了近くになると、解説中なのに帰り支度を始めようとする子がいて悲しいと言っていた」という内容です。また「部活による遅刻欠席はOK。でも、遅刻時は出来るだけ準備は急いでして欲しい。長めに家でくつろぐのはワンセの思惑とは違う」「補習の補習はしない。事前に連絡のない補習の遅刻・欠席は最も先生のモチベーションを低下させる」などです。

 小中学生にモチベーションの波があるのは当たり前です。それでも、そんな話をすると前向きに聞いてくれたり、「しまった…」という顔をしながら聞いているのが楽しいのです。素直な子たちだな、こちら(講師陣)が思ったり悩んでいることを伝えると真っすぐに響くね、などと感じられるのが楽しいのです。この仕事を飽きることがない理由の一つです。

卒業生へ~贈る言葉②~

 いよいよ明日は私立高校入試の日です。解いた過去問は260本以上。そして、間違い直しに類題演習を義務化し、自分で考えて勉強することを徹底しました。全生徒平均の高さと、この一年間の伸びは歴代トップでしょう。そんな彼らに贈る言葉第2弾。

 茨田SK

 愚直なマイペース。良くも悪くも自分の世界・価値観がある。多様性の世の中、個性は尊重されるが、周囲を見る必要はある。

 好きなことへの努力はできるのだから、方向性を間違えないことだ。自分の価値観が世の中の平均と比較して、どのように異なるのか常に意識する。周りを知ったうえで、自分の考えをブラッシュアップすれば良い。

 そのためには、好き嫌いせず、知識を偏らせず、更に好奇心を旺盛にする。今まで見えなかった新しい景色もある。

 緑IH

 継続は力なりを体現した。勉強において出来ることが非常に増えたのは素晴らしい。また、メンタルも然り。

 私と福島、原、井川の感受性は大きく異なり、吸収できたことは多かった。多感な中学生時代に多くの刺激を受け、偏った思考(自分の世界)から周囲が見え始めたようにも感じる。素直な性格も奏功に寄与した。

 高校生になっても感受性のレーダーをしっかり働かせ、多くの価値観に触れ、取捨選択できるようになって欲しい。

2024年2月4日日曜日

最近の出来事~受験生~

 何気なく、受験生の過去問演習量を調べてみました。2/1時点で240本以上は解いているらしいです。ちなみに国語数学社会だけで私立高校理科英語は含んでいません。

 そんな今年の受験生は色々新しいことを取り入れた学年です。中1当時は宿題のやり方や時間について厳しく対応しました。社会に出たとき、ダメ出しをされることを中学生の間に何とかしようと躍起になった最後の学年でもあります。今は、遅刻・宿題の手抜きで厳しく注意する機会は激減しました。そんなことが望まれる時代は終わったのです。

 ー閑話休題ー

 今、私立中学の子がC問題対策に参加中です。ワンセっ子は一年前まで全教科歯が立たず、影さえ見えない程に離されていました。保護者の方は友人でもあり、ワンセスタッフでもあったので「今の状態で参加しても良い刺激を与えられない」旨を屈辱感と共に伝え、中3の冬を目途に仕上げると決めていました。それでも、中2の冬になっても全く文理学科レベルの教科の子はいませんでした。

 果たして、理科・英語の進化が目覚ましい1年間となりました。特進・標準に分けず全員参加しているのに、歴代最高点を更新することが多く、平均点に至っては過去の文理学科受験組に全く劣っていません。数学では、数学的センスがないと嘆いていたものの、地道な努力の継続効果でクラス全員が成長しています。兄姉がワンセの卒業生が多く、特に入塾前は「兄姉ほどには…(できません)」と言われてきたのに、ほぼ全員が兄姉超えの点数を取っています。

 各教科担当の教材研究と諦めない姿勢が奏功しているのでしょう。普通の子たちがC問題を解けるようになるまでを目の当たりにし、一講師として本当に嬉しいです。ウチのスタッフはみんな気が強く、負けず嫌いです。過去の平均点を常に意識し、それを超えられるように切磋琢磨しています。五ツ木の全生徒平均偏差値62は、集団授業塾ではどこにも負けない自負があります。それを入塾テストなしで達成しているのはみんなの努力の賜物。

 良く聞かれる成績アップの秘訣は「集中して聞く授業」「集中できる自習室」「演習ノート(管理)の徹底」です。ハッキリ言って、講師の性格がかなり重要なので他塾がシステム化しても成功する姿が想像できません。ワンセの先生ぐらいの素養や性格の先生を揃えることは現実的ではないからです。

 また、自習室の集中力はいつでも見てもらいたいほどです。私が来客応対して、無人でも私語が聞こえるようなことはありません。他塾生の保護者の方がいらっしゃたら、是非聞いてください。「授業中、みんな集中して話を聞いている?」「自習室はみんな静かに集中して勉強している?」みんな、というフレーズを強調して聞いてください。

 親ばかなので、私の自慢は、スタッフ全員の姿勢と子どもたちの努力の軌跡です。でも、自信を持って言えます。「ワンセの子たちはみんな、きちんと勉強しています」「ワンセの先生は感情移入しながら常にベストを模索して授業しています」と。ワンセの子たちが成績が上がっているのは勉強の質と量が違うからです。それを結果で証明しています。いつまでもそんな塾であり続けたいです。


卒業生へ、贈る言葉①

 いよいよ入試まで6日。色んな気持ちを込めて贈ります

TS

 寡黙な男。地道な努力は報われることも、報われないことも知った中学生時代。果たして、モチベーションにムラができた。

 9割努力しても、1割努力を怠ると取り返しが効かないこともある。ただ、努力を継続できた期間は他の人より長かった。中学生時代の努力は一生の糧になる。成功体験は大切だが、失敗体験から得るものも大きい。

 塾歴は長いが、会話時間はそうではなかった。私には伝わるが、言わないと伝わらないことも多いので、大切なことはしっかり伝えるようにしよう。

 鯰江MS

 演習ノートを誰よりも丁寧に取り組めた。継続は力なり。また、高校の選択も良かった。7年間かけて色々知見を広められる。

 独特の価値観は、同世代の同性と異なり距離感で戸惑うこともあったかもしれない。思春期はネガティブなことが気になる時期だ。人を傷つける言動をしないのは立派な長所で誇れる。

 自分の言動で気になることがあれば、それは改善し成長できる良い機会を得たということだ。何歳になっても意識さえあれば成長できる。自覚できたこと自体が良い経験だ。ポジティヴ思考でいこう。

 旭東MT

  勉強との相性は決して悪くない。暗記力も思考力も。ブラッシュアップしないと、兎と亀の兎モードになり気づけば追い越されてしまうこともある。

 長所は人の痛みをしっかりと受け止め、対処できることだ。ただ、優しさとは強さの裏側に存在するもので、強さがなければ、自分が傷つきたくないだけの弱さになることもある。だから、強くなろう。

 強さのブラッシュアップはストレスの向こう側にある。努力した人にしか見えないストレスの向こう側を、是非見れる人になって欲しい。

 

2024年1月25日木曜日

SNS

 最近の若者は文末に読点「。」を打たないのが流行り。そんなことはかなり前から知っています。20代は絵文字抜きの句読点あり。30代は混合。40代以上は絵文字大好き。顔文字は20代中盤未満はあまり使わない。 ジェネレーションギャップは常に意識しています。地域性も然り。

 でも、新聞の社説やお堅い系のメディアでも取り上げられるのが非常に違和感。違和感の正体は、年長者が若者に擦り寄る論調なことに起因しています。句読点のありなしや絵文字は世代によって受け止め方が非常に異なります。どうして、若者世代は句読点ナシを他の世代にも無意識に求めるのでしょう。どうして、年長者だけが若者に寄り添って、若者は年長者に合わせなくても良しとする文化になってきたのでしょう。

 私は、相手によって使い分けつつ、どう感じるのかは強く意識しないといけないと考えています。10代の若者が30代とDMやLINEをするとき、句読点なしだとどう感じるのか考えなくても許される風潮になっています。いつまでZ世代ともてはやし、物差しの基準を若者に全振りすることに強い違和感を覚えるのです。

 欧米は自己責任の考え方が定着し、自分の言動の責は全て自分が負うことという文化です。日本の子育てはお子さま主義で無責任なのに自由を与えることが最近の流行りです。自己肯定感や(年長だけが若者に)寄り添う、自分で考えて行動する(でも責任は取らない)等々。親にだけ子育ての責任を負わせるから子育てが罰ゲームのような論調の偏った考え方が増えているのです。親ガチャというネットスラングが定着しつつあります。

 そんな日本の風潮に違和感しかありません。子育てを揶揄し、子育てから逃げ、他人に無関心を是とする風潮にもです。若者だから年長者に傍若無人なふるまいをしても良いわけでありません。ただ、子どもに指摘する人や機会が激減しているのです。教壇に立っている限り見て見ぬ振りをせず、自分の良心に従って指導できる大人でありたいです。温かく見守りつつNo Means Noです。

2024年1月24日水曜日

最近の出来事

 あっという間に入試までもう少しです。そして、今冬最強寒波と自分史上過去最高のインフルエンザが猛威を奮っています。香港AもBも流行しており、2回罹患する人も珍しくありません。手洗い・うがい推奨です。

 さて、中学生の出来事から。中1は緑・茨田中が学年閉鎖中。せっかくなので空いた時間でお手伝いをするようにみんなに言いました。ちなみに本格的にチームRを稼働中。演習ノートもやってもらい1回目の確認テストを実施。果たして緑INのみ及第点。茨田北MOは時間をかけて演習した形跡はあるものの、間違えた問題の理解度に課題を残しました。逆に緑NYはテスト前までの時間に課題があったものの、良い間違い直しをしていました。今の最大の課題である「(全員共通の)宿題は減らして勉強の質を上げる」ことに尽力中です。そのためには自学である演習ノートの定着は欠かせません。

 中2は新入生緑NKが良いセンスをしています。順調にいけば学年末でもそれなりの結果は出せそうです。また、緑MYは塾のない日でも自分の意志で勉強しに来ています。その姿勢は受験期に覚醒できる可能性を大いに高めます。良い勉強をして欲しいと切に願っていますが、親心子知らず、先生心子知らず、まだまだ余力を残しているのは歯がゆいです。ただ、中1や中2の早期にスパートしていた時期は肝心の受験期に息切れする子が数名いました。それを勘案すると、多少歯がゆくとも、中3になったら少し課題を増やして、秋以降に部活引退後にスパートするほうが最後まで成長している現状がるので、それを倣(なら)おうと思います。

 受験生は相変わらず順調に伸びています。やはり演習ノート効果が大きいように思います。地道な努力が成果となる「継続は力なり」「雨垂れ石をうがつ」を実践しています。緑OYIHRSの数学は顕著で鯰江MS、緑THTSも悪くありません。桐蔭や関北、大和田等難関数学でも満点続出中で、過去最高点を更新しています。少なくとも中3の春先にこの学年で数学において歴代最高点を更新する子が現れることは全く想像できませんでした。普通の子がC問題に対応できるようになった素晴らしいモデルケースです。茨田SKや緑ROは、良いときと悪いときの差が激しいので、本番で上振れすることを祈っています。

2024年1月17日水曜日

No Means No(ダメなものはダメ)

 ここ数年、子育てをするのは親だけになり、親の責任がずいぶん重くなっているように感じます。長子なら、初めての子育てで理想と現実のギャップに苛(さいな)まれることが多いでしょう。自分の子どもが親の通知表だと自責の念にかられる真面目過ぎる人もいます。親の本当の子育て通知表は、自分の老後に届くのです。

 今年で24年目を迎えるワンセ。感情移入しながらお預かりした全てのお子さまに責任を持つ、という姿勢は不変です。最近は、叱ってもいいけれど怒ってはいけないが主流の考えでしたが、イチロー氏が自己肯定感に対して否定的な意見を述べ、注意しすぎないのは子育て上良くない、という意見も散見するようになりました。

 子どもは多くの経験を積む過程で、してはいけないことをして、覚えていていくことが沢山あります。私は、自分の眼前でしてはいけないことをしたとき、注意できる大人であり続けると決めています。また、それに対して注意するエネルギーがなくなったら教壇に立つべきではないとも決めています。

 世知辛い世の中、見て見ぬふりをするのが善という風潮に流されるつもりはありません。ダメなものはダメと明示できる大人でありたいです。勉強を通じで子育てのお手伝いをさせて頂く、という考えも不変です。怒ったら怖い大人は一人ぐらい必要だとも思っています。

 ダメなものはダメ、を英語にするとタイトルになるのですが、某団体のスローガンになり有名になったので書くタイミングを図っていたら今になりました。次回から数回に分けて理想の公立中学校、私立高校の在り方について経営者の立場からつれづれなるままに書こうと思います。

2024年1月4日木曜日

1/4の出来事

 新年早々、地震に飛行機事故と胸を締め付ける事件が相次いでいます。故人、並びに2匹のペットのご冥福をお祈り申し上げます。

 本日は調整日。自分自身の身体のなまけを取るために色々回り、恒例の天満宮の飾り絵馬も購入し出社。中3に自習室開放を伝えると、緑IHが早速登場。鯰江MS、緑TSもやってきました。ちなみに出社時にスタッフの井川ともすれちがい、少しずつ休みボケから回復してきました。

 過去問演習のための予習は1本あたり2~3時間かかり、集中力が途切れるとその倍ぐらいは必要になります。解説の仕方を考えて解くのは決して嫌な時間ではありません。ただ、普段事務所でしようとすると集中できない状態(質問やプリント要求など優先順位高いもの)になりがちです。

 今は生徒がいないので落ち着いていますが、明日から再び受験生の最後の追い込みです。ワンセっ子はここから伸びるのです!